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2008/08/30 野菜

ジャンボにんにく

nnk

ひと月ばかり前だろうか。 夕方のニュース番組でジャンボにんにく販売開始!とかいうのが放送されていた。

「デカッ。」というそのままの感想を抱き、それきりジャンボにんにくの事を忘れかけようとしていた頃、スーパーでジャンボにんにくを見つける。

熊本産で、2粒入り200円弱。 パッケージには「エレファントガーリック」とも書かれている。 まずは購入してみないと。 普通のニンニクと比べてみると写真の通り。

さてジャンボにんにくで何を作ろうか。 ニンニクのしょうゆ漬けを作れば面白そうだなとか、丸ごと揚げてみようとか計画する。 せっかくジャンボなんだから、この大きさを生かした料理にしないと。

でもやっぱり、とりあえず生で食ってみないことには味がわからんだろう。 突如ジャンボにんにくの皮をむき、かじりついてみた。 間違いなくニンニクの味がした。 普段使うニンニクよりも大分汁気が多かったのは、新鮮だからなのか、それともジャンボだからなのか。 全部すりおろして、カツオのタタキを食った。

その他の野菜でもジャンボ版を作ったらどうか。 かぼちゃはものすごいのがあるし、大根も品種によってはデカいのがありそうだ。 そうだ、ジャンボタマネギがいいかもしれん。 1個で8個分ぐらいあるスイカの大玉のようなタマネギがあれば、カレーを作る際の手間が省けそうだ。

ジャンボワケギというのはどうだ。 筒切りにして、からりと揚げ、ネギリングで食べたりして。 いやどうせなら、元々小さいのをジャンボにしないと面白くない。 ゴマなんてどうだろう。

ジャンボ胡麻。 一粒がアボカドぐらいの大きさだったらインパクトがあるだろう。 炒ると大変危険な気がする。 丸のままかじりつくともはや「プチ」という食感ではあるまい。 このジャンボ胡麻を使って、胡麻ペーストを作ってみたい。

という風に、焼酎を飲みながらジャンボ妄想をしてみたが、妙案が思い浮かばなかった。

2008/08/25

熱湯3分、お鍋で一分。 チキンラーメン本日50周年

チキンラーメン:復刻袋

今朝朝刊をめくっていると、デカデカとチキンラーメンの広告が。

本日8月25日は、チキンラーメン誕生50周年なのだ。


(more…)

2008/08/20

なんか違うような気がするがしかし・・・

「たしかこのへんだったかな・・・」

半年程前知人に紹介してもらった居酒屋へ記憶を頼りに向かう。 ローソンから曲がって、松屋の並びの地下を・・・あった。

デカい鶏つくねや、牡蠣の塩辛が美味しかったような気がする店。 細い階段をおりた所にある。 場所的にはここでまず間違いないが、看板が違うような気がする。 でも入るしかない。

ドアを開けると女性スタッフが元気よく「いらっしゃいませー」と近づいてくるなり「あーッ!」と声を上げる。 オイのことを覚えていたのだ。

やはりこの店で間違いなかった。

カウンターの一番左端に案内され、座るやいなや生ビールを注文する。 飲み干しながらメニューを開き、とりあえず例のつくねを注文しようかと思う。 が、どこにもつくねが見当たらない。

じゃあ牡蠣の塩辛・・・もない。 ネギサラダもない。 シメの手延べうどんも見当たらない。 おかしい。 しかしやけに豚料理が多いなあ。

釈然としないながらも黒豚ベーコンとメンチカツを注文し、店内を見回す。 やはりこの店で間違いない様子。

焼酎を一本注文し、ベーコンをかじりながら今自分がおかれている状況をくまなく見回す。

1コ隣で飲んでいる熟年女性は、オイが入店してきたときからずっと、片時も休まずに扇子で顔面をある一定のペースを守りつつあおぎ続けている。 店内はむしろ寒いくらいに冷房が効いているのだが・・・真夏だし暑いのだろう。

突き出しのトマトが意外と美味しい。 肉味噌と荒塩がそえられており、交互に試しつつむさぼる。

店の広さの割にはやけに女性スタッフが多い。 「あーッ!」と声をあげたスタッフは、オイの後ろでスタッフ同士、なにやら話し込んでいる。 どうやら片方は新人で、ヒマな時間を見計らい教育をしているらしい。

あーッ!スタッフ:「えーっと、まずは飲み物の注文から聞いてみて」

新人スタッフ:「え、いらっしゃいませ。 のみ飲み物は何になさいますかすか?」とまるで焼酎を一気飲みしたかのように顔を赤らめながらリアル客にたずねる。 

「あ、ビール2こ」と客。

新人スタッフは「ビール2個です」とあーッ!に伝える。 するとあーッ!は「そんなときはハイご新規様2名生2ふたつ承りましたぁー!」とカウンター内の男性スタッフに伝えるようにと指導する。

