インドネシアの誇る発酵食:テンペ【焼くと旨い】
「テンペって知ってます?」
リハーサル中こう声をかけられたて、聞き覚えのない単語に耳がムズムズした。 「何ですテンペって?」
すぐに実物を見せてもらうと、ピッチリ真空パックに入れられた大豆の塊である。 「納豆の一種ですかね?」
テンペとは
インドネシアの常備食で、茹でた大豆をテンペ菌で発酵させたもの。
なんだよテンペ菌って…。
鍋に油を引いて弱火で両面こんがり焼くと、サクホクして呑める。 又、何もせずそのまま食べても私は旨いと感じた。 もっともこのテンペ、納豆と同じでダメな人はてんでダメらしい。
無論私は納豆Loverであるからとても美味しく完食した。
そういえば以前酒場で「まるで鶏! 大豆のから揚げ」というつまみを食べた事があり、あまりの鶏加減に驚いた事があったが、食感や風味からするともしかして、アレはこのテンペをすりつぶしてつみれにし、揚げたのもだったのかもしれん。
近くに売っていれば箱買いしたいレベルだが、まだ世間には広く流通していない模様。 ちなみに外国産かと思いきや国産、しかも長崎産である。
大屋食品工業の長崎テンペ、見かけたらぜひ、酒飲みならなおさら手に取ってみてほしい。