大蒜の揚げたの
揚げたニンニクさえあれば、もうただそれだけで、何杯でも飲めるという人と一緒に飲んだ。
居酒屋に入るやいなや、彼はいつものニンニクを2皿注文した。 しばらくし、ニンニク一束分をほぐして皮をむいたものが胡麻油に浮かんで運ばれてきた。
(more…)キムチ・ノッケ・チヂミ
長女からリクエストされていたお好み焼きが晩御飯だ。
イカがいつもよりも少ないが、まあ、まずまずの出来栄え。 さて焼きまくるぞ!
「モチがゼンゼン入ってなーい!」と、焼きたてにかぶりついていた長女が言う。
(more…)ゴーヤ丼
田舎の生産者直売所をのぞいたら、ゴーヤが山盛りで105円だった。 「安いっすネ」と売り場のおじさんにいうと、「旬だからね」とそっけない返事。 「こんくらい普通のこったい」という雰囲気。
旨いんだよなあ、ゴーヤチャンプルにしたり、軽く茹でて冷やし、鰹節散らして醤油回しかければつまみにもなる。 塩振ってつけものにしてみたり。 しかし安さにつられて2山買ったのがいけなかった。 とてもじゃないが食べきれない。 そしてそのままお盆をむかえ、ゴーヤの山を残して家を留守にした。
(more…)モッチモチな豚足飯
カツタル
カツオを三枚におろした後の中骨には、よくみると身がビチッと残っている。 それをマグロよろしく、スプーンでかきとれば、中落である。
ネギトロ作れば文句なし! 塩をパラパラ生姜をスリスリ、ネギと一緒に叩く。 味見するとカツオの「鉄っぽさ」が孤立していたので胡麻油をたらすと直ちに調和した。 うめえ。 まてよこりゃひゃっとすると、ユッケみたいに卵黄を落っことしてみると・・・合った。
(more…)激・塩辛い酒盗:四万十の魚富本店
ウチで人気のサカナ「手作り酒盗」は置けば置くほど旨くなることが分かってきた。 カツオをおろす度に内臓を丁寧に取り出して塩漬けし保管している。 容器に仕込んだ日付を書いておくと後々参考になる。
(more…)豆腐よう
「つま楊枝の先で少しずつ削り取ってから味わえ」との箱書きがある。 ちっとずつ食えという事だ。
まるで腐乳のような外見。 箸でひっかくと豆腐の味噌漬けのようにネットリと削れ、口に入れると甘く、その後すぐに泡盛が舌の上に広がり鼻に抜ける。 大した酒肴だ。
(more…)豚骨のドロドロ
一度でも自らゲンコツを煮出し、豚骨スープをとったことがある方ならばご存知だとは思うが、寸胴鍋の底には微粒子になった髄が、スープを漉すと、スジや脂のドロドロが残る。
牛のストックをとる際は、骨の中身から髄をズッポリと抜け出させることがコツであるが、これは豚だって同じではないのか。 いっそのこと、漉さずにスープの中に混ぜてしまおうかとも考えたこともあるが、何十時間もかけて抽出した美しい乳白色のスープを汚したくない気持ちもある。
要はこのドロドロ、もしかすると尊いのではないか、という話。
(more…)トリハツ
実はこの前のせせりといっしょに、ハツも購入しておいた。 ハツは心臓である。
ハツは鶏肝とセットになって売られていることが多い。 肝もろとも煮付けて子供たちに食べさせるが、どうしてもハツのほうが口当たりが軽いのでハツが先になくなってしまう。 親としては肝のほうを食べてもらいたいと考えているのだが・・・。
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