すると男性スタッフは「うぃー」と返事をするので、その返事に対して「うぃー」で答えること、らしい。 聞いててだんだん面白くなってきた。 メンチカツよりもこのやりとりを聞いているほうが美味しい。 右側でチラチラ視界に入ってくるのは扇子だ。 まだ熱いのだ。

あいたグラスがあれば「お飲み物はどうなさいますか?」と間髪いれず尋ねること。 突き出しはトマト、キュウリのどちらかを選んでもらうこと。 オススメは何?と聞かれたら今日はコレをすすめること。 わかんない事は私(あーッ!)に聞くこと。 等々。

同伴風の2人連れが入ってきて、カウンターに座る。

男はセカンドバッグからタバコを取り出しながら小首をかしげつつ「うーん」とうなりながら釈然としない様子。 女に「なんか違う」とつぶやいている。 2人をめがけて新人スタッフは飲み物の注文を聞きに突進し、生ビールとコーラの注文をいただいたようだ。

一仕事終えてホッとしている新人スタッフに男は尋ねた。 「この店、前からこうだったっけ?」 新人は「あ、ハイ」と答えた。 男はさらに首をかしげた。

相変わらず扇子がチラチラする。 まだあおぎたいのだ。 かれこれ1時間近くになるが、腕が疲れないのだろうか? もはやいわゆるひとつの筋トレといっても過言ではなかろう。

男は首をかしげつつ生ビールをグビグビやりつつ、もう隣の女のことはどうでもよくなったかのように考え込んだ様子。 腹を決めた男は、目の前の男性スタッフにもう一度聞いてみた。

「この店、前からこうだったっけ?」

「いえ、2ヶ月前にリニューアルしました。 スタッフや内装はそのままですが、豚料理専門店になりました。 なので店名も○○○となりました。 よろしくお願いします。」と男性スタッフ。

男が「やっぱりね!」という顔をしたのを見届けてから即、オイは店を出た。 焼酎はまだ大分残っていたし、一向に扇子が止まる気配はなかった。

2008/08/04

麺メン

5歳になる息子の成長が止まらない。

体もやけにデカくなってきたし、なにしろ食欲が、すごい。 食べなければ心配になるが、そうワシワシ食べられても色んな意味で心配になるというもの。

牛乳は一日に1リットルを飲みつくし、ご飯茶碗は嫁と同じサイズになった。 ギョーザは一度に20個ぐらい食う。 寿司は2人前を平らげておかわりと言う。 トマトサラダと焼きナスが妙に好きだ。

ものわかりもよくなったので、オイと2人で行動することも増えた。 昼過ぎまで川で泳いで魚をとり、プラモ屋で20分ぐらいかけてガンプラを物色し、12段程度渦巻いたアイスクリームを舐めつつ、近辺で開催されている「むし展」に向かう。

十分遊んだら、腹も減る。 問答無用でラーメン屋へ向かう。

今までならば、子供用であるミニサイズのラーメンを注文していたのだが、今回は大人サイズ、しかもチャーシュー麺を注文してみる。 わけなく完食してしまった。 しかもその後「ナン、ナンを食べに行こうよ」と、先日連れて行ったカレー屋に行きたいとか言う。 こいつぁ、底なし系の男だ。

ラーメンをすすっていたところ、ガラガラと店に入ってきた人物は見覚えのある顔だった。 煮卵を飲み込みながら目をつぶり、しばらく考えたらすぐに思い出した。 よく行く製麺屋さんだ。 この店の麺って、あの店の麺だったのか。 どうりで。

「こんにちはー」と挨拶すると「あ、どうもーいつもありがとうございまーす」と麺屋さん。 それを聞いていたラーメン屋の店主は一瞬顔色が変わり「え、あんたって、ラーメン屋だったの?」という顔でオイを覗き込んだ。 いや確かにそういう顔だった。

麺屋さんはニコニコしながらオイの横を通り過ぎつつ「ホントこの人ってラーメン好きなんだね」としみじみ思ったに違いない。

今度我が家でラーメンを自作するときは是非、この店が使っているのと同じ麺を売ってもらいたいのだがそれはやはりムリなのだろうか。 プロ用なのだろうか・・・。

2008/07/30

閉店・・・

その居酒屋へは親友が連れて行ってくれた。

オイはまだ二十歳そこそこで、酒をガブ飲みしてただ酔えればそれでよかった。

その頃店の大将は40前で今よりだいぶ威勢がよかった。 「美味しい刺身を切ってちょうだい」と言った客のその一言が気に触ったらしく、顔に返り血を浴びながらピチピチの魚(マゴチ)をすばやくおろし、美しい刺身を作り上げた。 それを客の前にスッと差し出し「はい美味しい刺身お待ちぃ・・・・」とにらんだ。 いや、元々にらんでいるような顔をしているので実はにらんでいなかったのかもしれないが、それはさておき、隣に座っていたオイも肝を冷やした。 「マズイ刺身なんてウチにあるわけなかろうもん!」という気迫が覆いかぶさってきた感じ。

