ルルル伺い
夕食を終えてしばらくしたあと、自宅電話のベルが鳴った。
出ると次男の同級生のお母様だった。
一瞬「なにかやらかした系」の電話かと思ったがそうではなかった(一瞬でも疑ったりしてすまぬ息子)。
なんでも娘さんが帰宅するなり話すには、今日学校での次男の様子がいつもとずいぶん異なり元気がなかったので、大丈夫なのか今すぐ電話で確認して、と言われて代理でかけてきたのだという。
「お心遣いありがとうございます。 今のところいつもと変わらず食事も済ませ、くつろいでいますよ」と伝えて受話器を置いた。
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