朗読する売り込み電話
時々妙なセールス、勧誘の電話がかかってきたり、ワケワカランFAXが届いたりする。
心に余裕が無い日はホント腹が立ってしょうがない。 先日、こんな電話があった。
契約しているとある回線業者からだ。
「男:〇〇〇です。 いつもご利用ありがとうございます。」
「オイ:ああ、どうも。」
「男:現状特にご不満などございませんか?」
「オイ:とくにありません。」
「男:PC の操作で困ることってたまにありませんか?」
「オイ:たまにありますよね。」
「男:そのような場合、どういった対処法をなさいますか?」
「オイ:ネットで調べたり、ほっといたりします。」
「男:現在当社では、ナントカサービスというのを行っておりまして、そのようなお悩みをお持ちのお客様へ適切なサポートをさせていただいております。」
「オイ:はぁ。」
「男:ご契約いただいているお客様へは特別料金としてどうのこうの・・・・」
「オイ: ・・・・・・・・・・・・。」
「オイ:あのー特に必要としていないのですが。」
「男:あ、そうでしたか。」
というやりとりをし、これでようやく電話を切れる、と思った所、怒涛の売り込みがはじまった。
「男:本サービスとしてはPCの操作、インターネットでのトラブル、ソフトの使用法などについてより詳しい説明を行っております。 ご希望によりましてはお客様のご家庭にスタッフが出向き、不具合の修正などもさせていただいております。」
「オイ:いやですからケッコ・・・。」
「会員様へは月額800円で相談受け放題、トクトクプランをご用意しております。 雨の日には傘をもってきますし、具合が悪いときは車で病院までお送りします。 他者と比べた際のメリットとしましては、まず第一に料金が安いということ、次に・・・」
2、3分は一歩的にしゃべられたのではなかろうか。 そのたどたどしい話ぶりからおそらく彼は文章を前に目で追いながら読み上げていると思われる。
「ホンットにもう結構ですから。」と伝えると、ようやく切ってくれた。
こんな電話でそのサービスに加入してくれる人ははたしているのだろうか? と逆にこっちが心配になってしまった。 疲れた。
※会話中のサービス、内容は架空のものです。 似た内容の電話があったことは事実です。