骨
山で遊んでいたら地面から何か出ていたので引っこ抜いて、洗ってみると骨だった。
(more…)分割式鳥居
外海町周辺を散策しているうちに神社にたどり着いた。
(more…)銘
普段使わない包丁たちも、たまには手入れをしてみるかと思い立ち、ズラリと並べた。
(more…)【長崎】柳の浜海水浴場【遠浅】
ビッシリの骨
通りがかったごく普通の居酒屋さんに入った。 ごく普通の家庭料理やピシッとした刺身が美味しい。 ここいい店、しばらく通おう。 熱燗と、カニミソを注文する。
かにみそってどうしてこんなにおいしいんだろう。 なんでか? そう考えながらチビチビヤッてるとすぐに徳利は空になってしまった。 もう一本注文してと、あとは何を・・・あん肝があるな。
(more…)焼ける
晩酌の後居間に横になったのがいけなかった。 電気カーペットのホカホカに負けたのである。
2、3日前、子供たちの通う保育園の先生と話をしていたら「散歩すると春がそこらじゅうにありますよ」といっていた。
(more…)長崎ランタンフェスティバル
きょうはハッピーな気分だよ
ついこの前まで朝起きるのがつらすぎるほど寒かったというのにここ最近のヌルさは一体何?寝苦しいったらありゃしない。
寝苦しい原因はもうひとつある。 長男だ。
寝ているうちにいつのまにか真横に移動してきていて、ベッタリくっついているのだ、というよりも、のし掛かっているというほうが近い。 小学一年生といえど、最近メキメキデカくなってきているので重いなんてもんじゃない。
近頃熟睡できてる気がしないのはそのせいもあるのだと思う。 今朝、夢でライオンが家に入ってきて防戦している最中、両足を引っかかれて痛かったのは、たぶん現実世界で長男が足の上にでも乗っかっていたのだろう。
だから今朝はやけに早く起きてしまった。 もっさり起き上がろうとすると照明にガッツリ頭をぶつけた。 痛いというよりも小腹が立った。 寝ているうちに長男に寝床を占領されてしまい、領域外に逃げ出した結果こんな目にあってしまったのだろう。 最悪。
右手で頭をさすりながら起き上がり、ドアを開けようとしたその瞬間、今度は何か固いものを思い切り土踏まずで踏みつけてしまった。 まさかのできごとに「痛!」という声もでない。 無言でのたうち回る。 すると次の瞬間!
「今日はハッピーな気分だよ」
というドロンとした声がその物体から発せられた。 耳が落ちるぐらい驚く。 痛いのと驚いたのと腹立たしさで物体を拾い上げると、やはり聞き覚えのある声だと思った。 ちびまるこちゃんのオモチャだったのだ。
「だれだこんなとこにまる子をほっぽり出したのは!!まったくもお、腹が立つったらありゃしない! どこがハッピーな気分じゃコラ」とイライラしながら居間に移った。
お茶ススリながら新聞を読むが、頭に入ってこない。 イリイリしているせいだろう。 これは今日一日、ヤバい流れかもしれんな・・・・・・。 ハッピー。 ハッピーな気分だよ。 ハッピーねえ。
朝は調子悪かったものの、真央ちゃんの素晴らしい滑りを見てると爽快な気分になった。 それはそうと、朝からずっと「今日はハッピーな気分だよ」という言葉が頭にこびりついてはなれない。 ともすると、これは素晴らしいフレーズなのかもしれない。 口に出しているとなんだかハッピーな気分になってきたような気がしないでもない。
城山市場
もう何年も前から気になっていた場所がある。 それは長崎市内にある城山市場の跡地。
城山市場が一体いつ頃まで開かれていたのかは知る由もない。 ただ、車で通り過ぎる度に目に入る欠けた木製の看板がかなりツボだったのだ。
こんな看板は今時作られていないだろう。 当時はこうやって木をくりぬいて作るしか方法がなかったのかもしれないが、それにしてもイイ味出した看板だ。 特に「認」がたまらん。 できれば譲っていただきたいぐらいだ。
いつもは後ろ髪引かれながらも通り過ぎてしまうだけの所、今回ばかりはもうガマンできない 。 車を近くに止めて、中を覗いてみることにした。
(more…)雪
新聞を取りにいってびっくり、あたり一面真っ白だった。
新聞も配達できていないようだ。 この時間ならばいつもポストに突き刺さっているハズなのに。
長崎でこんなに雪が積もるのは一体何年ぶりだろうか。 ここ数年、いやそれ以上か、覚えがない。 子供の頃以来のような気がする。
当然子供たちはエキサイト。 でもこれって車動くのだろうか? スノータイヤなんて、ない。
小学校までの道のりが心配なので歩いて送っていくことにした。 ギシ、ギシ、ギシと雪を踏みしめながら歩く。 長崎でいうと、これは大雪の部類にはいるだろうと思われる中、近所のおじさんが犬を散歩させている。
「おお、オイくんおはよう、雪だねーはっは。」となんだか嬉しそうだ。 やっぱ嬉しいんだ。 犬が雪好きだって本当なんだな。 こんなに寒いのに興奮してあちこち走り回っている。
小学校につくまで雪ダルマを転がすことにした。 息子と2人でせっせと転がす。 みるみるうちに大きくなる雪の塊。 この光景どっかで見覚えが・・・あ、塊魂。
無事小学校に送り届けたが、この雪ダルマを一体どう処理すればよいのだろうか・・・。 すこし恥ずかしいが、転がしながら家に持って帰る。
10センチぐらい積もっているのではなかろうか。 ギシュ、ギシュ、ギシュとひたすら歩く。 このギシュ、ギシュがすこしクセになってきた。 子供の頃はよく雪が降ったっけ。 おやグラウンドが真っ白けっけだ。 ここから見るかぎり、まだ誰にも踏み荒らされていない様子。 少し遠回りになるが、わざわざグラウンドの雪を踏みしめに向かう。
まっさらなところに自分の足跡が残っていくのがうれしい。 何歩か歩いて後ろを振り返り、また何歩かあるいて振り返り、今度は少しジグザクに歩いてみては振り返り、当然のことながら足跡がジグザクになっているのを見てすこし喜んだりした。
きれいな足跡を作るには、ももを高く上げ、ちょっと大げさに歩かなければならないことがわかった。 もうすぐグラウンドを横断しきってしまうがせっかく足跡のコツがつかめたところ。 帰るわけにはいかん。 往復する。
きれいな足跡に満足し、記念撮影をしようとしたところで携帯が鳴った。
「あんた一体どこほっつき歩いてんの!」
ということなのでもう帰る。