この店の一風変わった酒肴の魅力にどっぷりハマるのにそう時間はかからず、いつのまにか毎週のように通うようになっていた。 いつしか大将とも親しくなり、店がすいた時は2人で飲み、その足で近くのスナックに行き、朝まで飲んで、そのまま仕入れに同行したりもした。

古い常連さんに「キミ、こんなに美味しい料理を食べるときは帽子を脱ぎたまえ。 それが大将に対するマナーというものだ!」と怒られたときは「・・・まぁいいじゃないですか。 ウチはそんな堅苦しい店じゃありませんし」と言ってくれた。

「大掃除を手伝え」と電話があり、無理やり手伝わされたことが多々あった。

所持金が千円しかないのに腹いっぱい飲ませてくれたことも多々あった。

体調を崩し、長期にわたり休業したときは、本当に心配した。

店の主なのに酔いつぶれてそのまま寝てしまうときがあり、少し心配になったりもした。

月日が経つにつれ、店にあまり行かなくなった。 結婚すると独身時代のようなわけにもいかんし、仕事諸々の付き合いもあるし。 気がつくと、年に数回程度しか顔をださなくなってしまっていた。

それでもたまに、のれんをくぐると大将は怒ったような顔でニッコリと迎えてくれて、いい酒を飲ませてくれた。

この前大将から電話があった。 諸事情により店を閉めることになったという。 理由はきかなかったが、相当な理由があるに違いない。

昨日店の前を車で通ったらシャッターが下り、看板が取り外されていた。 せめてもう一度だけでも行っておけばよかった。

2008/06/25

冷麺

reimen

自作のつけ麺にハマり、週5ペースで毎晩シメにススっていたら、さすがに落ち着いてきた。

これほどまでにつけ麺にハマったワケは、たまたま見つけた一軒の製麺所が作る冷麺用の麺がヤケに美味しいからであり、周囲の人々に食べさせてみても、やはりこの麺は美味しいという評価を頂戴した。

だがしかしこの冷麺用の麺を使い冷麺をこしらえたことは一度もなく、そもそも冷麺を食べたいなどとはまったく思いもしなかったのだが、昨晩深酒し、酔った頭は急に冷麺を作り、食べてみたくなったのだ。

とはいっても急な話なのでスープもなければ何もなく、しばらく考えた後、キッチンの引き出しから寿司の出前をとるとついてくる粉末の吸い物を3袋とりだし、湯の中にあけ、ひと煮たちさせ、薄口醤油で味を整えたあと、氷水でギンギンに冷やした。

急いで固ゆで卵を作り、麺を固めにゆでて、ガシガシ水洗いをしてその水気をよくきって、丼に盛り上げ、その上にきゅうり、肴にした残りの牛たたき、ゆで卵と積み上げ、周囲にスープを張った。

頭がギンギンするほど冷たいのを、ズルズルズズと、一気にススリあげてしまった。 うまかった。 だけどもこの麺はつけ麺で食べたり冷やし中華にするのがやっぱりウマイ、ウンウンとひとり納得した。

自家製冷麺

2008/05/24 パン

カツサンド:マスサキのパン

katusand

以前書いたマスサキのパンには、カツサンドもあることがわかった。

カツサンドというとなんだかやけにはりきって、ありがたがるような風潮があるように思えるが、マスサキのカツサンドは、素朴である。 まるで昨晩の残り物であるかのようなさりげないカツに、トマトスライスがはさんである。 ひとくちかじると素朴が味がするが逆にそれが新鮮で、これ以上手を加えてほしくない、これ以上頑張ってもらいたくない、キミはずっとこのままでいいんだ、という願いがこみ上げてくる。

カツサンド一個160円なり。 是非長与の郷(長与の里)に足を運んでいただきたい。 かーなりオススメ。

2008/05/21 果物

もらいものの宮崎マンゴー

mango

車のドアを開けると「ムワッ」と強烈に甘い香りがした。

その正体はマンゴーで、嫁が知人から頂いてきたものだ。 そのマンゴーはむかずとも、果実そのままの状態であるにもかかわらず、強烈に甘い濃厚な香りを発しているのだ。 もう酔いそうなぐらい、香るのである。

