なるといずこへ
喜多方ラーメンのカップめんを食べた。
麺は太麺平打ちで醤油風味。 具はナルトにメンマ。 近頃のカップ麺には太麺がよく見られ、それがなかなかウマい。 個人的にも今太麺なんだよなあ。 本物の喜多方ラーメン食いたくなってきちゃった。
(more…)進藤はきもの店:桐下駄
下駄に何故惹かれるのか?
夏になると下駄を買う。 これは毎年のことではなく、二年に一度の割合だ。 五千円程度で売られている下駄をひとつ買い、それを2年がかりで履きつぶすのだ。
下駄をいつ履くのか?
近所をブラブラ息子と散歩したり、コンビニへ行く時に履く。 だからといって、和装をしているわけではない。 グラミチの短パンに、ヘルスニット。 その辺に転がっているキャップを適当にかぶり、何故か足元はテバやメレルのサンダルとかエスカレーターに巻き込まれたりするアレやスニーカーでもなく、下駄なのだ。
「妙だ」と言われることや「下駄ってのも最近珍しいね」と友人や近所の老人が声をかけてくることもあるが、どうあれこちとら快適なのだ。
具体的に下駄のどこがいいのか?
「カランコロン」やはりまずは音である。 買ったばかりの新しいうちは「カランコロン」という軽快な音をたてて歩くワケにはいかず、鼻緒がキツくて足にフィットしないし、下駄の歯も直角すぎるため、どうしてもロボットのような、ハイヒールがまだよくなじんでいない女のような歩き方にならざるをえないワケだ。 それをめげずに無理して履いて自分の足、歩き方に都合が良いよう下駄を慣らす過程はデニムや革製品と同じ、エイジングの楽しみも、あるのだ。
雲仙に行く途中、桐下駄という看板が見える。 この店こそ知る人ぞ知る進藤はきもの店である。 店の主人進藤節夫氏は現代の名工に選ばれたこともあり、五十数年にわたり下駄を作り続けておられる。 知るキッカケになったのは、以前新聞かテレビでこの店の紹介を見たからだ。
「ごめんください」店に入ると、進藤氏がにこやかに迎えてくれる。 店の中には下駄が沢山陳列されており、どれを買ってよいのか戸惑うが、身長、体型をひと目で定めた進藤氏が「これはどう?」と勧めてくれる。
最初に手にとったものは、機械で加工された普及品であり、オススメしてくれた方は、進藤氏手造りなのだとか。 店内には下駄を作る作業場が設けられており、数多くのカンナやナタ?のような専用工具が整然と並べられている。
支払いをするためにレジへ向かう。 突如、息子が進藤氏に呼ばれて、座敷にあがる。 「よし、キミに下駄作りの最後の仕事をさせてあげよう」という。 どうやら下駄のカカトに「紋」を打つようだ。
突如仕事を命ぜられた息子は一瞬戸惑うが、すぐさま小さい金づちを手渡された時にはもう、進藤氏の弟子であるかのように真横に正座してかまえた。
「いくぞ、おじちゃんがこうやってこれを抑えておくから、その上をトントンとこうやって叩くんだぞ」息子はうなずく。
「ほら、たたけ!」といわれた瞬間、金づちを勢いよく振り下ろしたが、それは進藤氏が持つ金具には当たらずに、右手をおもいきり打ちつけてしまった!
「あいたーっ」と氏が言う。 現代の名工の手を金づちで叩いてしまったにもかかわらず、息子はケケケと笑っている……。 気を取り直して、こんどはもう少し慎重に、振り下ろす。 「カコン…」と金具の頭に金づちが当たった。 「それもういっちょ」との掛け声にまた「カコン」。 息子は要領を得たようで、割合リズミカルにコンコンと金づちを振る。 顔を覗くと真剣さを感じさせながらも嬉しそうにしている。
進藤氏が下駄のカカトから金具をはずすと、キチンと紋が入っていた。 「おーキミはなかなかスジがいいね、じゃ、もう片方もやってみらんね」「カコンカコン…」
「息子さんは元気がありますなー。 自分の手を打ちつけても痛がらずに金づちを振るう子どもは元気のある証拠ですよハハハ」とおっしゃる。 褒められて、少し照れる息子。 仕事をした褒美に「積み木でも作ってよ」と、下駄を作る際に出る桐の切れ端をビニール袋いっぱいに頂戴し、大興奮する息子というか私。
進藤はきもの店に行くと、上質の下駄が手に入り、人の温かさを肌で感じることができ、なおかつ下駄のウンチクも聞くことができる。
下駄との付き合い方
- 下駄を履いているうちに小石などが歯にめり込んでいくが、これは取ってはいけない。 めり込んだ小石がスパイク代わりになる。
- 桐は温かい。 靴下を履いて靴を履くよりも、素足で桐に接すると温かいものだ。 なので冬だって下駄でオッケー。
- たまにはフキンで拭いてあげると美しさを保てる。
等。
数十年も素晴らしい下駄を作り続けているから常連も数多いらしく、私が来る少し前にも毎年、北海道から買いに来られるお坊さんがいて、二万円のを買っていかれたそうな。 そのお土産にもらった利尻昆布の説明も詳しく教えてもらった。
※下駄を買う際は、ぜひ進藤はきもの店をおすすめしたい。 今回買ったものは六千円チョットのもので、それより安いものもあれば、もっと高価なものもある。
進藤はきもの店
- 住所:長崎県雲仙市千々石町
- TEL:大丸店 0957-37-2220
- TEL:国道店 0957-37-2034
某ハウス系ラーメンにて
困ったビルドインコンロ
昨日ちゃんぽんを作った。
具材を炒めながらチャンポン麺を温めつつスープに火を入れているというまさに調理も大詰め、一番肝腎なところである。
どんぶりに麺を入れた。 そしてその上に具材を散りばめた。 さぁ、スープを注いで出来上がり! となるハズだったのに、なんとスープが冷たいのだ。
我が家のチャンポン作りには、ガステーブルの火の出口を3つともフル可動するというのは「ちゃんぽんば食らう」で説明した通り。
どうやら、スープを温めていた火だけが消えていたらしく…。 向かって左のその火口は、立ち消え防止機能とでもいうのかな、残り2つの火の出口と違い、真中にポッチがついている。 鍋を置くと、そのポッチが沈むようにできていて、鍋を上げると火が自動的に消えるというわけで。
このポッチに迷惑している。 鍋を置いて、ピクとも動かしていないのに、日によっては勝手に消火されていたりする。 非常に腹立たしい。 そもそも正常に動作しているとしても、俺にこんな機能は要らん。 中華鍋で炒め物をするにもチョット鍋を持ち上げるだけで消火。 「チッチッチッチッボッ」と、再度点火するもまた立ち消え。
非常にストレスを感じさせるこのコンロは交換しようにもキッチンと一体化しているので容易ではなさそう。 こっちは真剣に料理作っているんだ。 まじめに働いてくれ。
お酢?パイロゲンって何ね?
