WAREHOUSEのデニム:Lot 900XX ONE WASH レビュー
WAREHOUSEのスウェットを購入した事をこないだ書いたが、やはりこのような結果となってしまった…別アイテムも気になりだしたのだ(笑)。
公式サイトを覗いていたら目についたのが900XXである。 素材のこだわりはそのままに、ビンテージには存在しない現代風のラインを持つデニムだと説明書きにあるのを見て、即購入してしまったのだ。
これまでも、ディテールに惹かれたデニムメーカーがあったのだが、ラインも当時のものを踏襲している為、着こなすシーンが限られると思い手を出さずにいたので私にとっての福音でもあった。
WAREHOUSE Lot 900XX(SLIM) ONE WASHの使用感
いざ手許に届いた900XXをしげしげ眺めると、ビンテージデニムのレプリカを買い漁っていた少年時代を思い出した。 このゴワゴワした質感の手触りをすっかり忘れていた。
足を通すと、膝下からゆるやかに細くなっているものの、ユニクロのスリムフィットと比べると肌に張り付く感じがない。 というかジャストサイズで履いた501みたいなサイズ感である。
と書きはしたが、このワンウォッシュ状態での履き心地でアレコレ言うには早すぎる。 最低一年半は着込んでみないと、実際の所は分からないハズだ。
そこでこのページにおいて、901XXのエイジング記録を執ってみる事とする。 ちょうど全体像を撮っておいたので、それを気が向いた時に追記してゆく事としよう。
901XXのエイジング記録(22/11/10)
購入したばかりで足を通していない状態。
901XXのエイジング記録(22/12/10)
着用後ひと月経過。 色味がおかしいが、写真の写り具合によるもので、実物はまだ青々している。 シワがくっきり入ってきた。
901XXのエイジング記録(23/01/31)
ちょっと写真が粗いが、それは色味を正確に表現するためあしからず。
901XXのエイジング記録(23/02/23)
だいぶアタリがクッキリしてきたのでここで一度、洗濯する事にした。
洗濯方法は、昔からやっていた独自のもので、風呂に一緒に入るというもの(笑)。 そしてボディーソープをたわしを用いて軽くこすってよくすすぎ、あえて天日に干すというもの。
予定では三か月履くごとに同じ方法で洗濯する。
ちなみに今回初洗濯だったのだが、ワンウォシュはほとんど縮まないものだと思っていたが、結構縮んだ。
結果よりジャストフィットするようになり、上に「501を履いているみたいだ」と書いていたが、ようやく本来のラインが現れたと思われる。 一層愛着が湧いていた。
縮み幅は、体感的に各所1センチずつ収縮したような感じ。 なのでワンウォッシュで購入し、仮にそれがジャストフィットだった場合はかなり窮屈な思いをするハメになるので注意されたし。
901XXのエイジング記録(23/06/04)
また履きはじめて三か月経過したので洗濯。 だいぶアタリが出てきたが、水に濡らすとまだ濃紺と言える色味なのでもっとガンガン履かなきゃならん。
これから暑くなってくるので色落ちも激しくなるかと思う。 三か月後にこうご期待。
901XXのエイジング記録(23/09/12)
後ろのちょうどお尻の割れ目部分にあたるステッチが切れた…WAREHOUSE社では今リペア受け付けていないようだし…。 さてどうしようか。
ちょっと糸が弱すぎると思うのだが、綿糸なのだろうか。
気になる点
購入してすぐ気づいたのだが、ちょうど裾のあたり丸印の部分に、アイロンを当てたように深い折り目が走っていた。
何日か履けば消えるだろうと思ってそうしていたが、なかなか伸びてくれない。 そこで当て布をしてアイロンのスチームを当ててみると、いくぶん伸びた感じはしたが、いまだに目視できるぐらいシワが入っている。
製造工程で生まれたものかどうかは不明だが、今後エイジングに伴う色落ちをした際に、その折り目部分がどうなるのかがいささか心配でもある。
ちなみに公式サイトの洗濯法のページを見ると、次の文面がある。 洗濯そして脱水後の処理について。
たたんだ状態の癖がついていないかを確認。 糊が取れたばかりの頃はまだデニムが硬いので折れ線がついたまま天日干しすると、その部分にアタリが出てしまう事があります。 ジーンズを筒状に皺を伸ばしてください。
太字部分を読んでもらいたい。 私が今回購入したのはワンウォッシュだったので上記の状態にあたるのだがつまり、ウエアハウス社自身が上記の部分を見逃したものを製品として私(客)に販売したというワケである。
なので購入する際もしもこのようなものを見つけた場合は、交換してもらうのもひとつのテかもしれない。
※乾燥機を使用する事も可能ですが、急激に縮む事で癖が付きやすく、皺が入ったまま乾燥すると皺のアタリが生じる事があります。
との表記もある。