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美味かもん雑記帳 > Articles by: オイ
2008/11/24 飯物

長崎仕様の寿司

東北から長崎に移住している女性と会話していたときのこと。

この前、テレビで皿うどんの特集をやってて、長崎市内のアーケード街でリポーターが黒い液体の入った瓶を道行く通行人に差し出すと、長崎の人はみんな「皿うどんのソース」と答えるんです。 長崎で皿うどんの出前をとると、ソースはあの瓶に入ってくるんですってね。

といわれた。 まさにその通りである。 皿うどんの出前をとると、ウスターソースが付属しており、そのソースは必ずといってよいほど栄養ドリンクの空き瓶に入れられている。 長崎人ならば誰もが知る事であるといっても過言ではない。 しかし、他県の方からすると、かなり不思議だという話。

ウチの田舎へ行くと、来客の際には必ず皿うどんと寿司の出前をとる。 長崎人と話すと「ああ、うちもそうだった」という声を度々聞く。

先日田舎の法事に呼ばれた。 お経の後、皆で食事をしたが、ここにもやはり、寿司と皿うどんはあった。 ソースはもちろん、栄養ドリンクの空き瓶に入れられていた。

酒飲みばかりで場はかなり盛り上がっていて、ひとりのおじさんが息巻いている。

「長崎じゃ、お通夜の時に刺身の出るけんね、ちょっとビックリするけんね、考えられん」

ん? 刺身ダメなの?

とつい尋ねてしまったが、この近辺では通夜の際、生ものは食べないそうだ。 ちなみにこの近辺も長崎県である。 長崎の田舎に行くと、長崎市内に住む人を「長崎の人」という。 「長崎市内に住んでいる人」という意味らしい。

この田舎に、おいしくて安い寿司屋があり、結構繁盛している。 腹いっぱい食べたあと、かぶりをお願いした。

「かぶりで並握り5人前ください」

大将に、どこまで持ち帰るのか、時間はどのくらいかかるのかを尋ねられ、答えた。

「あー、長崎に持って帰るとね、あいあいわかりやした。」

家についてかぶりを開けてみると、上等の握り寿司がでてきた。 この店の普段の寿司よりもちょっと頑張って作っている様子がうかがえる。 使われているネタはどれも新鮮そのもので、食べずとも「オレ美味しいから」と訴えかけてくる。 たぶん、長崎持ち帰り専用に頑張って作ってくれたのかもしれない。 近所の住人だけではなく、長崎市内の人間にも喜ばれたいという心だったのかもしれない。

おととい最悪の寿司を食べた。

カミさんの実家ではいつもその某寿司屋から出前をとる。 寿司の出前をとるならば絶対にここと決めているらしい。

でも、その寿司を食べた人の評判はいつも悪いそうだ。 寿司がデカ過ぎておにぎりみたいだとか、ネタがどれも、いつも古いとか。

だったらどうして他の寿司屋から出前をとらないのかとつい問い詰めたくもなるが、カミさんのかーちゃんがそうしたいのだからしょうがない。 なにか理由があるのだろう。

その場で寿司を食べた全員が(いや子供以外を除いて)マズいと言った。

ウワサ通り、おにぎりのような寿司であり、ネタが古く、マグロは黒づみ水気でシャリがベチャベチャ、ヒラスはまるで乱切りであるように分厚く巨大で一口で噛み切れず、シャリは冷や飯でこしらえたように所々カチカチボロボロであり、その握り方といったらまるで素人のおにぎりのようであった。 ガリの表面はうっすら干からびていたのでたぶん使い回しかなにかだろう。

子供たち用のサラダ巻きは大胆に、豪快に、もはや巻物とは呼べないほどレタスがはみ出しているというか、飛び出してしまっており、寿司桶の中でもひときわ目立っていた。 子供が作ったのではなかろうか。 ウワサ通りの驚くべき寿司だった。

それでもこの近所では相当古い寿司屋だそうで、逆の意味で有名らしい。

2008/11/22 物欲衣類

ラグビーシャツのバーバリアン(BARBARIAN)

barbarian

10年ばかり着用してついに朽ち果てた。 あの頑丈な脇下がほつれてきて、長袖はすでに短くカットオフしていた。 ゴム製のボタンはひとつ飛び、すっかり色あせてしまった。 ついに別れの時がやってきた。 タグだけ切り取って、雑巾にして、捨てた。 別にラグビーをやっていたわけではないが、とにかくすばらしいラグビーシャツだ。

