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2010/11/13 雑記

元々は酒屋で、居酒屋になって数十年。 各地の日本酒をズラリ取り揃え、毎日常連客で賑わっている。

こんな情報を仕入れ、その日の夕方店探しに出かけた。 そしたらなんと、たまに行くホルモン屋の並びにある店だった。 飾り気のない看板に小さな店構え、外から店内がよく見えないこともあり、これまで見過ごしていたのだ。

戸を少し開けるとガヤガヤと客の声がする。 ちょうど大将と目が合ったので「ひとりですけど入れますか?ていうか満員ですね」と伝えると「あちらがひとつ空いていますよ」と、L字型のカウンターの端を指して言う。 ツイてる。

少し狭いがこれも味のうち、いやあ、それにしても年季の入った店だなあ。 木製の角が丸まったカウンター、やけに低い天井、昭和の匂いがプンプン漂う和風木造建築で、照明ひとつとっても、いまどきこんな型をしたものは売られていない。

壁面はびっしりと小さな酒樽、一升瓶で埋め尽くされており、店の奥には某銘柄の名が刻まれた、とても古そうで重厚な看板が掲げられている。

客の7割は50代以上のおじさんである。 日本酒飲む雰囲気としては申し分ない。

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ついに長崎産のボラの卵巣を入手した。

いつものように、からすみ作りをはじめた→からすみ:唐墨、カラスミ

あと3日も干せば、ベストな頃合だと思う。 でも生干し状態の生カラスミもなかなかイケるんだよなあ。 きれいな姿をしているカラスミだから、正月まで大事に保存しておいて、皆に自慢したい気持ちもあるがきっと、誘惑に負けてつまんじゃうんだろうなあ。

だから正月には残ってもヒトカケラだと思われる。 毎年失敗している作戦だから、いい加減もうわかる。

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2010/11/11 飯物

キビナゴ丼

1パック126円で約20匹入。

こんなに安い魚ってあまりないぞ。 その魚とは・・・キビナゴである。

小麦粉をはたいて丸揚げにし、塩をパラリ、レモンを絞りこんでつまめば飲める。 「関東以南に生息する」と辞典にあるから西日本でしかなじみのない魚だと思うが、目にした際は是非どうぞ。 揚げても、煮ても、干しても、刺身でも旨い。

丸揚げが残ってしまったので、親子丼風にどんぶりを作ってみた。 多少ゴワゴワするものの、一息でかっ込んでしまう美味しさだった。

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2010/11/10 酒肴

ノリノリな鯖

脂が乗っているというかもはや、肥満体型だと表現したほうがしっくりとくるパンパンの鯖が氷の上にズラリ並んでいた。

シメサバにして冷凍しておけば、食感は悪くなるにしろ風味はナカナカのものだという経験があるので、年末用にたんまりと買いこんだ。

三枚におろすと身が脂で真っ白だ。 ここまで新鮮ならば、そのまま刺身で喰ったって旨いだろう。 がしかし、カミさんから炙り〆鯖が食べたいというリクエストをうけているのでシメないわけにはいかない。

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2010/11/09

うすはり

日本酒に強い居酒屋だという。

このあたりの酒飲みならば知らぬ人はいない店なのだとか。

入口にはエビスのたて看板があり、そこには今日のオススメが記されているのではなく、入店に際し、いくつかの諸注意がある。「1、全席禁煙。 2、大声で騒がない。 3、ベロンベロンに酔わないこと」 かなり低い位置に丸い酒林が吊るしてあり、それを避けるようにして店の中へ入る。

日本酒の一升瓶がずらりびっちり詰められた大型冷蔵庫が、3台並んでいる。 その様はまさに圧巻。 全国の蔵元の前掛けが壁面を埋め尽くしている。

とりあえずエビスを一杯注文し、メニューを眺める。 各種珍味から焼き魚まで、日本酒に合うサカナが集結している。 全部メモりたかったぐらいだが、早く飲みたいのでそのヒマがない。 おっとここでまた嬉しい情報が。 「当店は牡蠣にも自信あり」と書いてある。 生牡蠣は各産地のものを取り寄せていて、カキフライは人気のメニューなのだとか。 嬉しすぎる。

気がついたら目の前に突き出しがあった。 それを見て思わずニンマリしてしまった。 突き出しは、しじみの味噌汁だったのだ。 飲んだ後のシメとして味噌汁をススルことはあるが、飲む前にススッテしまうとは・・・しかも酒飲みには嬉しいシジミときた。 この店、イイ。

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2010/11/08 酒肴

生牡蠣をカクテルソースで

長崎県諫早湾で養殖している牡蠣の8割が死滅した」というニュースを先月耳にした。 原因は猛暑で、8月に海水温が30度を超える日が続いた上、9月以降も水温が下がらなかったことだという。

暑かったもんなあ今年。 それにしてもこの猛暑め、オイの好物である牡蠣になんてことしてくれたんだまったく。 来年同じことしたらタダじゃ済まさんからなコノ。

さて。 生牡蠣に合う飲み物と言えば何が思い浮かぶだろうか。

友人は「やっぱりシャブリ!牡蠣にはシャブリ!でもそれは昔の話だともささやかれるが、でもシャブリ!」と言う。

ちなみにシャブリとは、フランスのブルゴーニュ地方で産する辛口の白ワインである。 ではなぜ、シャブリが牡蠣に合うのだろうか?

