予期せぬゴッタ煮
朝ごはんを仕込んでいる片手間に、今晩の酒肴を作る。
昨晩ホルモン焼きにした残りのモツがあるので、これをネギと一緒に味噌煮込みにすることにした。 鍋に胡麻油を引いて叩き潰したニンニクを放り込み、色づいたところでネギを炒めからめ、モツを加えてサッと炒めてから、味噌を入れ、酒でのばしながらミリンで若干の甘みをつける。 これを煮つめればできあがり。
思い通りの仕上がりに満足。
(more…)サッポロ一番ごま味ラーメン
買い物中、即席ラーメンの5パックセットに目が止まった。
やけにどれも安かったから、せかっくなのでとカゴに入れていくと、山のようになった。 帰宅して、戸棚に即席ラーメンたちをせっせとしまう。 みるみるうちに戸棚は埋め尽くされてゆく。 おそらくこれまでにこれほど大量の即席ラーメンをストックしたことはない。 どうしてこんなに沢山買ってしまったのか、今になるとわからない。
次々と封を開き、積み重ねていっているうちに、妙な嬉しさがこみあげてきた。 緊急事態の時は、このラーメンたちにたよればなんとかなるという安心感からくるものなのだろうか・・・別にどうだっていいか。
(more…)OUTDOORのデイパック
次男の使っていたリュックが壊れた。
長男のおさがりだったから、足掛け6年にわたり酷使されたということになる。 ファスナーは所々欠け、生地は汚れて毛羽立っている。 アウトドアのデイパックを見たことは数あれど、これほどまでに使い込まれたものを見たことはない。
それにしても今までよく頑張ってくれたもんだ、と言いたいところだが、せめてあとひと月持ちこたえてほしかった。 そうすれば長女は卒業だから、そのリュックをおさがりにできたのに。 でも次男はいつもおさがりばかりだから、ひとつ格好良いリュックを買ってあげることにしよう。
(more…)モロキュウ
きゅうりにもろみを塗りつけてからつまむ通称「モロキュウ」はシブい。 モロキュウをつまみに呑んでいると、マヨネーズを練りこんでみたり、醤油をたらしてみたり、七味も振ってみたほうがつまみになるようだ、というように、色々手を入れたくなる時がある。
嵐山光三郎さんの場合はこうだ。 きゅうりをナマで食べる際、ミソ1に対して、マヨネーズ2、トウバンジャン、だしの素(液体)を合わせたものがベースで、さらに梅、のりの佃煮、わさび漬け等プラスしてゆくと嵐山ソースになる。
とにかく味噌とマヨネーズを合わせたものに、ありったけの調味料を加えてソースを作り、叩いたきゅうりにかけて喰うのだという話。 このソースを、炒めた合いびき肉とあえるのも旨いらしい。
(more…)緊急用のイカ
冷凍庫にアイスを取りに走った次男が好みのアイス片手に「これなん?」と持ってきたのは、イカだった。
緊急用に冷凍しているもので、つまみが何も無いときに、解凍して食べる用。 たしかこれは水イカだと思う。
そう彼に説明し、冷凍庫の中に戻すようお願いしたがイカに反応してしまったらしく「イカ、どうやって食べると?」と興味津々。 仕方がないから解凍し、調理してみせることにした。
(more…)ふたつのロール
少し早いがひな祭りのお祝いをするということで、知人宅に招かれた。 手ぶらでいくのも何なので、ロールキャベツを持参して皆につついてもらうことにした。
ロールキャベツを選んだのは、材料全てが冷蔵庫の中に在る気がしたからだったが、いざ開いてみると、ひき肉はほんのわずか、キャベツは半玉しかないということが判明した。
でも「ロールキャベツを持ってくから」と先ほどメールしてしまったので、何とか作るしかない。
ひき肉が少ないので、豚のこま切れを包丁で叩いてミンチにし、合わせた。 さらにタマネギのみじん切りを多めに加えて増量した。 これでひき肉問題は解決。
(more…)落書き
夕食を終えた長男が教科書の朗読をはじめた。 これも宿題のひとつらしい。 朗読を聞き終え「ちゃんと読んだ」というサインを済ませてから教科書を借りてみた。
アーノルド・ローベルの『お手紙』。 この物語、たしか昔の教科書にもあった気がする。 読んだことがあるように思えるし、絵を見たことがあるような気もする。 教科書の中身ってあまり変わらないものなのだろうか。
つい熱中して読みふけっていると、あるページに息子の描いた落書きを見つけた。 キングギドラ風の、レトロな外見をした怪物を描いている。
(more…)ビンテージ・ジーンズ
501XX、ビッグE、赤耳、505、503、517・・・lot213、ファースト、セカンド、サード・・・ウエスターナ・・・・・・これ以上思い出せない。
10年以上も前になろうか、ヴィンテージジーンズにハマっていた時期があった。 美しいインディゴの色合い、縦落ちに魅せられた。 古着屋をめぐり、掘り出し物に出会えないかと血眼で捜した。 旅をしたこともあった。 でも掘り出し物なんてものはなく、それなりのものは、その価値に見合った値段がつけられていたもんだ。 せっせと金を貯めては、つぎ込んでいた。
鬼のような蒐集家に出くわした事もある。 ワーゲンのベンツマスク(だったかな)に乗り、家中ビンテージデニムだらけ、風呂上りにデッドストックのセカンドとXXを着込んで散歩するような人だった。 スウォッチで一部屋が潰れていて「カチカチカチ」という音がうるさく寝られないと嘆いておられた。
(more…)玉茶
「酔い醒めの水は甘露の味」とはよくいったものだ。
頭をクラクラさせながらもう少し寝ていたいところ喉の渇きに負けて無理して起き上がり、蛇口から水を注ぎ、一気飲みしたときの水の旨さったらない。
でもこれは、作り置きのお茶を切らしている時の事であり、オイの場合は「酔い醒めの緑茶は甘露の味」ということになる。
毎日緑茶をいれて2リットルのポリ容器にため、冷やしておく。 これがアルコール以外でのオイの主な飲み物である。
呑みすぎた翌日の、冷たく濃い緑茶の旨さといえば他に並ぶものがない。 一時期水出しにも凝ったが、やはり湯でいれたもののほうが早く煮出せて生活のリズムに合う。
(more…)アカバラ
アカバラという名の魚だ。
外見はブリのようでいて、ヒラスのようでもあり、いつ見かけても小型だ。 これが大人の大きさなのか、まだ子供のなのかはよくわからない。 おろしてみると、ヒラスのようでもあり、ブリのようでもあり、脂が乗っているようでもあり、乗っていないようでもある。
刺身にして食べてみると、天然ヒラスのようでもあり、どこかイシダイを感じさせるようなところもなきにしもあらず、脂が乗っているようでいて、そうでもないような味がする。
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