生醤油そうめん
掲示板でbasil_oさんに教えてもらった生醤油そうめんを作った。
そうめんを茹でてアツアツのまま丼に移し、味の素、醤油をかけるだけ。 たったこれだけでまとまった味になるのだから味の素の威力は絶大。 あえて汁少なめ。
穴場らしい居酒屋
激安で質の高いキャバクラがあるので是非行こう!!!と誘われたので行ってみたらそうでもなくて、なおかつ高かった・・・という事がNくんに関しては多々ある、が憎めない人柄なのでつい信用してしまう。
「激安で穴場的存在の知る人ぞ知る居酒屋があるので是非行こう!!!!」と言われたのでついていった。
繁華街の路地裏にその店はひっそりとたたずんでいた。
ガラリ。 引き戸を開けると店内は想像以上に広く、奥に長かった。 数名のサラリーマンが座敷に固まっている。 他に客はいない。
「ああNくん。 さ、入ってよ」 とオカミさん。 Nくんとオイはカウンターに座る。
「まずはビールよね」 はいその通りです。 運ばれてきた大ジョッキをつかみ、軽く乾杯してからいつものようにゴクリとやる。 んん?
気を取り直してもう一度ゴクリとやる。 ビール自体は冷たい。 んー・・・・・・・・。
なんだか生臭いんだよな。
生ビールを生臭いと思ったことはこれまでに一度もない。 舌のせいだと思いもう一度口をつけてみても、やはり生臭いのだ。
急遽となりのNくんのジョッキと交換し、飲んでみた。 同じように生臭い。 間違いない、このビールは生臭い!
ビール自体が生臭いのか、それともこの大ジョッキが生臭いのか? それはちょっとわからないが、とにかくNくんはこの生臭いビールをやや美味しそうに飲んでいる。
「ねえ、このビール生臭くない?」とNくんに聞いてみようかとも思ったが、Nくんはここの常連だし悪いし、オカミさんは目の前にいるのでささやきが筒抜けだろうしで、腹の中におさめた。
うーんしかし何度口にしても生臭い。 こんなことなら中ジョッキにしておけばよかった。 果たしてこのビール、飲み干せるのだろうか? この日、寒いのに喉が渇いていたのでとりあえずビールを二杯飲みたい気分だったのに。
思い切って腹据えて、別の意味で一気飲みしてやった。 気合だ気合、生臭いビールの一杯や二杯、飲み干せないでどうする。
ビールを飲み干したところで考えが。 「もしかすると今回のジョッキに限って、何らかの理由で生臭かったのかも知れない。 もう一杯中ジョッキを頼んでみようかな」
思い切ってもう一杯中ジョッキをたのんでみた。 これでいつものビールだったらモウケもんだ。
中ジョッキに口をつけてみると・・・・・・やっぱり生臭かった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 一体何なんだ??
ビールのことはもう忘れよう。 鼻からの呼吸を止めて一気に飲み干し、焼酎をたのむ。
「オイくん、焼酎ボトル入れてるからまずそれ飲もうよ」とNくん。 じゃあ、そうしましょう。
Nくんの焼酎は、ほとんど入っていなかった。
「あれぇ?いつの間に飲んだんだろう?」とかNくんは言う。 どうせおまえが酔っ払って飲んだんだろうが。 気を取り直して一升瓶をたのむ。
銘柄を吟味していたところ(吟味するほどない)Nくん(以下N)が「ここのオリジナル焼酎があるんでそれにしない?」という。 経験上オリジナル焼酎が当りだった試しはない。 だがまーしゃーない、それでいい。
マズからず旨からずの焼酎だった。 生臭いビールに比べればこんなの天国だ。 2、3杯開けると調子が出てきた。 んで、つまみは何があると?
メニューだけはやけに多い店だった。 枝豆からカラスミまである。 ちょっと面白そう。 「とりあえずじゃあ牛タタキを・・」と言いかけたらNが「オカミさん、いつものようにやっちゃってください」という。 常連だけに「いつもの」があるのだ。 だまってグラスを傾ける。
まず最初に出てきたのが、焼鳥盛り合わせだった。 あれおかしいな、だってオカミさんずっとここに立ってんじゃん。 一人でお店切り盛りしてるんだよね、だったらいつ焼鳥焼いたの?
