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2011/05/19 品々

超音波アロマディフューザー 無印良品

先日娘とデートした際、どさくさにまぎれてカゴに入れられたのが、超音波アロマディフューザー。 火を使わずに、超音波による振動で水+アロマオイル(エッセンシャルオイル)を霧状にし、部屋に拡散させるものだ。

むかーしアロマポットを焚いていたこともあったが、近頃めっきりご無沙汰していた分野である。 カバーを開けて、水とオイルを混ぜたものを注ぎ、カバーを閉じてからスイッチオン。 すぐに煙のような霧があふれてくる。

香りに熱を加えないから、オイル本来の自然な香りを楽しむことができる、と説明にある。 あまりの芳しさに、娘は鼻をヒクヒクさせている。 さてこれをどこに設置するかだが・・・寝室へ置いて寝る前に作動させ、いい香りの中眠りにつく、というのはどうだろうか。

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2011/05/18 品々

デジタルフォトフレーム

お知らせのプリント、作品・・・毎日子供たちが保育園から、小学校から持ち帰ってくるそれらは、4人分ともなるとすさまじい分量になる。

学校、園からの単なる連絡事項のプリントや、子供たちの想いがあまりこもっていない作品などは、躊躇なく捨てることができるのだが、大作や、思い出のひとつとして残しておきたいプリントなどは捨てられない。

だから子供ごとに作品はダンボールに入れ、プリントはファイルをして保管してきたが、もはやこれまで。 とてもじゃないが、これを生業にでもしないかぎりは処理しきれたものではない。

どうしても残しておきたいもの意外は、スキャンしたり、写真として残すことにしてバッサリ捨てた。 家も、気分もスッキリした。 なによりも整理作業から卒業できたことが精神衛生上良い。

このようにして残った一握りの作品たちは、ただハードディスクに保存しているだけではつまらない。 人目にさらさなければ意味がない。 そこで今回初導入したのが、デジタルフォトフレームである。

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2011/05/16 品々

無印のお玉おき

めったにないシチュエーションだが娘とオイ、二人だけで遊びにでかけた。 いわば娘とのデートである。

小学生になり急成長した模様で、話し方やしぐさがグンと大人びてきた。 大人びてきたというのは少し言いすぎかもしれないが、とにかく保育園時代と比べてかなりお姉さんっぽく振舞うようになった。 小学校に通いはじめてまだ二月ばかりだというのに、こんな風に変わるもんなんだなあ。 男の子とはまた、全然違う成長具合。

まずは食事をした。 お望みどおり、パスタである。 注文も自分でテキパキとこなすので、親的には楽。 長男はいまだにモゾモジしながら決めあぐねたりするのだが。

パスタを待っている間、食べている最中、ずっと友達の話や最近あったことをアーだ、コーでないとまくしたてる。 これぞマシンガントークである。 自分のことばかり話すのかと思えば、やれオイの着ているシャツが少し長いとか、そろそろ散髪に行けとか小言も言いはじめる。 なんかやっぱり、家内と似てきているような気がする。 うわさには聞いていた現象ではあるが。

腹ごしらえを済ませたところで観覧車に乗ると言い出したのでココウォークへ。 方向全然違うんだけど仕方がない。 個人的には観覧車も得意ではないが仕方がない。 次はちょっと休みたいというのでカフェへ。 再びマシンガントーク。

そしてメインイベントの買い物へ。 買い物大好き少女なのだ娘は。

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2011/05/13 品々

堀田木工所(hotta woody)の学習机

長女の小学校入学にあたり、学習机を購入した。

長男同様、浜本工芸にしようとも考えたが、それでは面白くないので別のメーカーを選ぶことに決めた。

やはり机は現物を見て買うほうがよいと思う。 家具屋の学習机展示コーナーへ向かったが、どれも似たり寄ったりの形をした机ばかりだ。 実際に使うことになる長女も連れてきて、一緒に選んだほうがよいものだが、それではきっと、かわいい絵柄のあるものや、奇抜なデザインのものがいいと言うに違いない。 家内と手分けして、よさそうな机を物色していく。

ひとつひとつ机を撫でながらうろついていたところ、他とは違う心地よい手さわりの天板を持つ机があった。 まだ全体の半分も見ていないのだが、この机がいいと思った。

それが「hotta woody(堀田木工所)」の作る机だった。

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2011/05/09

薄田 泣菫 『茶話』

薄田 泣菫の『茶話』を読み終えた。

茶話は大正末期から昭和にかけて、毎日新聞に掲載されていたコラムであり、当時の毎日新聞は、この茶話だけで売れていたと、開高 健が『知的な痴的な教養講座』に書いている。

