ぱぱぷー
1歳半になる次男はよく話すようになった。
話すことは大体理解できるが、なかには「何故それをそう発音?」という言葉もある。
「パパプー」
パパプーとは? 一体何? パパプーパパプー連呼する息子が何を欲しているのかわからない。 何日かしてようやく「卵」のことだということが判明した。 目玉焼きを指差してぱぱぷーぱぱぷー言うのだ。
ぱぱぷー = たまご。 こーれは難しい。
保育園の友達の名前はスラスラと言える。
「Aくーん」「A子ちゃーん」など。 なぜか大抵二度言う。 「AくーんAくーん」
理由はわからないが、言えない名前もある。 複雑な名前ではない。 たとえばよしこちゃん(仮名)と言わせてみる。 「よしこちゃんと言ってみて」
「あふぇひぇふぇひょ?」とかなってしまう。 ありえない発音に一同爆笑すると、自分が言ったことが笑われたと理解していて怒る。
たぶん、発音したことがない言葉は、簡単なものでもうまく言えないようだ。
そんな言葉も2、3度練習するうちにすぐ言えるようになってしまう。 子供の成長は早い。