飯ピザ
姉の旦那とたまに飲むことがある。
彼はよく飲み、食べる。 けれど自炊の習慣はない。 しかしそんな彼にもたったひとつ、作れるものがあったりする。 それが「飯ピザ」である。
茶碗に冷や飯をよそい、卵を割り落とす。 醤油を回しかけ、とここまでは卵ご飯だがこっからが違う。 グチャグチャに混ぜてしまう。 そしてそれを、油を引いたフライパンに広げ、ピザのように両面焼き上げるのだ。
も少し手を入れるなら、チーズを混ぜてみたり、刻んだトマトを混ぜてみたり。 とにかく簡単に作れてしまう。 茶碗一杯のご飯に対して卵一個の割合が基本。
面白い調理法だがしかし、ピザのようにビールに合わせるにはちょっとアレだし、普通に食事としてかじるのもよいかもしれないが・・・一体いつ食えばいいんだろう。
ちなみに彼は、飲んだ後のシメとしてフラフラ自分でこれを焼き、皆に見せて自慢した後、ひとりもぐもぐとかじっている。