牛のほほ肉:肉のとみなが
長崎県雲仙市に「肉のとみなが」という店がある。
牧場直営店であり肉が安い。 近くを通ると大体立ち寄り、豚足やモツ系の肉を買いだめしている。
先日は牛のほほ肉が売られていた。 ほほ肉ってめずらしか、ということで購入し、冷凍庫に放り込んでおいた。
ある日酒の肴が底をつき、冷凍庫をあさっていた所このほほ肉を発見した。 すでに買ったことさえ忘れていた。
鯛の頭をカブト焼きにした場合、目玉周辺と同じぐらい好きな部位がホホ肉である。 若干歯ごたえのある食感がたまらん。 だからたぶん牛のホホも歯ごたえがあるのではなかろうか、と推測をし、とりあえず少し切り取って焼いてみた。 味はあるが固かった。 やはり長時間煮て喰う系の肉なのだ。
湯玉のたつ鍋にホホの塊を放り込んで、3、4時間煮込んでみた。 牛すじのように柔らかくなっている。
アツアツを薄切りにしてつまんでみた。 ギュウスジと牛アキレスが混合したような食感であり、味もそんな感じだった。 コンビーフと似ているところもあるようだ。 結論としては旨い。
ポン酢をまわしかけてつまみながら芋焼酎のお湯割りを飲んだ。
たしかグラム100円だったと思う。 おでんに放り込んでも美味しいんだろうなあ。 こりゃ、ちょくちょく買わんばいけん。
カステラには牛乳
カステラを食べる際は冷たい牛乳を是非とも欲しい。
モグモグやって口の中がカステラでいっぱいになったところでグイと牛乳をあおるとたまらん。
カステラの甘みはまるで牛乳と合わせることを前提としてつけられているような気さえしてくる一瞬。
ちなみに今日は松翁軒のカステラである。
松翁軒
地鶏の鉄板焼き
大分旅行のみやげとして地鶏をもらった。
さっそく網焼きして食べる。 地鶏特有、歯ごたえのある食感が心地よく、焼酎をガブガブ飲める。 いい酒の肴だ。
「網焼きする分脂が落ちて、すこしサッパリしすぎている」とカミさんは言った。
そこで急遽、鉄板を引っ張り出してきて、胡麻油に叩きつぶしたニンニク、ショウガ、ネギを加えて焼き炒めた。 塩と七味を散らした。
実際このほうが旨かった。
福辰の酒盗
「酒盗アボカドカマンベール和え」という素晴らしい酒肴がある。 一度食べるとクセになるので、数日間連続で肴にしたりもする。 酒盗の食べ方としてはベスト3に入るのではなかろうか?
と常々思っていた所、最近考え方が変わった。
「酒盗は、そのままつまんで酒を盗まれたほうがよい。」
そう考えるようになったのは、本物の酒盗を食べてしまったからである。 先日デパートの地下食品売り場で偶然手に取った何の変哲もない酒盗の瓶が優れものだった。
原材料にはどうせワケのワカラン色んなものが入っているのだろう、と瓶を裏返すと「原材料名:カツオ(国産)、食塩、醸造酢、みりん、砂糖」というシンプルな表記。 こりゃ、本物の酒盗だ。
たしか120g入りで600円かそこらだったので、2瓶連れてかえることにした。
まさに酒盗の味わいがある。 色んな形の切れ端が入っているところから手作り感がある。 旨い酒盗だ。 レモンを絞りこんでつまむのがたまらん。 この酒盗で「酒盗アボカドカマンベール和え」を作ってみたところ、かえって美味しくなかった。 それぞれがまったく調和しなかったのだ。
本物はそれ単独で食べたほうが旨い。
この酒盗を作っているのは、高知の福辰という会社だ。 サイトを見てみると、今回購入した酒盗は辛口だということが判明した。 甘口もあるが、それには「地酒・みりん・はちみつ・オニオン」が入っているとあるので、根っからの酒盗好きには辛口がいいと思う。
福辰
節分豆まき恵方まき
節分は忙しい。
2月3日の夜、晩酌をしていると突如豆まきが開始される。 毎年鬼とみなさているので四方から豆がぶつけられる。 顔に当たるのは慣れてしまったが、酒の肴に豆がまじったりするのはいただけない。
とりあえず晩酌セットを非難させてから、鬼役を演じきる。 酒が入っているのでテンションの高まりが早く、1歳半の息子を本気でビビらせてしまって少し反省とかする。 途中、豆を年の数だけ喰えと指図されたのでいっぺんにほうばると、むせて倒れそうになった。