同封のチラシには「宮崎産マンゴー」とあり食べ方までご丁寧に記されてあった。 マンゴーには平べったいタネが入っているが、そのタネと平行に両サイドから包丁を入れ、いわばマンゴーを三枚おろしの状態にしてから、包丁でさいの目に皮一枚残して切り、べろんとひっくり返す、とある。

書かれてあるとおりにやってみると上手くいった。 スプーンで丁寧に食べるのもよいが、そのまま、芳醇な香りのする果肉にかぶりついた。 口の中が、口の中が…まるでメロンの旨みを濃縮したようなゴージャスな甘みで満たされた。 

たったひとかじりしただけで、まるでマンゴーを8個いっぺんに食べたかのような満足感に満たされ、しばし白目をむいて遠くに行ってしまったのだったのである。

2008/05/20 飯物

ちりめんじゃこをごはんにのせて

zyako

デパチカの乾物コーナーでカツオブシを手にとり、おぶし、めぶし、どちらを買うか悩んでいたところとなりにちりめんじゃこが売られていることに気づく。

白く反り返ったちりめんじゃこが山のように盛られており、その前に、袋詰めされたものもいくつかある。

「一袋でいくらなんだろう?」手にとってみるが値段の表記は無し。 山の上に置かれた値札には「宮崎産ちりめんじゃこ 特上 100g 600円」とある。 その横には100g 550円の普通のもある。

そうか。 これ一袋で100gなんだな。 100gって結構量あるもんだね。 おそらく安いのだこれはという結論に達し、カツオブシと特上のほうのちりめんをレジに持っていく。

レジのお姉さんはちりめんの袋を手にとり「こちらは200g入りなので1200円になりますがよろしいでしょうか?」と聞く。 どうりでなんか量が多いと思ったんだ。 きれいなちりめんじゃこなので200gでも結構さ、しかしもしも100gしか要らなかったとしてもこの場面で「いえ、100gしかいりません600円しか払いません」とは言えない。

朝、炊き立てのご飯に大根おろしとちりめんじゃこをのせ、醤油をたらしてほうばる。 やわらかくてさほど塩辛くなくて結構。 ちりめんじゃこだけもうひとつかみのせてワシワシと食べた。 おかわりもした。

2008/05/15 飯物

急遽鶏そぼろ弁当

ben

前記事のあさり狩りには弁当を自作していくことにした。

オイが乗った話なので、オイが弁当を作る。 一番下の子だけは離乳食中なので油、肉なし和風麻婆豆腐をこしらえた。 オイ含め残る4人の弁当は、三段式海苔弁当でいこう! と意気込んだのだが嫁からストップがかかる。

一見日の丸弁当である海苔弁当では、周りの皆様に対してなんだか恥ずかしい、ということらしい。 何ゆえ自分たちが食うものに人目を気にしなければならんのか、海苔弁当のすばらしさがわからんのか、じゃキミだけ手作り弁当ではなく近頃分裂系の弁当をテイクアウトしなさい!

嫁はいつものようにウインナー、ハンバーグ、から揚げ、プチトマト、玉子焼き等定番的おかずの入った弁当を持っていきたいのだという。 こうなりゃ弁当は嫁自身がこしらえるからオイだけ勝手に日の丸弁当を作り持ってゆけと言う。 それほどまでも嫌うとは…。

じゃ、日の丸弁当はやめた。 そうだな…鶏そぼろ弁当はいかがですかね? ご飯の上に甘辛のそぼろがブワァーと広がり、横には炒り卵が満遍なく敷きつけられていてなんだか牧歌的。 おかずとご飯を交互に食べる必要もないし子供たちの食いつきもよいのでは? 弁当っちゅうモノはね、シンプルなのがいいんだよ。 冷めても美味しいものを入れなければならないんだよキミ。 どう?

三段式海苔弁当はダメでも鶏そぼろ弁当はオッケーなのだとか。 ごく短時間で作り上げ、各弁当箱に盛り付ける。 早く蓋をしめて包み、リュックに放り込みたいところだが、粗熱を取ってからフタを閉めないといけないとかメンドクサイことを嫁は言う。

4つ並んだ鶏そぼろ弁当を眺めていた嫁はいまさら「なんだか地味・・・」とつぶやく。 ムカーッいちいちうるさいヤツだなオマエは。 「せめてネギだけでも散らしてください」としつこいのでそうすることにした。

うん。 まんざらでもない。 「じゃ、今度は脇にプチトマトを入れ・・・」と嫁がつぶやきだしたところで速攻フタを閉めてリュックに放り込んだ。

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