BARBARIAN

  • ブリティッシュコロンビア州で1981年に創業
  • 北米最大のラグビーシャツメーカー
  • 公式サイトhttp://www.barbarian.com


4人目の子供

4人目の子供ができた。

女の子の予感がするとカミさんは言う。 その根拠としては、まずうどんを食べたくなること。 次に、油モノがダメになったことを挙げる。

一人目、男の子の時は油モノは全然大丈夫であり、かんしゃく魂ラーメンのチャーシュー麺を替え玉しつつ全力ですすり、おまけにおにぎりにもかぶりついていた。(妊娠するとすごく腹が減るそうだ)

二人目、女の子の時は揚げ物その他油系は一切ダメでつわりがひどく、あんまり苦しいもので産婦人科の先生に一体どうやって一日を過ごせばいいのか相談したほどである。 カツオダシのよく効いたうどんを夜中黙々と食べる姿が思い出される。

いずれもこれまでの経験に基づいたことである。

三番目の息子は妊娠をいち早く察知したらしく、いわゆるひとつの「シケ」状態となり、ワガママがひどくなった。 母親を独占できなくなったことに腹を立てているのだ。 町内一のオテンバといわれる娘にあれこれ命令したり、髪をひっぱったりできる唯一の人物は彼だ。 今度よりいっそう荒れてくると考えられる。

前回妊娠した際つわりがオイにも移ったけれど、今回はなんともない。


日清のつけ麺

日清 つけ麺

日清のつけ麺がうまい。

醤油、味噌風味、どちらもイケる。 まずタレがよい。 醤油味はカツオの風味がとてもよく効いていて、おまけにスープ割り用の粉末スープも添付されている。 いたれりつくせり。

味噌風味は油分が多く濃厚で甘味があり、よくもインスタントでここまでスープの味を作れたものだと賞賛したい。

どちらの麺も極太で、指定の5分間茹でてもまだしっかりとコシがある。 一袋2人前の麺はたちまちススリきってしまう。 自作チャーシューとかその他トッピングを乗っけてみたりしたくなるが、あえてそのまま食べたい。 晩酌後のシメとして大いに活躍している。

公式サイトを見てみると、担々ごまだれ味もあるようだ。 有名ラーメン店主3人(多賀野、六厘舎、TETSU)のお勧め商品とある。

カミさんがスーパーで3割引の醤油味を買ってきたことがハマったキッカケになった。 今晩また食うかもしれない。

日清 つけ麺の達人 製品紹介ページ

ぷちぐる つけ麺

 

2008/11/20 雑記

ネズミはグルメ

この前テレビでレミーのおいしいレストランが放映されていて、たまたま息子と見ているうちに、いつの間にか見入ってしまった。

料理の才能を持つネズミのレミーと、料理の苦手な見習いシェフを中心におくるドタバタ感動劇で面白いのなんの。

実際ネズミはグルメといわれている。 

ねずみはビールが好きらしい。 ネズミに水とビールを一緒に差し出すと、ビールを選ぶ。 最初は両方飲みくらべているが、二日目になると、まっすぐビールのほうに向かうようになる。 「単にアルコールが好きなのでは?」と、ビールとアルコールを一緒に差し出すと、やっぱりビールに向かうそうだ。

そのうえ好みの銘柄もあり、色んな銘柄のビールを飲み比べさせると、ある一定のメーカーに集中する。 ドライよりも100%モルト、すなわち麦汁とホップだけで造ったビールを好む。

さらにカツオだしやラーメン、濃厚なスープやジューシーなソーセージ、チーズもネズミの好物だとか。 ネズミは人間の感じる旨みやコクがわかるのだ。(伏木享 コクと旨味の秘密より)