カミさんは今年はじめて恵方巻きとやらを買ってきた。 子供たちからのリクエストらしい。 保育園でも恵方巻きを作って食べたらしく、今年は東北東をむいて、無言で、巻きずしに丸ごとかぶりつくという作法まで身につけている。
娘はかぶりつく前にこっちを向いて「話しかけないでね」という。 無言を忠実に守る気だ。 話しかけるなといわれてハイそうですかと聞くヤツはいない。 娘がかぶりつこうとした瞬間、「あのさ、何々ちゃんって何組だったっけ?」と聞いてみた。
娘は凍りつくようなまなざしでこっちを見てからドスの聞いた声で「だから話しかけないで!!」とキレた。
皆がかぶりついたあと、オイは真逆の方角を向いて、しゃべりながら、普通の巻き寿司のように切り分けて食べた。
Woody Life (ウッディライフ)のカレー
河童のミイラの帰りに寄ったのはWoody Life (ウッディライフ)。 長崎県西海市のカレー屋さんである。
この店は子供たちお気に入りの店で、いつも混んでいる。 空席待ちをしている間、絵本や積み木で遊ぶのが好きなようだ。
写真はチキンカレーの大盛。 辛口にすると相当辛いので、他店の辛口カレーがまったく辛くなくて憤慨している方にはオススメ。
河童のミイラ:松浦一酒造
佐賀にカッパのミイラがあるという話をずいぶん前に聞いたことがあった。
ぷちぐる掲示板にて佐賀出身の「しまこさん」に尋ねてみたところ、やはりあるという話だ。 松浦一酒造に河童のミイラはあるらしい。 早速行ってきた。
松浦一酒造は佐賀県伊万里市にある。 ドライブがてら高速道路を使わずに向かう。 道中、子供たちの好きなバイオパークやハウステンボスを通り過ぎ、三河内焼き、臥牛窯等つい寄り道したくなるような所を見つけるも通り過ぎる。 立派な日本家屋がよく目に付き、流れる川の広さ、山々の雄大さについ見とれてしまう。 佐賀っていい所。
迷うことなく松浦一酒造に到着した。 駐車場は広々としている。 河童の描かれた看板の矢印通りに進む。
駐車場から10メートルぐらい歩いたところでお店を見つけた。 引き戸をあけて「ごめんくださーい」と息子が言う。 奥から女性が出てきて隣の蔵から入るように言われる。
蔵の入り口には直径50センチぐらいの酒林が吊ってある。 まさしく酒屋である。
(more…)田中旭栄堂の元祖栗饅頭
カミさんが栗まんじゅうを買ってきた。
長崎市にある田中旭栄堂のもので、バカデカイ。 かじりついてみると、丸栗が入っていることがわかる。 イソイソほおばっても、半分食べるのが精一杯だった。 大変いい味をしている。
栗饅頭もさることながらいい味出しているのが同店の看板キャラである「栗王子」。 ナナメ45度を見上げるうつろなまなざし。 ピタッとしたパンツ。 デカイ栗。 どれをとっても一流である。 運転中にこの看板を見かけたのが田中旭栄堂を知るキッカケとなった。
戦国バサラのザビーよりもインパクトがあると思う。 栗取り外し可能なフイギュアを作ってくれれば買う。
カラーの栗王子を見る場合は田中旭栄堂公式サイトへ。 部屋では動く。
心平雑炊
さて今晩のシメは何にしようか・・・といっても麺類は無いし、というときに便利なのが心平ガユ。
でもあらかじめ2時間煮込んでおかないと食べれないのだ。 フと思い立ち、鍋に水、ご飯、胡麻油をたらした。 しばらく煮込んでから塩で味を整えると、これはまた立派な心平ガユの味がした。
ご飯から作ったので粥というか雑炊になる。 これを心平雑炊と呼ぶことにする。
また思い立ち、片栗粉を放り込んでトロミをつけてみた。 立派な中華風雑炊になった。 中華丼食べるぐらいならこっち喰ったほうがいいような味がする。
心平雑炊を卵でくるんで、あんかけにするといい感じの中華風オムレツができるのではないか、とここまで考えいつのまにか寝てしまった。
東海林風チャーシュー豚肩版
東海林風チャーシューを特売の豚肩ブロックで作ったら肉がホロホロしていてかなりイケた。 豚バラよりも油がしつこくない。