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2011/07/05 酒肴

ハラカワ

ある場所で、ハガツオのフルコースをご馳走になった。

身は勿論タタキで。 本鰹みたいに下駄のように厚く切ってつまむわけにはいかないが、薬味をテンコ盛りにするとなかなかのもの。

面白いのがここからだ。 三枚おろしにしたあとに残る頭を出刃二刀流でメッタメタに叩きあげ、まるでなめろうのような舌触りにした皿がでてきた。 エラを取り除いているだけで、目玉も骨も、あの堅い頭全体を叩き潰しているのだ。 ここまで叩くのにどれほどの時間がかかったのだろうか、空気的に聞けなかったので今度こっそり教えてもらおう。

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2011/07/04 菓子

次女二歳

早いもので次女は二歳になった。

近頃やけに言葉がポイポン出てくるな、と思っていたら、もう二歳なのだ。 早い。 おそらくもう子供は作らないだろうから、二歳児とはこれで遊び納めだ。 そう考えるとなんだか寂しい気もする。 ウチは、子供が二歳になったら、次の子ができるという流れでこれまで来たんだよなあそういえば。

なついているようでいて、さほどでもないのが次女の特徴。 ママのほうがいいらしい。 でも、オイが出かけるとなると、後追いをする。 外出するフリだとしても、「一緒に行く」とダダこねる。 相当外好きなのだ。

近頃バズ・ライトイヤーを我が子に見たてており、どこへゆくにも一緒だ。 熱を測ってみたり、寝かせつけたり、絵本を読んであげたり、たまに叱っているときもある。 その現場を見られることが嫌なようで、ばったり遭遇してしまうとバツが悪そうにどこかへ去ってゆく。

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2011/05/30 飯物

焼き真子

今イサキが旨い。

魚屋に行くと、えらい安値でイサキが売られていたので、おもいきって10尾買ってきた。 もちろんこれだけの量を、全部自分で消費するわけではない。 昆布〆にして日頃お世話になっている方々へ送ろうと考えたのだ。 せっせと三枚おろしに励んだ。

10尾ともなると、アラも大変な量になる。 特にこの時期イサキは、真子をかかえている。 10尾中8尾に真子が入っていた(残る2尾には白子)。

アラは塩をふってこんがりと焼き、煮出してスープをとった。 そして細麺を打ち、あっさり風味の醤油ラーメンを作った。 鮮魚系ラーメンである。 焼き海苔に、あえて固ゆで玉子をトッピングした。

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2011/05/12 酒肴

塩鮭

さんまの塩焼き、アジの開き、塩鮭の切り身・・・。 どれも朝の食卓を彩る華々しいスターたちだが、個人的な好みでいうと、塩鮭が一番嬉しい。 これに熱い味噌汁がつけばあとは特に必要ない。

焼きたての塩鮭が一切れあれば、たとえ朝でも、ご飯二杯は軽い。 否、鮭の皮だけでも一杯いけるハズだから計三杯か。 今後も飽きる気配がない。

塩鮭の調理法、実は焼くだけではないのをご存知か。

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2011/05/10 野菜

ご飯に埋もれているもの

日曜の朝に目を覚まし、居間へ行くと親父が新聞を読んでいる。 そして見向きもせずに、「炊飯器ば開けてみろ」と、オイに言う。

待ってましたの瞬間である。 炊飯器の中に何が入っているのかはもう知っている。

豚まんだ。

昨晩飲み歩いた親父がおみやげに買ってきた豚まんが、炊飯器の中で保温されているのだった。 蓋を開くと「モウ」と湯気が顔に当たり、むせる。 そして竹皮に包まれた豚まんが現れる。

お袋はこの行為を「飯に匂いが移るから」と、よく思っていなかったが、今思えばどうせ残り飯だしチャーハンにするのが関の山だろう。 問題ない行為だったように思える。

包みを開いて所々に飯粒のついた豚まんをつまむのがたまらなかった。 兄弟の誰よりも早く、炊飯器の中の豚まんをかじれたことが、妙に誇らしかった。 遠い遠い、子供の頃の記憶。

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2011/05/07 酒肴

プチシイタケ

シイタケに塩、胡椒を振り、たっぷりのバターで炒めてつまむ。 噛んだ瞬間、傘のヒダからバターがにじみでてきてアチアツなりながら冷ったいビールを流し込む。 たぶんその気になれば、シイタケのバター焼きだけでビールを5リットルは飲めると思う。

シイタケのバター焼きは、自分で作ったほうが旨い。 炒める際立ちのぼる芳醇な香りは、調理場でしか味わうことができない。 その余韻に浸りつつ急いで食卓に乗せ、即かぶりつくのである。 ただ卓につき、できあがるのを待つだけならば、あの香りを楽しむことはできない。

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2011/05/03

賞味期限:無限

ハブ酒

賞味期限の受け止め方は人それぞれである。

期限内に必ず食べきり、もし期限を一日でも過ぎれば廃棄してしまう人。 期限内外問わず、匂いや舌、自分の感覚で判断する人。

どちらかといえば、オイは後者のほうで、賞味期限を大幅に過ぎている食品でも、イケそうだったら喰っちまう。 調味料にこういうのが多い。

期限内でも、何か変だったら思い切って捨てちまう。 夏場の豆腐でたまにあるパターンで、期限内でも封を開けたら糸を引いたりすることがある。

そもそも賞味期限とは、「食品の品質が十分に保たれ、おいしく食べられる期間」を指すものである。 過ぎたら食えんという意味ではない。 たまには自分の感覚で判断するのもよいかと思う。

「賞味期限:無限」という食品に出くわした。

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2011/05/01 菓子

森永ミルクキャラメル

「お寿司のグミを買ってきて」と娘からたのまれた。 お菓子売り場の棚を探しても見つけることができなかったので、独断で「森永ミルクキャラメル」をかごに入れた。 からし色をした昔から変わらぬパッケージに、つい手にとってしまったのだ。 たぶん子供たちはまだこのキャラメルを食べたことがないはず。

「寿司グミ」をリクエストしていたのは長女。 理由を説明し、キャラメルを差し出したらモロに拒絶された。 こんなもの食えるかという顔をしている。

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2011/04/27 果物飲料

はちみつれもん

はみちつれもん

ハチミツのある生活をはじめて半年になる。

甘味付として調理に活用したり、毎朝のヨーグルトにたらしたりする。 ハチミツを食べ続けていることによる効果に関しては、特にこれといって実感できるものはないが、日に一度は口にしないと気持ち悪いという、もはや習慣の一部となってしまっている。

ハチミツ屋に通っているおかげで店の人とも仲良くなり、ハチミツに関する色んな話を教えてもらっている。

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2011/04/26 酒肴

たたみいわし

たたみいわし

タタミイワシは、イワシの稚魚を生のまま薄く板状に並べて干したもの。 東海地方の特産品である。 聞くところによれば、この製法を思いついたのは海苔職人だという。 シーズンオフでヒマな時、イワシの稚魚を海苔を作る時のように扱ったところ、「たたみいわし」が誕生したらしい。

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