長崎でうどん?それなら『たけ久』がオススメよ!
運転中、路地に行列を見た。
まさか畳屋に並んでいるワケでもあるまいなと通りすぎたのだが後日気になって自転車でそのあたりを散策してみる事にした。
「なるほどうどん屋さんに並んでたのね。 たけ久、か」
検索すれば筑後うどんの店で昼間はたいそう賑わっているらしい。
あいにくまだ開店前だったので、ウロウロ時間をつぶしてまた来る事にした。 ところで「筑後うどん」って何やろか?
筑後うどんとは
コシの強すぎないやんわり麺。 隣接する久留米市が「久留米ラーメン」で一躍全国区となった事に好機を得、「筑後うどん」としてブランド化したもの。
筑後うどん振興会公式ウェブサイトより
なるほど。 とっさに牧のうどんが頭に浮かんだが、あちらは筑後うどんとは謳っていなかったよな。
ていうか、頂戴したコメントにある「長崎市の城山商店街に筑後うどんを出すお店」というのがまさにこのたけ久だったのかまさに五年ぶりの事実。
さて開店の11時だ。 店のとなりに専用駐車スペースが車一台分あったのでそこに自転車をつないでいると、
ウチのお客様ですか? それならこちらに自転車お止めくださいちょうど良いと思いますので!
と物腰しの優しい女性店員さんが促してくれたのでそうした。
いざ入店。 待ち構えていただけありこの日第一号客となった。 水を飲みながらメニューを隅々読んでいたところ、どうやら「かけうどん」がオススメであり、ゴボウなんかをトッピングするとヤバいみたいだが、あいにく動き回って汗かいた所だったので「ざる」を注文した。
その「マイざる」が茹でられている様子を黙々眺めていたら、お客が二人組、家族連れと相次いで来店してきた。 開店直後なのにやはり人気店なのだ。 店の裏がパチンコ屋という好立地でもあるし、お客には事欠かないハズだこれ。
たけ久のざるうどん
うどんが到着した。 「THE・ざるうどん」といった堂々とした盛りとボリュームである(大盛りだと相当な量のハズ)。
薬味にはネギとわさび。 ツユは思ったより甘くない。 高々と麺をつかみあげてススりこめば、ツルトゥルな讃岐うどんバリのコシにノド越しも激しく超好みのタイプだった。
下調べしておいた筑後うどんの特徴とはかけ離れているとも思ったが、この際ジャンルはどうだって良い。 旨けりゃそれが正義なのだ。
たぶん「かけうどん」だと筑後っぽい特徴がフルに引き出されるのだろうなと考えながら、ものの2分で平らげて店を後にしたのだった。 安いよ。
筑後うどん たけ久
- 長崎県長崎市城栄町2-5
- 11:00~20:00
- 木曜日休