そういえば近頃まったくネズミを見かけない。 田舎へ行くと天井裏を走り回っている音がしたものだが最近は聞かない。

2008/11/19 雑記

水道代がおかしい話

28,534円。

先月の水道代だ。 いつもの月の2倍近い金額になる。 我が家では数ヶ月に一度の割合で水道代が倍増する。 この現象は昨年末からはじまっているものであり、原因は謎だ。

水道の検針にくるおばちゃんにも「これはちょっとおかしいですね。 一度水漏れの検査をしてみたほうがいいですよ」と心配され、そうするも水道管に異常はなかった。

夏場は毎日のようにベランダにゴムプールを設置し、水遊びをするが、それでも水道代はいつもよりも少し多くなるぐらいだ。 倍増することはない。 うーん、どうしてだろう。

ひとつ気になることがある。 娘はアライグマという別称があるほどよく手洗いをするが、水道をそのまま出しっぱなしにしていることがたまにある。 もしかすると、彼女が原因なのかもしれない。 それから我が家では水道の蛇口が完全にしまっているかを厳重に監視することにした。

にもかかわらず、水道代がたまにはねあがるのは、一体どうしたものなのか。 検針のおばちゃんは、まるで我が家の事のように心配してくれて「もう一度検査してもらったほうがよかよ絶対!おばちゃんが連絡してやるけんね!」と手続きをしてくれた。

検査の結果、水漏れ箇所が見つかった。 原因は、お湯の通る水道管に亀裂が入ってどうのこうの……という事だった。 予期せぬ所で我が家の水は消費されていたのだ…。

即補修工事をした。 これまでに支払った無駄な水道料金に関しては、なにやら市役所に減額請求をすればよいそうで、とりあえず一安心。

2008/11/18 物欲

アドベントカレンダー

アドベントカレンダー

アドベントカレンダーの存在は、ヨースタイン・ゴルデルのアドヴェント・カレンダーを読んで知った。

娘にクリスマスプレゼント何が欲しい?と聞いたら「バレンダー」というようになったのは去年からになる。 保育園にアドベントカレンダーが飾られてあり、そのしくみや、かわいらしさのとりこになったのだ。 アドベントカレンダーのことをどうして娘がバレンダーと呼ぶようになったのかは謎だ。

アドベントカレンダーとは何か。 それはアドベントの期間中に窓を毎朝ひとつずつ開けていくカレンダーであり、アドベント(待降節)とは、クリスマス前の4回の日曜日を含む期間のことだ。

アドベントカレンダーはどこを探しても見つからなかった。 来年のカレンダーが多数取り揃えてある文具店で尋ねてみても「は? アドベント?」と、店員はまずその存在も知らない様子であり、そんなもの置いているわけなかろうもんという傲慢さが見え隠れする態度で「ありませんね」といわれた。

無印良品に息子の手袋を買いにいった際たまたま見つけたのがこのアドベントカレンダー。 引き出しの中には無印良品のお菓子が入っていて、引き出しをひっくり返して戻すことにより、次第にクリスマスツリーの絵柄が浮かぶように作られている。

ウチには3人子供がいるから、おそらく各日のお菓子は奪い合いになると考えられる。 だからといってアドベントカレンダーを3つ用意してしまうのも興ざめするし、こうなったらひとつの引き出しに3つのお菓子を入れておくしか方法は、ない。

お菓子にそえて、サンタさんからのメッセージを入れておけばより一層喜ぶかもしれない。

(more…)

2008/11/08 なるほど

メキシコでは

日本において、衆議院選挙などでは、印刷された候補者名、政党名に○をつけて投票することになっている。

それがメキシコでは、支持政党に大きく×印をつけるようになっているそうな。 投票用紙ばかりではなく、町じゅうに張られた選挙用ポスターのマークにも、大きく×印がついているらしい。