今回読んだものは、昭和三年に創元社が出した『茶話抄』に収録された著者自選の154篇を再録したというもの。

丸谷才一は、薄田 泣菫について次のように語った。

泣菫は例のコラムニストのはしりなわけだが、 しかしこんな紹介の仕方をしたせいで、後世の猥雑なコラムと同一視されては気の毒だから、 一つ見本を出してみよう(「俳諧師の頓智」を引く)。

泣菫は、知的であることと暖かい肌合いとが一致しており、イメージの使い方がじつに巧妙だ、と評している。

その「イメージの使い方」について、解説の坪内祐三はこう書いている。

イメージと言えば、『茶話』を一読した読者は、泣菫が人間を動物にたとえる比喩表現に巧みなことに気づくだろう。  そしてその比喩が独特のユーモアをかもし出していることも。

読んでいて気になった表現を以下列記。

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2011/05/02 品々

香酒盃(こうしゅはい)

香酒盃(こうしゅはい)

あるバーで飲んでいたときのこと、目の前の棚にズラリとディスプレイされているカップのひとつに目が止まった。 陶製品で、表面に大きくワタリガニが描かれている。 チューリップの花のようにモコッとしていて胴に筋が二本走る。

焼酎を注文したら、バーテンダーはその棚からカップをひとつ取ろうとした。 ワタリガニが選ばれることを望んだが、残念ながら、虹色のグラスを彼は手に取った。

「あのー、できればその、カニが描かれているグラスで飲んでみたいのですが・・・」とお願いしてみると、すんなり了承を得た。

近くで見ると、なおさらいいカップだ。 ズシリと重く、カニは細密に描かれており、中身の焼酎はどうでもよくなってきた。 すぐさま飲み干して、カップをなめるように見回した。

「それ、有田焼なんですよ」とバーテンダー。 大分前に有田陶器市で購入したものらしい。

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2011/05/01 品々

【安い】有田陶器市【体験記】

2011有田陶器市で購入した陶器

有田陶器市

子供たちを連れて有田陶器市へ向かった。

雨模様にも関わらず、あちこちに設けられている駐車場はいっぱいで、人があふれかえる会場。 道の両側にずらりと並ぶ陶器店に圧倒される。 2割引、3割引は当たり前で、中には「全品半額」との張り紙もみえる。 人それぞれに、陶器の入ったビニール袋を重たそうに提げて、次はこの店に、いやあっちに行ってみようと、まるでテーマパークにでもいるかのように、楽しんでいる様子がうかがえる。 中にはコンテナを三段積んだ台車を持ち込んで、その中に買った陶器を山のように積んで押している人もいた。

子供たち三人は、はぐれないよう手をつなぎ合いながらオイの後ろをだまってついてくる。 と、思いきや面白そうなものを見つけると皆でそこへ飛んでいってしまうので目が離せない。 陶器は見たいし、でも子供からは目が離せないしで、忙しいったらありゃしない。 こうなることは楽に予想できたから、一人で来ようかとも考えたのだが、子供たちに陶器市の経験をさせてやりたかったのだ。

今回のお目当ては、いや今回もと言ったほうが正しいが、酒器と肴を盛り付けるための器である。 子供たちがまだ小さいので、普段使いの器はシンプルで形の統一されたものを使わざるをえないが、一人でゆっくり酒を飲んだり、来客時に格好をつけるための器というのも必要なのだ。

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2011/04/28 衣類

グラミチパンツ

1982年、カリフォルニアでグラミチ(Gramicci)は生まれた。 創設者はマイク・グラハム。  自身ロッククライマーであり、当時のクライミングウェアに満足できなかった彼は、自らの欲する機能を持つウェアを作り出したのだった。

代表アイテムであるグラミチパンツの特徴は、ガゼットクロッチとよばれる股下の特徴的な縫製にある。 これにより、180度足を開いたとしても、生地がつっぱらずにスムーズな動きができる。 これはロッククライミングシーンにおいて、とても重要な事柄だ。

さらにウエスト部にはWebbingベルトが取り付けられており、片手で自由に締め付けを調整できる。 まさにロッククライミングのために生み出されたのが、グラミチパンツなのである。