という話は置いといて、レバーをつまむ。 うーん中身は半生でジューシー・・・でいいんだよね。 単なる生焼けってことはないよね? という話は置いといて、とりあえず焼酎で流し込む。
まあ、焼鳥にそこまでのハズレはない。 しばらくN、オカミさんと歓談する。
「じゃあ次は例の玉子焼きで」とN。
今度はオカミサンが動いた。 使い込んだ玉子焼き器を取り出したところからすると、もしかして玉子焼きはこの店の看板メニューなのではなかろうか、と憶測。
グニャリとした塩味の鳥皮をつまみながらNと会話する。 奥のサラリーマン席から「オカミサン、氷ちょうだい!」と注文がはいる。 オカミサンは今玉子焼きに忙しいところだが、お客さんを待たせるわけにはいかない。 頃合をみて、オカミサンは座敷へ氷を運んでいった。
玉子焼きの前に帰ってきたオカミサンは開口一番「あら焦げちゃった」とオイ、Nを照れくさそうに見上げる。
覗いてみると玉子焼きというか、海苔の塊のように真っ黒けっけな物体がそこにあった。 もしやこれを食べろと言われまいか、と心配したが、さすがにそれはなかった。 焼き直しとなる。
酒も入り、オカミサンの人柄もよく、楽しく酒を飲む。 オカミサンがどうしてこの店を始めることになったのかという話から生い立ちに至るまで事細やかに教えてもらった。 その話は十分酒の肴になった。
オカミサン、つい話し込んでしまった。 また玉子焼きを焦がしてしまった。 でも食べれないほどの焦げではない。 また焼きなおそうとするオカミサンにそのままちょうだいと伝える。
Nはうれしそうに玉子焼きを食べてみろ、とすすめる。 一口つまむ。 中身に納豆が入っていた。 そうかこれは納豆入り玉子焼きだったんだ。 というのはわかったが、なんちゅうか・・・もしもちょっぴり焦げてなかったとしてもこの玉子焼きは・・・・・・まあいいじゃないか。
かなり気分がよくなったNは、ここで歌おう!と提案をする。 いや歌おうっていわれてもカラオケもないし、あったとしてもここではちょっとなあ、と言うと「流しを呼ぶから」という話になった。
流し!? へぇ、そりゃ面白そうだ是非来てもらおう、早速オカミサンは流しに連絡をする。 5分もたたないうちに、まるで今回のプランに組み込まれていたかのように流しはギターを肩からかけ、分厚く使い古された歌詞本を持って現れた。 着物を着てハンチングをかぶっている。
流しの出現により場の空気が一瞬で変わってしまった中「じゃあどれからウタウ」と流し氏。
Nは北酒場をリクエストし、ギターのメロディにややあわせながら大声どなりあげて気持ちよさそうに歌い上げた。 「ほーいつもながら巧いもんだね」と流し。 次はオイの番だ。
使い古されたというか半ばボロボロのページをめくり、歌えそうな歌を探す。 やはり懐かしの歌しかそこにはない。 うーん・・・。 じゃあ思い切って兄弟舟でお願いします。 と伝えると「そんな歌は弾けない、キライ」と流しは言う。 え、何でも弾くんじゃないんですか。
松山千春もダメ、尾崎豊もダメだった。 氷雨でやっとオッケーがでた。 氷雨なんて歌ったこともないがもう何だっていい、とりあえず歌う。
「ほー巧いもんだね」と流し。 どうやら決まり文句らしい。 「じゃ、次は流しさんが歌ってくださいよいつものを」とN。 流しオリジナルの歌があるらしい。 ビールを2、3杯飲んでいただいてからオリジナル曲の演奏が始まった。 ちょうど黒澤明のまあだだよで先生が歌っていたのに似ていた。
流しは最後の一杯を勢いよく流しこみ、ひっそり去っていった。
「オカミサン、洋風ソーセージ!」と相当できあがっているNは注文した。
ちょうどウチの子が好きなベビーハム?というか想像していた洋風ソーセージとはかけ離れたものがケチャップをそえて出てきた。「はい今日はこれで料理はおしまい」とオカミサンは声高々に宣言した。 もうどうにでもなれ。
穴場といえば穴場と呼べる居酒屋だと思う。 たぶん料金は相当安いハズだ。 Nはまあ、ウソは言っていないことになるかな。 と考えていたところ結構な金をとられた。 一体どの料理を、どの酒を飲めばそんな値段になるのだろうかという金額だった。 流しのお金は本人に直接払ったし、考えられる事としてはオリジナル焼酎なるものが相当な値段だったことになる。
Nの言うことは信用できない。
