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2009/02/18 ファニチャー

浜本工芸の学習机

浜本工芸:机

息子の新入学にあたり、ランドセルはこの前購入した。 今度は学習机である。

予備知識がまったくないので、しばらく検索して情報を集める。 小一時間すると、大体の見当がついてきた。

メーカーには知っているもの、そうでないもの多数あるが、中でも気になったメーカーは、カリモクと浜本工芸だった。

カリモクは人気が高いようであり、浜本工芸は品質がいいような気がする、というのが現在のイメージ。

両者のサイトをじっくり見てみるが、いまいち何を言っているのかよくわからない。 要は、わかりにくい気がした。 ラインナップが豊富で、組み合わせ例など多数掲載しているが、一体どこまでが机なのか、どこからがオプションなのかを理解するのにしばらくかかった。

だんだんイライラしてきてもうどっちでもいいや、手っ取り早くネットで買ってしまおう、とも一瞬考えたが、これは自分の買い物ではなく、息子のための買い物なのだ。 そう簡単に済ませるべきではない。

浜本工芸のサイトをくまなく見ていたところ、販売店一覧に、長崎の馬場家具があった。 さっそく現物を見に行くことにした。

馬場家具には様々なメーカーの机が所せましと並べられていた。 まず目に入ったのがカリモクのティポリーノというモデル。 シンプルで使い勝手がよさそうだな、と、眺め回し、引き出しを開けたり閉めたりしていたところ、店員さんが近寄ってきた。

人気があるモデルであり、デスクワゴン、上置との組み合わせ方によって様々なレイアウトができる、と実例を見せてもらった。

「ほぉ、このパーツがここにきてこうくっつくのか!なーるほどー」と思わず膝を打つ拡張機能に心奪われる。 あとの机は一切見ずに、もうこれを買ってしまいそうになっている。

そこでカミさんが「ちょっと、浜本は浜本。」と耳元でささやく。 ああそうだった、そもそもここへ来たのは浜本工芸の机を見るためだったのだ。

浜本工芸の机コーナーに向かう。

カリモクと似たような姿形をした浜本の机が並べられている。 値段に大差はないようだ。 机を眺め、触りはじめる。

「!」 一瞬でわかるこの違い。 手で机をなでたときの感覚が、カリモクやその他の机とはテンで違う。 なめらかであり、重厚だ。

すぐにカミさんを招きよせ、触らせる。 やはり「おー」と声がでてしまう重厚な作り。 とりあえず展示してある他社の机の手触りを全部確かめてみる。 触れば触るほど、浜本工芸の机のよさが際立つ。

浜本の机に戻る。 なめらかに引き出される「引き出し」に感心していると店員さんが近寄ってきて「浜本工芸は家具も作っていますからね。 そのノウハウが学習机にも活かされています」と、細部の説明をしてくれる。

浜本工芸:引き出し

浜本工芸は広島の総合家具メーカーであり、机にはナラ材を使用している。 加工から仕上げまでを国内生産で行うそうである。

今見ている机の横にあるモデルは、愛子様が使っているものと同じ系統のものになるそうだ。 皇室御用達の机だということらしい。

浜本工芸の机を買うことに決めた。 次は、どのモデルを選ぶかである。

色々見たが、やはり一番最初に目に付いたシンプルな作りの机が気になる。 ムダのないスクエアなデザインは飽きがこないはず。 これに決めた。

購入したのはNo.01タイプの机である。 専用のブックスタンドも含めて125,685円だ。

机は天板の幅が3種ある。 それぞれ93cm、100cm、110cm。 ブックスタンドも天板と同じサイズ展開。 上の値段は、110cmのものになる。 小さいのもだったらいくらか安くなるが、机は広いに越したことはないと思うので、110cmを選んだ(展示してあるものは93cmのものだったが、イスをしまうとギリギリの寸法になり、どうにも窮屈そうだった)。

机は決定、次はイス。 イスははっきりいってどの机メーカーのものもあまり関心しない。 長時間肉体と触れ合う部分であるからして、適度なクッション性が求められる。 なのにどれも窮屈そうな印象を受けた。 見た目は机とよく合うが、ずっと座っていられないような気がする。

なのでアーロンチェアのSサイズに決定、というわけにはいかない。 相当予算オーバーになる。

とりあえずザッと見回してみると、クッションの厚い、かわいらしい回転イスを見つけた。 クロガネのもので、座面が前後にもスライドする所が気に入った。 キャスターは座ると沈み込んで動きにくいようになる。 値段の割には高機能なのでこれに決定。 座面の色も選べる。

クロガネ回転イス

とにかく実物を見て、触ってみると浜本工芸がダントツによかった。 webではわからない。 学習机の購入を検討している方は、是非一度、展示場に足を運んでみてはいかがだろうか。 いやしかし久しぶりにワクワクする買い物をした。

デスクユニットNo.8000というシンプルな机がすごく気に入った。 そのうちオイ用に買うかもしれない。

※2 馬場家具の男性店員さんはしつこくなくて、それでいで知識も豊富で非常にいい人だった。 

浜本工芸:ロゴ

リンク

長女の机は堀田木工所のものにした(2011/05/13)。

“浜本工芸の学習机” への1件のコメント

  1. […] 長男同様、浜本工芸にしようとも考えたが、それでは面白くないので別のメーカーを選ぶことに決めた。 […]

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