ピェンローがマズい? その作り方間違ってますよ

冬の激旨鍋としてすっかり市民権を得たピェンローです。 ところが11月~2月のシーズンたけなわの時期よく耳にするのが、
ピェンロー作ってみたけど全然美味しくない・・・。
という声です。
そこでピェンロー歴15年になるわたくしが、あなたのピェンローをお直しいたします。 まずはよく聞く声と、その対応策を列記します。
(more…)横浜 ラーメン 事変

家系
毎年二月に横浜で用事があり、つい吉村家の、のれんをくぐること早10年。 ところがこないだ、まだ早い時間だというのに呑んだ後向かえば閉まっており。 オカシイなと検索すれば、閉店時間が22:00へと変更されたらしい。 夜中も行列ができていたのに、一体どういった経営転換なのだろう吉村さん。
(more…)スパイス小瓶問題

まず写真を見てください。 左は、某国内メーカーが市販しているナンプラーの小瓶だ。 口がパックリ開いているが、ずばりナンプラーには大きすぎる口である。 ナンプラーは魚に塩して自己分解させたのち出てきた汁であり、とても塩辛い。 トムヤムクンなどに少したらしてその妙味を楽しむものである。
それを瓶に不相応な大口開けちゃって、一体どういうつもりなのと。 一振りで一瓶使っちまうわと。 たらすには腱鞘炎になるほど緻密な前腕動作が必要になる。 これもひとえに、ただ単に沢山消費してもらいたいからなのでないの? と、つい勘ぐりたくなってくるほど口がデカい。
(more…)サザエ談~サザエはこうすると殻からスルリ取り出しやすい

それは年末、雪まじりの小雨降る中、逃げるように酒場の暖簾をくぐった時の事でした。 七輪でキノコを焼いてつまんでいたんです。 すると突如、となりに座る初老の男性が話しかけてきましてね。
越中さん(仮名 以下K):「寒いねー」
オイ(以下O):「ですねー」
K:「それ何焼いて食べてんの?」
O:「エリンギです」
K:「旨そうだねー。 同じように七輪でね、トリガイ焼いても旨いんだなぁ・・・レモンをジュッと絞ってね」
O:「聞いてるだけでヨダレでます」
(more…)やきとり浜ちゃん

以前中野にお気に入りの焼き鳥屋があった。
鬼瓦みたいな顔をしたぶっきらぼうで、少しシャイな店主の焼く鶏は、どれも旨かった。 酒がまた良い。 「酒人」を名乗る彼だけに、おびただしいレア銘柄が壁一面を埋めつくしている。 酒を注文すると「もっと良いのあるよ」と、奥から見たこともない酒瓶を提げてくる。 酒飲みの心は酒飲みにしかわからないのだ。
呑んでいて時折「シューッ」と、まるで圧力鍋を炊いているような音が聞こえてくるのは、店主が串を焼きながら立ち上る炎を息を吹きかけ消す音だ。 その姿をカウンター越しに眺めていると、「早くその串よこせ」とノドが鳴ってくる。
(more…)銀座 検校

つまり角打ちである。
もちろん酒屋だから、店内所狭しと冷蔵庫が並び、中には銘酒がズラリ・・・ゴクリ。
無造作に置かれたテーブル上のメニューを開けば、日本酒呑み比べセット等超お手頃価格で楽しむことができ、軽いつまみも揃う。
店に入ったのは五時前で、店内を巡回しながら黙々呑んでいた所、六時頃から続々と客が集いはじめる。 その酒場のルールを知るには常連さんの行動を逐一観察するのが一番であり、そういしていて判明したのがなんと、
(more…)グチり酒

お気に入りの日本酒酒場に行ったんです。
するといつもの店員は誰もおらず、見慣れない顔ばかりでして。 なんでも二号店をオープンしたとかで、そちらの手伝いに行ってるといいます。
もちろん酒が旨いから通っているんですが、それだけではないんですよね味って。 店の作り、店員さんも相まっての「旨い!」なのです。
さて。
(more…)釉月

いざ釉月へ!と、久松小学校そばまでタクシーで向かいました。 つい見逃してしまいそうな、雑居ビルの地階にお店はあります。
戸を引けば、ドッシリしたカウンターがデーンと横たわり、ノビノビ飲めそうで顔がほころびます。
厨房には清潔感あふれる店主とその奥様?がおり、テキパキ注文をさばいております。
(more…)うぽっぽ

「人に教えたくない店」とよく言いますけど、まさにその通りだったのがこちらです。
地図を片手に店を目指すも、見つけきれずに界隈を二周しました。 あげく仕方なしに、目印のついているビルへ突入した所、ありました「うぽっぽ」さん。 まさに隠れ家ですね。
靴を脱ぎ、掘りごたつ式のカウンターへ腰を下ろします。
(more…)とり福

かつて長崎に唐揚げの専門店があった。
その名は江戸善。 多くの酒飲みに慕われた、昭和から続く老舗である。
ところが久しぶりに寄ってみたら、店の前に閉店の張り紙が・・・長崎は名店がどんどんつぶれてゆく町なのだった。
飲みに出たら、まず江戸善で唐揚げ一皿と、ビールを一本飲んで勢いづけて、夜の街へ繰り出すのを常としていた。 非常に寂しい・・・楽しみが減った。
とり福
たまたまローカルニュースを眺めていた時の事、なんと元江戸善スタッフによる唐揚げ店が、オープンしたのだという。 名は「とり福」。 走って向かった。
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