もう一軒穴場のキャバクラ行こうというNを制し、ラーメンでも食って帰ろうと説得する。 すると今度は近くに旨い中華料理屋があるとか言う。 とことんまで付き合ってやろうではないか。
ごく普通の中華料理屋だった。 すかさず生ビールを注文し、ギョーザで飲む。 そう、これがビールの味! もう一杯。
Nはグデングデンになりながら、何を思ったのかこの店の名物と言い張るレバー定食大盛を注文し、半分寝ながら食べていた。 しまいには口にレバーとご飯をつめこんだまま、寝た。 まるで幼児だ。
やっぱりこいつはおかしい。 しかしどうしてビールが生臭いんだろう。
牛のほほ肉:肉のとみなが
長崎県雲仙市に「肉のとみなが」という店がある。
牧場直営店であり肉が安い。 近くを通ると大体立ち寄り、豚足やモツ系の肉を買いだめしている。
先日は牛のほほ肉が売られていた。 ほほ肉ってめずらしか、ということで購入し、冷凍庫に放り込んでおいた。
ある日酒の肴が底をつき、冷凍庫をあさっていた所このほほ肉を発見した。 すでに買ったことさえ忘れていた。
鯛の頭をカブト焼きにした場合、目玉周辺と同じぐらい好きな部位がホホ肉である。 若干歯ごたえのある食感がたまらん。 だからたぶん牛のホホも歯ごたえがあるのではなかろうか、と推測をし、とりあえず少し切り取って焼いてみた。 味はあるが固かった。 やはり長時間煮て喰う系の肉なのだ。
湯玉のたつ鍋にホホの塊を放り込んで、3、4時間煮込んでみた。 牛すじのように柔らかくなっている。
アツアツを薄切りにしてつまんでみた。 ギュウスジと牛アキレスが混合したような食感であり、味もそんな感じだった。 コンビーフと似ているところもあるようだ。 結論としては旨い。
ポン酢をまわしかけてつまみながら芋焼酎のお湯割りを飲んだ。
たしかグラム100円だったと思う。 おでんに放り込んでも美味しいんだろうなあ。 こりゃ、ちょくちょく買わんばいけん。
朗読する売り込み電話
時々妙なセールス、勧誘の電話がかかってきたり、ワケワカランFAXが届いたりする。
心に余裕が無い日はホント腹が立ってしょうがない。 先日、こんな電話があった。
契約しているとある回線業者からだ。
「男:〇〇〇です。 いつもご利用ありがとうございます。」
「オイ:ああ、どうも。」
「男:現状特にご不満などございませんか?」
「オイ:とくにありません。」
「男:PC の操作で困ることってたまにありませんか?」
「オイ:たまにありますよね。」
「男:そのような場合、どういった対処法をなさいますか?」
「オイ:ネットで調べたり、ほっといたりします。」
「男:現在当社では、ナントカサービスというのを行っておりまして、そのようなお悩みをお持ちのお客様へ適切なサポートをさせていただいております。」
「オイ:はぁ。」
「男:ご契約いただいているお客様へは特別料金としてどうのこうの・・・・」
「オイ: ・・・・・・・・・・・・。」
「オイ:あのー特に必要としていないのですが。」
「男:あ、そうでしたか。」
というやりとりをし、これでようやく電話を切れる、と思った所、怒涛の売り込みがはじまった。
「男:本サービスとしてはPCの操作、インターネットでのトラブル、ソフトの使用法などについてより詳しい説明を行っております。 ご希望によりましてはお客様のご家庭にスタッフが出向き、不具合の修正などもさせていただいております。」
「オイ:いやですからケッコ・・・。」
「会員様へは月額800円で相談受け放題、トクトクプランをご用意しております。 雨の日には傘をもってきますし、具合が悪いときは車で病院までお送りします。 他者と比べた際のメリットとしましては、まず第一に料金が安いということ、次に・・・」
2、3分は一歩的にしゃべられたのではなかろうか。 そのたどたどしい話ぶりからおそらく彼は文章を前に目で追いながら読み上げていると思われる。
「ホンットにもう結構ですから。」と伝えると、ようやく切ってくれた。
こんな電話でそのサービスに加入してくれる人ははたしているのだろうか? と逆にこっちが心配になってしまった。 疲れた。
※会話中のサービス、内容は架空のものです。 似た内容の電話があったことは事実です。
カステラには牛乳
カステラを食べる際は冷たい牛乳を是非とも欲しい。
