【華漣】我が人生最高の牡蠣は小長井にあった【かれん】
肉と殻の間にスキマがない。 開いた牡蠣の、中びっしりに、身が詰まっている。
(more…)インドネシアの誇る発酵食:テンペ【焼くと旨い】
山賊焼きとは一体
アミの塩辛の真実
アミの塩辛は誤解されている。
キムチの漬け材料としては有用であるけれど、ひとつの食品としては低く見られている。
理由は簡単で、そのまま食べても塩辛いだけで美味しさがないからである。
でもそれは、間違っている。
(more…)地鶏の王様:名古屋コーチン
コーチンのモモ肉
「地鶏にしてはガリガリ固くない優しい食感の鶏」というおぼろげなイメージしか持っていなかった名古屋コーチンの各部位を堪能する機会に行き当たった。 まずはモモ肉。 目の前に一枚広げると、並の鶏より二回りほど小ぶりである。
唐揚げ、鍋、焼き鳥など様々な調理法が頭をよぎるところ、やはりコーチン本来の味を知るにはレアを楽しむ鶏のタタキである。
(more…)うなぎのカブト
小雨したたる思い出横丁を、外国人観光客の間を縫ってたどり着いたのが、カブトだった。 うなぎ一筋68年まっしぐらな大衆酒場である。
夕刻早い時間だったので席につけたのが幸い。 座るやいなや「どうします、一通りいきます?」とカウンター越しに声をかけられたので、そうした。
(more…)とろろとおぼろ
「モシャモシャ」
というのはウチでのとろろ昆布の呼び方で、言い出したのは一番の消費者、次女である。 ガチャポンカプセル大のおにぎりをこしらえ、皿に乗せて差し出したら自らモシャモシャをまぶしはじめる。
(more…)FARM SUZUKIの牡蠣
牡蠣を送ってくれたのは、広島の友人だった。
この夏ふたりで某所のオイスターバーを訪ねた折、連日満員なのにたまたま空きがあったので入ったところ、これがまためっぽう牡蠣は旨かったのだが、店の対応がデタラメで、すごい不愉快な思いをしながら逃げ帰った事があった。
「一押しの牡蠣なんで、ウチでマッタリつまんでね」とのメモ書き。
(more…)レンコダイ
魚屋で、青葉の上に一枚ずつ丁寧に並べられた、レンコダイが美しかった。
(more…)菅藻(すがも)
これは菅藻(すがも)という海藻を乾燥させたもの。
はじめて口にしたところ、天日干してある分板わかめみたいに濃縮された海の香がし、良き酒肴となる。
そのままつまんでも良いし、軽く炙ると風味を増す。 ご飯にも良し。 福井県鮎川産。