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2011/04/19

宮崎 駿『出発点 1979~1996』

出発点 宮崎駿

宮崎 駿の『出発点』をひと月かけて読んだ。

宮崎アニメのマニアだというわけではない。 ひとりのファンとして作品を鑑賞しては、感動しているという程度のごく一般的な好感度をスタジオジブリに抱いているわけで。

それにしてもこの本は面白かった。 以下、覚えておきたい部分を引用する。

天空の城ラピュタ

アニメーションはまずもって子供のものであり、真に子供のためのものは、大人の鑑賞に充分たえるものなのである。 パズーは本来の源にアニメーションをとりもどす企画である。

テーマもなにも、男の子が女の子と出会ってひと肌脱ごうという(笑)話で、男になったってだけなんです。

昔に書かれたSFという感じで作ったのです。 蒸気機関車の頃に書かれたSFのように書いたんです。

カリオストロの城

「・・・・・・もう十年以上昔だ。 オレはひとりで売りだそうとヤッキになってる青二才だった」(「カリオストロの城」のセリフより)

紅の豚

国際便の疲れきったビジネスマンたちの、酸欠で一段と鈍くなった頭でも楽しめる作品、それが「紅の豚」である。 少年少女たちや、おばさまたちにも楽しめる作品でなければならないが、まずもって、この作品が「疲れて脳細胞が豆腐になった中年男のための、マンガ映画」であることを忘れてはならない。

となりのトトロ

「となりのトトロ」の目指すものは、幸せな心暖まる映画です。 楽しい、清々した心で家路をたどれる映画。 恋人たちはいとおしさを募らせ、親たちはしみじみと子供時代を思い出し、子供たちはトトロに会いたくて、神社の裏の探検や樹のぼりを始める。 そんな映画を作りたいのです。

これははっきり言いたいのは、あの時代が懐かしいから作ったんじゃありません。 やはり子供たちがあの作品を見たのをきっかけにして、ふと草むらを駆けたり、ドングリを拾ったりしてくれないかなとか。 もう本当にわずかになっちゃったけど神社の裏側にもぐって遊んでくれないかなとか、自分の家の縁の下を覗いてドキドキしてくれないかなとか、そういうことなんですよね。

アニメーションの主題歌はアイドルの売り出しに使われたりしますが、流行を見ても、結局声が出ず、音域のせまい今様の歌は子供たちの心をとらえていません。

せいいっぱい口を開き、声を張りあげて歌える歌こそ、子供たちが望んでいる歌です。 快活に合唱できる歌こそ、この映画にふさわしいと思います。

もうひとつの歌は、挿入歌です。 淡い物語を彩る歌ですが、劇中で子供たちが唱歌のように歌える歌にしたいと考えます。

トトロも縄文人から縄文土器を習って、江戸時代に遊んだ男の子をマネしてコマ回しをやっているんでしょう(笑)。 トトロは三千年も生きてますから、本人にとってはついこの間、習ったことなんです。 ひょっとしたら、カンタのバアちゃんが親にしかられて泣いて歩いていたとき、トトロに会っているのかもしれない。 トトロはひょっとしたら、小さいときのバアちゃんとメイを同じ女の子だと思っているのかもしれないんですよ(笑)。

最初は「このへんないきものは、もう日本にはいないんです。 たぶん」って書いたんですよね(糸井重里)。

  • カンタのノートに落書きしてあるのは杉浦茂のマンガ
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2011/04/04 文具

文庫本ノート

スマートフォンに替えて本当によかった。 こういうことならばもっと早くから替えておけばよかった。 携帯を機種変更してこれまでよかったと感じたことはみじんもなかったが、今回ばかりは正解だ。 今PC内のブックマークをスマートフォンに移行している最中。

これまで携帯メールを嫌っていたのは、入力のもどかしさによるものだった。 打っててイライラする。 ツイッターでもつぶやくのがおっくうになるほど、入力にチマチマ手間がかかっていた。 それがタッチスクリーンに表示されるキーボードでサクサク打ててしまうんだから、もうこれだけでもスマートフォンに替えてよかったと思う。

メモも楽にとれる。 普段メモ帳を持ち歩いているが、これも不要になるのではないかと思えるぐらい、スムーズにメモれてしまう。

と、いいながらもやはりメモ帳は欠かせない。 何もメモるのは、文字だけではないからだ。 図であったり、マインドマップであったりもする。 スマートフォンのアプリにそれらの入力補助をするものもあるらしいが、いかんせん、このテの件は今のところ紙とペンに頼ったほうが能率的だと思う。

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