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わらび餅

カミさんがわらび餅を買ってきた。

わらび餅という言葉は知っていたものの、そういえば現物ってどんなもんだったっけ? 早速包みを開けてもらう。

きな粉がまぶされていて、形は定まっていない様子。 ひとつ口に入れてみると、なじみの無いグミグミとした食感とやさしくひかえめな甘さ、そしてきな粉の素朴な風味が相まって、舌の上で消えていくかのように無くなっていった。 餅を食べている感じではない。

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2010/11/06 酒肴野菜

白菜の古漬け

白菜の古漬け

古漬けの作り方へ→

「そこの小道を入った所にあるらしいよ」

仄暗い路地を指差して彼は言った。 「へぇー。 で、美味しいの?」

「うん、アイツがいうにはナカナカな店だという話たけど」

なんでも彼の知人が偶然見つけた店なのだとか。

こぢんまりとした店の前に立ち、壁面に張り出されている品書きを眺める。 「ほぅ、イワシの刺身…何、女将自慢のシメサバときたか。 そーか、おでんの時期が来たんだなあ…覗いてみるか」

「ガラガラ…」「いらっしゃい」

真っ白な割烹着の女将さんが立っていた。 混んでいるが、幸いカウンターの隅っこがふたつ空いている。

ビールを飲みながら肴の注文を。 「とりあえずシメサバをお願いします」

女将:「ごめんなさいねぇ、今日は市場が休みだったから、シメサバ無いのよ。 刺盛りだったらなんとか作れるけど」

仕方ない。

カキフライあります?」

女将:「なんとか一人前はできますよ。 あとはねえ、これといって今日は市場が休みなもので、たいした料理が作れないのよ。 おでんだったら沢山あるけどいかが?」

言われたとおりにする。

極めて家庭的な味のするおでんだった。 かえってそれが、うれしかった。 熱燗をもらう。

メニューに「漬物」とあったので、これも「おふくろの味」がするのかもしれんと注文した。

先のカキフライが出てきた。 小ぶりだからきっと地ガキなのだろう。 レモンを絞って口に放り込んだ。

「?」

今、口にしたのはカキフライである。 しかしこの味はカキでない。 まぎれもない魚の味だ。 でも相方がつまんだのは、まさにカキフイだったという。

目の前のカキフライをよく観察すると、微妙に形の違うフライが混じっていることがわかる。 それが、何かしら小魚のフライだったのだ。

「あのー、カキフライに混ざっている魚のフライは何なのでしょうか?」

女将:「ごめんなさいねえ、カキが残り少なかったから、ナントカという小魚のフライを一緒に盛り合わせたのよ」

な、なるほどですね…。

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2010/11/05 野菜

山葵から芽が

買ったはものの、冷蔵庫でほったらかしにしておいたワサビから芽が出てきた。

もしかして、植えればどんどん芽を出すのかもと思い、赤玉土に水を張り、差してみた。

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2010/10/06

飲み方

「高知の人の飲み方ってすごいんだよ」とM氏。

オイ:「へえ、藁で炙った戻り鰹のタタキ食べ放題とかですか? そりゃ最高ですね」

M:「違う。 あのねえ、高知県の有名なナントカという酒が出てきたんだよね」

オイ:「へえ」

M:「それを開けて皆注ぎ合って、では乾杯!というはじまりだったんだ」

オイ:「それ何ていう日本酒なんですか?」

M:「知らん。 うまい酒だなあ、とグラスをテーブルに置いたら、もうひとつグラスがあることに気づいたんだ。 一人につきコップが二つある」

オイ:「だからそれ、何ていう日本酒なんですか?」

M:「知らん。 しばらくすると、隣の人がその空いたほうのグラスに並々と酒を注いでくれるのさ」

オイ:「なんでまた?」

M:「知らん。 その注いでもらったほうの酒は、一気飲みしないといけないというルールだったんだよ。」

オイ:「何ちゅう、うらやましい話!でもそれってその飲み会だけの特別ルールじゃなかとですか?」

M:「知らん。 とにかく、自分のグラスの酒は飲むは、注いでもらったほうは一気飲みしないといけないわでもう、フラフラどころのさわぎではなかったワケ。 ぶっ倒れた。 それなのに高知の人はピンピンしていて楽しそうに飲んでいるのさ」

オイ:「何ちゅう、うらやましい話!でもそれってその飲み会だけの特別ルールじゃなかとですか?」

M:「知らん。」

※以上あくまでもM氏の証言です。

もしもこの話が真実ならば是非高知県に飲みに行きたい。

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