九十九島せんぺい
なぜか子供たちに人気のあるせんぺいなんだよなあ。 「せんべい」ではなく、やはり「せんぺい」なんだよなあ。
(more…)瓜子
寒い寒い、早くスイカをかじれる夏が来ないかなあ。
(more…)子供たちよ!
次女
一歳半検診へ。 歯科検診や身長、体重を計ったり、育児相談などもある。 ブロックをうずたかく積み上げて先生にほめられると、臆することなくドヤガオでキメるところがいかにも次女らしい。
次男
サンタさんにもらったプラレールに熱中し、毎日コースを変えて走らせていたところ、やがてレールの上を走らせることがイヤになってきて、自由気ままに、トーマスとパーシーを部屋の中で走らせるようになった。
その光景を眺めていると、ちゃんとストーリーがあるようで、力尽きたトーマスをパーシーが後ろから押して助けたり、時にはバトルさせたりしている。 クライマックスでは、フェバリットコレクションの恐竜たちが登場する。 もはやプラレールではない。
(more…)ピュロロロロ~
とある料理屋さんの主人は、利き酒師だ。
「かっこいいですよね、オイもいつかはなりたいです」といえば、「利き酒師には誰でもなれるよ、ただ、本当に酒の味がわかる人間にならないとね。 私は今でも修行の最中」という返事だった。 どんな業界にでも当てはまる話だと思った。
ひと段落した主人は、この度はじめて入手した銘柄の一升瓶を取り出して封を開け、味見をはじめた。 オイは飲みながら、その様子をじっと眺めていた。
よくある利き酒用の2重丸が入った猪口を使うのではなく、薄く透明なショットグラスを用いている。
(more…)バカラのグラス
行きつけの酒屋さんは良い酒屋さんだか時々勘定を間違える。
いくつか酒を購入し、いざ会計を済ませてレシートを見ると、合計金額が合わないことしばしば。
少なく請求されていることはなく、いつも大体七、八百円多い。 店員さんを見ていると、瓶のラベルにあるバーコードをピッと読み取って会計しているわけだから、間違えようもないハズなんだけど、間違ってしまう。
別の店員さんが会計をしても違っていることがあるから、レジがおかしいものと思われる。 どうにかしてください。
(more…)無意志的記憶
正月婆ちゃん家へ遊びに行った折、仏壇に手を合わせていると、誰かが後ろから力なく肩をたたいてきた。 振り返ると次男が立っていて、「ちょっとこっちに来て」と言う。 顔は白々としていて表情は冴えない。
手をひかれて言われるがままについていくと、そこには一本の柱があった。 「こんな所に柱あったっけ?」
次男はオイの顔を見上げ、それからすぐに柱の根元を指さした。
「パパ、木から足がはえているよ。」
(more…)樽酒の香り
「生酒を軽く燗して飲む」という技を居酒屋店主に習い、早速実行してみるとこれがまた旨いのなんの。 生酒の芳醇さはそのままに燗で味の広がりが出ているという荘厳な酒になった。 一口すすると、舌が百畳ありその隅々にまで味が行き届いている真っ最中、というようなイメージが広がる。 何度口にしても、味が広がる余韻を楽しむことができる。 目を閉じて、ゆっくりと味わう。
突如ひらめいた。 「もしかして、一升瓶の中に吉野杉の切れ端をいくつか放り込んでおけば、樽酒風味になったりして。」 そしてこのようにつぶやくと、kurosunadaiさんから「なりますよー。つけとく時間が難しいけど。」という返事をいただいた。
それでは早速、樽酒の樽の上ぶたを叩き割って、一升瓶の中に入れておいた。
(more…)極細麺から皿うどんへ
予想していたとおり、大晦日は雪のせいでお客の大半が来れなかった。
したがって、娘と一緒にせっせと打った極細麺30玉の大半が消費できなかった。
年が明けて一日。 朝起きてみるとまだ雪が降っていて、これではお出かけできそうにない。 仕方がない、たまにはゆっくりと過ごしてみるか。 朝から熱い風呂に入り、それから日本酒を開け、チビリチビリと飲みはじめた。
昼過ぎなり、家族から「なんか腹減った」コールがあったので、極細麺を少し揉みほぐしてから胡麻油で色よく揚げて、皿うどんの細めんを作った。 予想通りの仕上がり。 こんな旨いパリパリ麺食ったことがない。
(more…)