-読むクスリ 24より-

2008/10/27

ドロさまそうめんでつけ麺

ドロさまそうめんつけ麺

つけ麺の際には駅前製麺の冷麺を使うのがウチの定番だったのだが近頃いい麺を見つけた。

その名も「ド・ロさまそうめん」。

ドロさまそうめんとは一体何なのか? 手元のしおりを元に説明しよう。

ド・ロさまそうめん

明治12年のこと。 長崎の外海町、出津(しつ)に赴任したマルコ・マリ・ド・ロ神父(1840~1914)は村人たちの生活があまりにも貧しいもので驚いた。

そこで生活向上のためにパン、マカロニ、そうめん作りの技術を教えた。

ド・ロさまそうめんは好評だったが、戦時の混乱により、製造は途絶えた。 しかし、昭和57年にド・ロ神父の精神を受け継ぐ修道女の手により復活。 今に至る。

要約すると大体このようなかんじ。 このそうめんの特徴としては、足踏みでこね、引き油に落花生油を使用し、手延べで仕上げている。

一般的なそうめんよりも太く、コシがある。 その特徴が、つけ麺に最適なのだ。 若干割高ではあるが相当おすすめの麺。

出津農産加工生産組合

  • 〒851-2322 長崎県長崎市西出津町2528-1
  • TEL 0120-251-358

2008/10/25 雑記

いっぱい・・・食わされた話

来年小学一年生になる息子の、ランドセルがどうのこうのとかいう話でデパートにつれていかれる。 嫁以外はあまり気が進まず、天気もいいんだから、秋風の中ハウステンボスとかでブラつきたいみたいな思いをその他はもっている。

いつもながら嫁の買い物に付き合うのが苦痛である。 どうしてそこで悩む必要があるのだ。 即、買え! と念じたりする。

・・・・・・・・・・・・あーもね、とにかく退屈極まりない。 長男はとっくにしびれをきらして、キッチン用品売り場に向かい、桜皮の茶筒をズッポンバッコンやって遊んでいる。

娘はOXO製品を見るやいなや「あ、お家にあるやつだ!!」と感動している。 1歳の次男はというと、着ぐるみのアンパンマンにくびったけ。 だめだめ、それはもってかえれないし第一、中に人がいる。

オイは…ホームグラウンドである地下食品売り場へとこっそり向かった。

ちょうど混雑している時間だ。 その中、様々な食材、調味料、酒、おせちの予約などを見て回る。 あー、たのしー。

照明効果によりテカテカ艶やかな惣菜たちはどれもおいしそうだ。 思わずついうっかり買ってしまいそうになる。

前方から「500円、500円、2パックで800円!!」という売り場のおばちゃんの声が聞こえてくる。

2パックで800円なるものの正体は、天ぷらだった。 連呼するおばちゃんの横をそのまま通り過ぎようとした時、突如眼前にうな重が差し出されて驚いたのもつかの間「半額、500円!!」と、うなぎ売りのおばちゃんは声高々に宣言した。

天ぷら売りのおばちゃんの向かいには、うな重売りのおばちゃんが待ち構えていたのだ。

天ぷらが2パック800円とはお買い得かもしれんな、と考えていたところ急に差し出されたうな重。 しかも半額。 通り過ぎようとする瞬間に声をかけるその絶妙なタイミング。 もはや買わざるを得ない。 「じゃ、ひとつ」

予定にない500円のうな重を買って受け取り、その場を立ち去ろうとすると天ぷらおばちゃんがまた「2パックで800円!!」と大声をあげている。 「じゃ、2コ」 買ってしまったのだ。

うな重と天ぷらをさげて嫁のもとへ戻ると、まだ物色中だった。 どうしてうな重と天ぷらを持っているのかを聞かれ、ワケを話したら鼻で笑われた。

家に帰り、うな重と天ぷらを食べてみた。 どちらもおいしくなかった。 天ぷらの立派なエビは衣がデカいだけで中はスカスカ。 その他の天ダネも同じ。 第一揚げたてでない天ぷらなど旨いわけなかろうもん。 どうして買ってしまったのだろうか?

うな重は、一見びっしり敷きつめられているようにみえたウナギが、実は一部奈良漬だったり、飯全体に煮汁がまぶされている為、ウナギの少なさがカムフラージュされているという巧妙ぶり。 もしも定価の1000円で購入したのならば、おもわず暴れてしまいそうに貧相な、うな重だったのである。

でもこれは買ったほうに責任がある。 「安物買いの銭失い」という幼い頃ばあちゃんに教わった教訓が、いまだにわかっていない自分を責めるべきである。 オイは少し悔しがりながら、責任をもって全部平らげてしまった。

いやしかし、スッキリするぐらいマズかった。 逆にありがとう。

美味かもん雑記帳 > Articles by: オイ

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