大根の醤油漬
大根をよく洗い、皮付きのまま切り分け、昆布、鷹のつめを入れた醤油に漬け込む。
半日ぐらいすればもう食べることができる。
「醤油に漬ける」という話だけ聞くと、なんだか塩辛くなりそうな気がするがそんなこたあない。 大根から水がでてくるからだ。
(more…)手袋が・・・
NIKE+にも随分慣れた。 「ああもうトータルで、フルマラソン分走ったんだ」と徐々に走行距離が伸びていくのが楽しい。
昨晩近くのグラウンドを走っていたときのこと。 照明が少しだけしかないので足元がよく見えない。 こんなことならばLEDライト持ってくるんだったなあと思っていると、目の前に手袋が二つ、落ちていた。 黒い手袋である。
「まだ手袋するほど寒くはないよな・・・」それをよけて走った。 耳にはイヤホンをつけているので、周囲の音は聞こえない。 そろそろ汗がにじみ出てくる頃だ。 少しペースを上げる。
突如背後に気配を感じた。 たまにあることだが、振り返ってみても、何かいたためしがない。 シカトするかと思いつつもつい振りかえってみると、なんと、手袋二つが、追いかけてきているではないか!
ああついに、オイも化け物を見る日が来たんだ。 こんなことならばせめて、ケータイでも持ってればよかった。 そしたら動画撮って、YOUTUBEに上げて、もうやんややんやの「世界初、追いかけてくる手袋の動画!」として絶賛を受けただろうに。
(more…)大した男
朝、登園しようと勢いよく玄関のドアを開けた子供たちが「ギャー!」と騒いでいる。
ドデカい犬でも横切ったのかと思いきや、地面を指差して大盛り上がりだ。
何かと外にでてみると・・・ここに書くのは、はばかられる物体が道路に広がっていた。 飲み屋街のすみっこにあったりするアレである。
(more…)大量の
娘のリュックがパンパンに膨れているので開けてみると、見慣れないビニール袋を発見。 中に何が?
覗いてみると、そこには大量のマツボックリ、ドングリ、イチョウの葉っぱ、よくわからん葉っぱがあった。
(more…)NIKE+プラスNIKEiD
毎日走っていることだし、どうせならばそれを記録しておこうと思って導入したのがNIKE+。
(more…)チキンラーメンの知られざるエピソード
チキンラーメンは日清食品創業者、安藤百福氏が発明した。 これはいままで幾度となく語られてきた真実である。
ではなぜ、安藤さんはチキンラーメンを開発しようと思い立ったのか? ここにあまり語られることのないエピソードがある。 チキンラーメンの原点は、南極観測隊だった。
南極大陸に観測隊派遣が決定したとき、簡単に高カロリー食を摂取できるように日清食品に依頼して作られたのが、チキンラーメンだったという。
この話は西村淳の『面白南極料理人 お料理なんでも相談室』にあったもの。 もうひとつ面白い話を。
(more…)飯ピザ
三歳半検診
今日は次男の三歳半検診の日。 すくすく健康に育っているかを見てもらうのだ。
いくつかの検査項目は家庭で行い、先生に報告するようになっている。 まずは視力検査から。
視力検査に使われる切れ目の入った輪のことをランドルト環という。 大小の環が印刷された紙が用意されてあるので、2.5メートル離れたところからそれを見せ、どこに切れ目があるのかを答えてもらう。 片目ずつ行うルールになっているので、目隠しとして、スプーンを代用した。 メジャーで2.5メートル計測し、次男を立たせる。
「はい、これはどこに切れ目がありますか?」
次男はトコトコ歩いてきて、じかに環の切れ目を指差した。 「ここ!」
ちがうちがう。 「あのねえ、そこから動かずに上!とか下!とか答えてください」
(more…)もしかしてあれは・・・
今朝、あまりの寒さに目が覚めた。 「こりゃあ、ストーブ点けとかんと皆起きてこられんな」
灯油を取りに物置へ向かった。 「ふーっ寒寒」
「あれ?」
5時になったばかりなのでまだ外は真っ暗だ。 いくつか星がきらめいているが、その中のひとつがやけにデカくて、近くにある。 ちょうど山の真上に浮かんでいるように見える。 あんな場所に街灯は無いし、微動だにしないことから飛行機でもなさそうだ。
もしかして、ついにこの時が・・・未確認飛行物体なのではなかろうか!
しばらく見守るが、動く気配がまったくない。 もしかすると、こちらを監視しているのかもしれない、とか考えたりして盛り上がり、急いでビデオカメラを取りに行った。 「頼む!消えないでそのまま居ておくれ!」
UFOはそのまま浮かんでいた。 ビデオカメラを三脚にセットし、録画を開始した。 「ふはははは、UFOを見た証を残せたぞ。 これでアクロバティックな動きでもしてくれれば言うことないんだけどな」
ああそういえば、灯油を取るために外へ出たんだった。 ストーブを引っ張り出し、給油し、点火する。 この冬初ストーブの瞬間。 昨日の晩御飯「豚汁」の入った鉄鍋を上に置いて温めなおす。
(more…)樽
元々は酒屋で、居酒屋になって数十年。 各地の日本酒をズラリ取り揃え、毎日常連客で賑わっている。
こんな情報を仕入れ、その日の夕方店探しに出かけた。 そしたらなんと、たまに行くホルモン屋の並びにある店だった。 飾り気のない看板に小さな店構え、外から店内がよく見えないこともあり、これまで見過ごしていたのだ。
戸を少し開けるとガヤガヤと客の声がする。 ちょうど大将と目が合ったので「ひとりですけど入れますか?ていうか満員ですね」と伝えると「あちらがひとつ空いていますよ」と、L字型のカウンターの端を指して言う。 ツイてる。
少し狭いがこれも味のうち、いやあ、それにしても年季の入った店だなあ。 木製の角が丸まったカウンター、やけに低い天井、昭和の匂いがプンプン漂う和風木造建築で、照明ひとつとっても、いまどきこんな型をしたものは売られていない。
壁面はびっしりと小さな酒樽、一升瓶で埋め尽くされており、店の奥には某銘柄の名が刻まれた、とても古そうで重厚な看板が掲げられている。
客の7割は50代以上のおじさんである。 日本酒飲む雰囲気としては申し分ない。
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