オイはリンゴジュースが大好きばい。 やっぱ果汁100%が良かね。
一口に果汁100%といってもさ、しぼった果汁ばそんまま使うストレートと、果汁の水分ばいったん飛ばして濃縮して、容器に詰める前に水分ば戻す濃縮還元のあるとさ。
(more…)新米における新米
今週から我が家も新米さ。 なんか新米って良かね。 新しいって清々しかとよ。 あぁ旨そう。 パクッ。 柔っ!
オイはご飯は固めが好きさ。 いつものように少し固めに炊いたはずばってんが、柔さー。 うっかり水加減ば間違えたとか、はたまた新米やけんなのか? ワカランばってん、次炊く時は再調整の必要アリばい。
炊飯時はね、人差し指ば米の表面に付けて、第一間接まで水ば入れれば丁度良か水加減になるとさ。 ってじいちゃんが言いよったとばフと思い出したけんね。 ちなみに何でご飯は一度に沢山炊いたほうが美味しかとやろうか?
ご飯は一度に沢山炊いたほうが美味しいのは何でか?
それはね、米の量が多いと、沸騰するまでに時間のかかるけんさ。
電気ガマ
自動炊飯器ば初めて商品化したとは東芝ばい。 発売は戦後まもなくやったとばってん、さっぱり売れんかったそうな。 そいが昭和30年代になってようやく売れはじめたときの話。
「おたくの電気ガマは足から煙の出てくるじゃなかか。 おかしかぞ。 どうなっとっとね!」
ていうクレームの来たそうな。 そしてそん煙の出た家に詫びに行ったら、電気ガマばガスコンロにかけとったそうな。 そりゃ煙も出るさねバカチンが。
又、「ご飯ば炊いたら泡だらけになっとけど…ちょっと来てくれんねて言われて出向いたら、そん人はなんと、洗剤でお米ば洗いよったそうな…
めし椀グランプリ
温かいご飯ば盛った時の美しさと独創性ば競う「めし椀グランプリ」の2006年10月、長崎県波佐見町で開催されるらしか。(2006/06/23-朝日新聞より)
居酒屋にて
でもオイは料理屋に行く以上、カウンターのマスター前方に座り、食材や、店の雰囲気、仕事振りば眺めながらー美味しい肴ばつまんで、酒ばグビリ。 たまにはボーットする。 また食材ば眺めながらグビリ。 ってな感じが好きとよ。
でも家族で行ってそがんことはできるハズのなかとバイ。 ゆっくり飲めるワケなかと。 そもそも食うことも満足にできん! 昨日はいいちこ720mlば一本飲むとに30分。「飲むとの早さー。」って 言われたとけど、別に好きで早くのんだワケではなく、急いで飲みこんだ。 って言うたほうがよかごたる感じで飲んだけん美味くもなんとんもなかったとよ。
うーたまには一人で飲みに行きたか。 もしくはウチの子早く大きくなれ。 一緒に飲もうぜ。虫歯決死戦
日ごろ食い物の事ばっかい考えよったら虫歯になってしもうたとばい…虫歯って子供の頃からなぜか夜中に痛み出すとさね、困ったもんで。 日中痛み出せばすぐ歯医者に行って痛みから開放されるとばってん、なんせ夜中に痛み出すもんやけん、次の日病院に行って治療するまでの 時間は痛みにノタウチマワらんばイカンとさ、つらか時間ばい。
その日もフツーに晩飯ば食うて寝て、夜中の2時半やったとさね。 左の奥歯のメチャ痛かとさ。 もうズキズキしてね歯茎の脈打ちよるて感じさね。 鏡ば手にとって、痛かところば見てみたとけど、特に異常は見当たらんとさね。
(more…)スーパーメンチカツ
免許の講習
今日は免許の違反者講習やってから、1日の貴重な時間ば2時間も費やして教官のおっさんの話ば聞いてきたとばい。
「こいは笑い話じゃなかとばってんが~」
っていう、ものすご長か話ば聞かされて、早う終わってほしかとにさ、オイは心身ともに打ちひしがれたとばい。
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