【音デカすぎ】 九州を襲った凶雷

テレビの前でうたた寝をしてしまったらしい。 どうして目が覚めたのかというと「ブツッ、ブツッ!」という耳障りな音が、スピーカーから響いたからだった。
「まだ1時過ぎじゃねえか・・・」起き上がり、ちょっと寝違え気味の首をさすっていると突如「ッドーン!」という、ありえないくらい大きな雷鳴が響いた。
寝違えどころでない。 これまでの人生において、一番デカい雷に今遭遇している・・・きっと近くに落ちたに違いない。
(more…)鯡閂鯑
とし子ババ
ラクにスルーされた話

広告業界の友人と飲んでいたところ、面白い話を聞きましてね。
紙の力は衰えたと言われてもう何年も経ちますが、そんなことないぞ!という話です。
某チェーン店のチラシを作成する事になり、チラシの部数は減らしてウェブ媒体に力を入れるようになって数年の所、いまいち効果がかんばしくないからいっそ、
やっぱ紙だ、ウェブとかワケワカランものに金使うより紙だ!
とチェーン店の社長がゴーマンかまして紙部数を二倍にしたところ、有り余る効果があったそうで。
友人:「やっぱ紙強ェーわ、紙!」
と、彼の所属する部署にはビッグウェーブが起きているそうです今。
さて。
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私創成期より利用しておりまして、たしかに安くて便利なんです。
(more…)足はどこから始まってるのか?

アテもなく書店に入ったら、面白いように読みたい本が見つかり、狂喜乱舞する時がある。 すぐさま家に帰り、一心不乱読みふけりたくなるが、その帰る道中のワクワクがまた楽しい。
一方本を買いに行き、ぐるぐる店内を回ってみても、読みたい本なんてありゃしない時も、ある。 これは書店の規模等関係なく、気分のせいが大きいだろう。
先日ヒマつぶしに本屋を覗いたところ、見事に読みたい本が見つからなかった。 もう、読書に飽きてしまったのではなかろうかと自問したくなるほど、無かった。
そこでため息交じりに出口へ向かったところ、平積みコーナーに目が向いて、何故か『ねこ背が治って心も体も強くなる!』という文庫に手がのびた。
(more…)市場
薄暗い場内はザワザワ黒山の人だかりで、所々ぼんやり輝く白熱灯が、人を、食材を照らしている。
子供であるオイの視界は悪い。 時折、大人の脇下から店を覗けば飴色をした巨大な肉塊がぶら下がっており、捕らえられた宇宙人みたいな小鳥の丸焼きがずらりと並べられている。 たしか一匹150円だったか。
(more…)夫婦喧嘩ば食らう
また家族が増えた、といってもカミさんが妊娠したわけではない。 4人もいれば、さすがにもう大丈夫だろう。
増えたのは一気に二人で妹、そしてその息子である。 なんでも旦那とケンカしたそうで、顔を見るのもイヤだから泊まりにきたのだとか。 つまり夫婦喧嘩。
夫婦生活の先輩として、いやっちゅうほどよくわかる状況だ。 オイもこれまでにカミさんと何度ケンカしてきたことだろう。 男と女は違う。 何故結婚してしまったのだろうと考えたこともあった。 でも最後は何故か、うまく収まってしまうのだ。
「子はかすがい」という。
(more…)4月か

というか今日から4月たい。 スパイ小説にスパイが欠かせないように、4月にはサクラが欠かせないような感じがするね。 そう、4/1ということでエイプリールフールでもあるね。 そしてここ長崎では、日本初のまち歩き博覧会だという 長崎さるく博というのが始まるわけさね。
「さるく」とは、「さらく」なんていわれ方もする長崎弁で、 まーいうならば「歩く」という意味でよいと思う。 会期は10/29日までというけっこう長い間続くそうなのでさるきまわるのもなんだかよさそうですね、はい。
いやしかし夜桜で一杯やりたいというオイの思いもむなしく今日は雨ですばい。 咲いた早々、けっこう散っちゃいますね桜さんよ。
シメサバが変
この店最近よくTVCMなんかやってて、長崎ではもうじき「さるく博」なんか開催されるというのに、もしも観光客の方がこの店に入り、シメサバを食ったとすると、なんとお詫びを申し上げてよいのかワカラン次第でありますホント。 長崎は魚いっぱいあるんだからさぁー。 もうちょいちゃんとした料理を作ってくださいよ某居酒屋さん。
やな店
たまにはなじみの居酒屋以外の店へ浮気してみるのもよかかな。 さて。
居酒屋Aの看板 : 「サーモンの刺身 550円 脂のっています!」
とか店の前に小さい看板がでてたらそこには入らんよ。 だってさ、サーモンっていえば養殖でマルマル太っているのがチリあたりから輸入されているものがほとんどなワケでさ、脂がのってるというかのせているわけでさ。 旬もなにもない年中ある魚だからさ、それをオススメに掲げているということは、「このみせイイ魚なかとばいね。」とか勘ぐるわけさね。 よってパスっす。
居酒屋B : 「本日のオススメ -イカゲソ、ハマチの刺身、かき揚げ- 」
うーんこの店の前、たまに通るんだけど、いつも同じオススメメニュー。 毎日同じものをすすめられてもね。 困る。 行かない。
居酒屋C : 「本日のオスメ -レバ刺し- 」
の文字が目に飛び込んできた瞬間、気がついたら入店し、レバ刺しとキムチと生中を注文。 こじんまりした店なので、厨房の料理人の声が丸聞こえ。 「あ、レバ刺し無い!」 思わず自分の耳を疑いたくなるようなやりとりが聞こえてきた後、注文聞きの兄ちゃんが、「レバ刺しないです。」と言う。
「無いです。」か。 そんな時はこう言うんです。 「すみません。 今日のオススメの看板にはレバ刺しと書いておりましたが、切らしてしまいました。 もうしわけごさいません。」と。 どうもあなたがたのレバ刺しに対する思いとオイのそれではかなりの温度差があるね。 でもまあオイも大人だし。 入店したのならばしょうがない。 ちょこっと食って飲んで、別の店行くか。 ということで、あまり豊富でないメニューの中から適当にたのんで、最後に鳥皮を注文。 「(オイ)鳥皮をください。」「(注文兄ちゃん)は?皮(かぁわぁぁ)?」
仏のオイが黙っていたのもここまで。 こんな態度の接客をするような人間のいる店では、オイなんも食わんもんね。 その兄ちゃんにこっぴどく説教したあげく、厨房奥のマスターにも気の済むまで文句を言って、速攻店をでた。 鳥皮をたのんで何が悪い。 いいじゃないか鳥皮を食ったって。 だってオマエの店のメニューに鳥皮って書いてるんだよホラここに。 大体さ、おかしいと思ったんだよ鳥皮があるなんてさ。 なんか君んとこのメニューの中でもその鳥皮だけ浮いてたんだよね。 だから異様に目に付いて、注文しちゃったんだよねオイ。
もしかするとその兄ちゃんは割と年のいった新人で、まさか自分が働いているこの店に鳥皮があるなんてそんなハズはないだろうと考えたのかもしれん。 オレが働いているこの店に、焼き鳥屋でもないのに鳥皮なんてあるかよと、オイに言いたかったのかもしれん。 でもね、あるんですよ鳥皮が。 ホラここに書いてある。
というふんとにもう腹の立つ思いをしたあとの酒は、それはそれで美味いんだなまた。 やっぱりいつもの店に行くとするか。