モグモグやって口の中がカステラでいっぱいになったところでグイと牛乳をあおるとたまらん。
カステラの甘みはまるで牛乳と合わせることを前提としてつけられているような気さえしてくる一瞬。
ちなみに今日は松翁軒のカステラである。
松翁軒
フェバリット 恐竜フィギュア
プテラノドンを買ったのがはじまりで、恐竜フィギュアは増えるいっぽう。
写真はトリケラトプスで、やはりソフビモデルなのによくできている。
壊れにくいから子供のおもちゃに最適だと思うが、ティラノサウルスを棚から落としてしまった際、足が折れてしまった。
衝撃にはそう強くないようだ。
浜本工芸の学習机
息子の新入学にあたり、ランドセルはこの前購入した。 今度は学習机である。
予備知識がまったくないので、しばらく検索して情報を集める。 小一時間すると、大体の見当がついてきた。
メーカーには知っているもの、そうでないもの多数あるが、中でも気になったメーカーは、カリモクと浜本工芸だった。
カリモクは人気が高いようであり、浜本工芸は品質がいいような気がする、というのが現在のイメージ。
両者のサイトをじっくり見てみるが、いまいち何を言っているのかよくわからない。 要は、わかりにくい気がした。 ラインナップが豊富で、組み合わせ例など多数掲載しているが、一体どこまでが机なのか、どこからがオプションなのかを理解するのにしばらくかかった。
だんだんイライラしてきてもうどっちでもいいや、手っ取り早くネットで買ってしまおう、とも一瞬考えたが、これは自分の買い物ではなく、息子のための買い物なのだ。 そう簡単に済ませるべきではない。
浜本工芸のサイトをくまなく見ていたところ、販売店一覧に、長崎の馬場家具があった。 さっそく現物を見に行くことにした。
馬場家具には様々なメーカーの机が所せましと並べられていた。 まず目に入ったのがカリモクのティポリーノというモデル。 シンプルで使い勝手がよさそうだな、と、眺め回し、引き出しを開けたり閉めたりしていたところ、店員さんが近寄ってきた。
人気があるモデルであり、デスクワゴン、上置との組み合わせ方によって様々なレイアウトができる、と実例を見せてもらった。
「ほぉ、このパーツがここにきてこうくっつくのか!なーるほどー」と思わず膝を打つ拡張機能に心奪われる。 あとの机は一切見ずに、もうこれを買ってしまいそうになっている。
そこでカミさんが「ちょっと、浜本は浜本。」と耳元でささやく。 ああそうだった、そもそもここへ来たのは浜本工芸の机を見るためだったのだ。
浜本工芸の机コーナーに向かう。
カリモクと似たような姿形をした浜本の机が並べられている。 値段に大差はないようだ。 机を眺め、触りはじめる。
「!」 一瞬でわかるこの違い。 手で机をなでたときの感覚が、カリモクやその他の机とはテンで違う。 なめらかであり、重厚だ。
すぐにカミさんを招きよせ、触らせる。 やはり「おー」と声がでてしまう重厚な作り。 とりあえず展示してある他社の机の手触りを全部確かめてみる。 触れば触るほど、浜本工芸の机のよさが際立つ。
浜本の机に戻る。 なめらかに引き出される「引き出し」に感心していると店員さんが近寄ってきて「浜本工芸は家具も作っていますからね。 そのノウハウが学習机にも活かされています」と、細部の説明をしてくれる。
浜本工芸は広島の総合家具メーカーであり、机にはナラ材を使用している。 加工から仕上げまでを国内生産で行うそうである。
今見ている机の横にあるモデルは、愛子様が使っているものと同じ系統のものになるそうだ。 皇室御用達の机だということらしい。
浜本工芸の机を買うことに決めた。 次は、どのモデルを選ぶかである。
色々見たが、やはり一番最初に目に付いたシンプルな作りの机が気になる。 ムダのないスクエアなデザインは飽きがこないはず。 これに決めた。
購入したのはNo.01タイプの机である。 専用のブックスタンドも含めて125,685円だ。
机は天板の幅が3種ある。 それぞれ93cm、100cm、110cm。 ブックスタンドも天板と同じサイズ展開。 上の値段は、110cmのものになる。 小さいのもだったらいくらか安くなるが、机は広いに越したことはないと思うので、110cmを選んだ(展示してあるものは93cmのものだったが、イスをしまうとギリギリの寸法になり、どうにも窮屈そうだった)。
