抵陽法
もはや真夏の陽射し。 そのよけ方も千差万別だなあと感じたこの日曜日。
ある人は、とても立派な日傘をさして、日光を防いでいる。 普段大型の傘を使っている私の持つものよりも、ずっと大きい傘。 消防服みたいな銀色をした、そういえばレースクイーンがさしているアレなのではなかろうかという巨大傘。 持たせてもらったら意外に軽かった。
頭の上に塗れタオルを乗せて、その上からキャップをかぶっているお爺さん。 時折思い出したかのように足元のバケツへタオルを浸し、固く絞ってはまた頭にかぶせる。 バケツの中はさながら氷山というような、氷の塊が浮かんでいた。
ビデオを回しながら(最近皆さんスマホで撮る中珍しい)直射日光に耐えているお母さんはすごかった。 顔をタオルで覆い、サングラスをかけて、麦わら帽子をかぶり、腕には日よけのタイツをはめて、足元にはヨガマット を敷き、バッグから日焼け止めを取り出してはくまなく塗りまくっていた。 なんでも照り返しを制す者こそ日焼けを防止できるとのこと。 深ぇ。