豚骨のドロドロ

一度でも自らゲンコツを煮出し、豚骨スープをとったことがある方ならばご存知だとは思うが、寸胴鍋の底には微粒子になった髄が、スープを漉すと、スジや脂のドロドロが残る。
牛のストックをとる際は、骨の中身から髄をズッポリと抜け出させることがコツであるが、これは豚だって同じではないのか。 いっそのこと、漉さずにスープの中に混ぜてしまおうかとも考えたこともあるが、何十時間もかけて抽出した美しい乳白色のスープを汚したくない気持ちもある。
要はこのドロドロ、もしかすると尊いのではないか、という話。
(more…)レタシャブ
この前つくったつけ麺のチャーシューは、東海林風だった。 東海林風は豚肉の塊を茹でて、それを醤油に浸しただけで作れる手軽さがウリだ。
(more…)加水率低めの麺で
久しぶりにつけ麺を作った。
強力粉でいつもよりも加水率低めの卵麺を太く打ち、しこたま用意した。 一人前200gに割り当てた。
スープはゲンコツと頭をじっくり20時間煮出し、髄をドロリと溶け込ませたクリーミーなトンコツに、昆布、サバ節、干し貝柱、スルメで煮出した魚介だしを食べる直前に合わせる方式をとった。
醤油ダレはニンニク醤油を代用し、香味油はシンプルにネギ油で。
(more…)梅雨明けは山で
先週の土曜、長崎はついに梅雨明けした。
塩漬けしておいた大量の梅干を干したり、うなぎ喰ったり、海へでかけたりと忙しい夏が来た(ひと夏に一度は行く長崎白浜の海にハンマーヘッドシャークが出現したとか)。
(more…)自家製養々麺
養々麺をススリながら考えた。 「これは自分でも作れるっぽい。」
冷麺と同じ配合にて、あたらしく購入したパスタマシンの極細替え刃で麺を打ち、軽く握りこんで養々麺風のあっさりした縮れを演出した。
(more…)習い事はじめ
そろそろ息子に何か習い事をやってもらうとして何がいいかなあ。 スポーツはもうやってるしなんか文化的なものを・・・そうだねえ・・・楽器は娘にとっておくとして・・・陶芸・・・はオイがやりたいことであるし・・・・・・そろばん!いいと思うがアテがないし・・・習字?
(more…)ダストステーション
もちろんゴミの量は半端ではない。
燃えるゴミの日は3袋、燃えない日は2袋、少ない日でこうだ。
朝から引きずるようにして4袋をステーションへ運ぶ途中、軽やかに一袋をつまんだ近所のおばさんと出会う。 しかも頻繁に出会う。
(more…)面々
長男
長男の授業参観にいったら子供たちの画がずらりと展示されていた。
息子が描いた画は、サッカーをしているところだった。 こんな画今まで描いたことはないんだけど。 恐竜だとかクジラがメインの画材だったはずなのになんでまた急に・・・あれ?あぁ、なるほどー。
見回すと、あたり一面、男の子が描いた画は、サッカーばかりだった。 サッカー日本代表はモロに子供たちへ夢と希望を与えたみたい。 となりにいるPTAなんとかの奥さんの話によると、将来サッカー選手になる、という子が最近劇的に増えたのだとか。
うちの息子は相変わらず「X-メン」になると言い張っている。
(more…)決まるときは決まるっていう感じですね。 まあ、そういうもんです。
トリハツ
実はこの前のせせりといっしょに、ハツも購入しておいた。 ハツは心臓である。
ハツは鶏肝とセットになって売られていることが多い。 肝もろとも煮付けて子供たちに食べさせるが、どうしてもハツのほうが口当たりが軽いのでハツが先になくなってしまう。 親としては肝のほうを食べてもらいたいと考えているのだが・・・。
(more…)わかるよ!
5歳になる娘になにかをたずねる。 それが理解できることであれば元気よく「わかるよ!」と答える。
オイ:「はい、お風呂からあがったら体ふいて、ちゃんと髪乾かしてね」
娘:「わかるよ!」
オイ:「坂本龍馬やってる人だーれだ」
娘:「わかるよ! 福山くん!」
わかんないことは熱心に聞いて覚えようという姿勢が娘ながら感心。
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