机は決定、次はイス。 イスははっきりいってどの机メーカーのものもあまり関心しない。 長時間肉体と触れ合う部分であるからして、適度なクッション性が求められる。 なのにどれも窮屈そうな印象を受けた。 見た目は机とよく合うが、ずっと座っていられないような気がする。
なのでアーロンチェアのSサイズに決定、というわけにはいかない。 相当予算オーバーになる。
とりあえずザッと見回してみると、クッションの厚い、かわいらしい回転イスを見つけた。 クロガネのもので、座面が前後にもスライドする所が気に入った。 キャスターは座ると沈み込んで動きにくいようになる。 値段の割には高機能なのでこれに決定。 座面の色も選べる。
とにかく実物を見て、触ってみると浜本工芸がダントツによかった。 webではわからない。 学習机の購入を検討している方は、是非一度、展示場に足を運んでみてはいかがだろうか。 いやしかし久しぶりにワクワクする買い物をした。
※デスクユニットNo.8000というシンプルな机がすごく気に入った。 そのうちオイ用に買うかもしれない。
※2 馬場家具の男性店員さんはしつこくなくて、それでいで知識も豊富で非常にいい人だった。
リンク
長女の机は堀田木工所のものにした(2011/05/13)。
浜本工芸学習机2014年度版。浜本工芸の学習デスクは販売期間有り。作りの良い浜本工芸学習デス… |
ぱぱぷー
1歳半になる次男はよく話すようになった。
話すことは大体理解できるが、なかには「何故それをそう発音?」という言葉もある。
「パパプー」
パパプーとは? 一体何? パパプーパパプー連呼する息子が何を欲しているのかわからない。 何日かしてようやく「卵」のことだということが判明した。 目玉焼きを指差してぱぱぷーぱぱぷー言うのだ。
ぱぱぷー = たまご。 こーれは難しい。
保育園の友達の名前はスラスラと言える。
「Aくーん」「A子ちゃーん」など。 なぜか大抵二度言う。 「AくーんAくーん」
理由はわからないが、言えない名前もある。 複雑な名前ではない。 たとえばよしこちゃん(仮名)と言わせてみる。 「よしこちゃんと言ってみて」
「あふぇひぇふぇひょ?」とかなってしまう。 ありえない発音に一同爆笑すると、自分が言ったことが笑われたと理解していて怒る。
たぶん、発音したことがない言葉は、簡単なものでもうまく言えないようだ。
そんな言葉も2、3度練習するうちにすぐ言えるようになってしまう。 子供の成長は早い。
地鶏の鉄板焼き
大分旅行のみやげとして地鶏をもらった。
さっそく網焼きして食べる。 地鶏特有、歯ごたえのある食感が心地よく、焼酎をガブガブ飲める。 いい酒の肴だ。
「網焼きする分脂が落ちて、すこしサッパリしすぎている」とカミさんは言った。
そこで急遽、鉄板を引っ張り出してきて、胡麻油に叩きつぶしたニンニク、ショウガ、ネギを加えて焼き炒めた。 塩と七味を散らした。
実際このほうが旨かった。
黒崎教会から直売所、そして焼き芋
長崎はここ数日うす曇の日々、というか、晴れてはいるものの、なんだかモヤがかっているスッキリしない天気。
子供たちはどこかに連れて行けとうるさいが、ここ最近ネタ切れでどこで遊ぼうか悩んでしまう。 適当にドライブすることにして、佐世保方面に向かう。
そういえばこの辺に知り合いの寿司屋があったっけ。 昼ごはんは寿司にする。
腹ごしらえをすませ、ぶらりドライブを続ける。 教会が目に入ったので車を止めて、見学をする。 黒崎教会というらしい。
そういえば、「長崎の教会群を世界遺産へ」という取り組みがあるという話を聞いた。
見学を済ませ、そのまま車を走らせると「夕陽が丘 そとめ」という直売所がある。 そういえば以前ここで猪肉を買って牡丹鍋作ったっけ。 しかしいつ来てもここは混雑している。
子供たちにアイスクリームを買い与え、周囲を散策する。 目の前の山に展望台が見えたので、周囲の反対を押し切り登ってみることにする。
展望台へは意外と簡単にたどり着き(15分ぐらい登るだけ)、周囲を一望する。 見晴らしはよいものの、モヤがかっているのがおしい。
山登りをするとどうして腹が減るんだろう。 直売所前で焼き芋を売っていて、カミサン、子供たちは買って食べる。
すぐ近くに「遠藤周作文学館」があり、見学する。
ちょうどいい時間になったので、帰路につく。