梅雨明けは山で
先週の土曜、長崎はついに梅雨明けした。
塩漬けしておいた大量の梅干を干したり、うなぎ喰ったり、海へでかけたりと忙しい夏が来た(ひと夏に一度は行く長崎白浜の海にハンマーヘッドシャークが出現したとか)。
昨年よりもだいぶ早い梅雨明けのような気がしたので気象庁のデータを見るとやはりそうで18日も早い。 今年の梅雨明けはニュースで知ったが、近所には梅雨明けを山で見極める婆ちゃんがいる。

気象庁が梅雨が明けた、と発表しようが、明けてないと言おうが、とにかく、とある山を見上げ、その山にかかる『モヤ』で梅雨明けを判断してしまうのだ。
誰が何と言おうと、山にうっすらモヤがかかっている間は梅雨明けではないと言う。 しかもそれがよく当たるから面白いったらありゃしない。
「今年はもう梅雨が明けたってニュースで言いよったばい」と伝えたら、
「ああ、今年はもう明けとるぞ、ほら」と山を指差した。 言われてみれば、モヤがいつもよりも少ないような気がしないでもない。
今年は気象庁とぴったり意見が一致した婆ちゃんだった。