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2013/11/24 なるほど雑記

箸袋の箸置き

箸袋で作る箸置き

八重洲のふくべに行き、座るなり樽酒とくさやを頼む。

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2013/11/22 菓子

和三盆

和三盆 三谷製糖

口に入れると、溶ける。

和三盆は香川、徳島の名産で、とてもきめの細かい上砂糖。 サトウキビから造られた白下糖を圧搾し、揉んで乾燥させ、ふるう。 それを木型に入れて形作られたのがこの象さん。

食べてしまうのがもったいない気品を放つこちらは、三谷製糖のもの。

2013/11/15

私のさかな

酒字

その名もずばり『』という雑誌がかつて存在した。

と言っても実物を読んだことはおろか見かけた事すらない。 じゃあどこで『酒』の存在を知ったのかといえば、先日訪ねた西条だった。

『酒』は佐々木 久子さんという広島市出身の随筆家が創刊した雑誌で、以後彼女は42年間にわたり編集長を務めた(1955~1997迄にて休刊)。

毎号の扉は、酒をこよなく愛す作家、詩人の「酒」という毛筆で飾られ人気を博した。 西条をうろついていたところ、その揮毫(毛筆字)と「私のさかな」という随筆がずらりとパネルで展示されていた。

檀一雄の「酒」

檀一雄

どこに在ろうと、私は酒の肴で思いわずらったことはない。 どこであれ、この地上は、そこが人間の住みつく場であるならば、必ず、したたる酒と、その酒に好適の酒の肴の存在を教えてくれるものである。

私はこのようにして、天山では羊の塩煮にありつき、ピレネーではハモン、セラノにありつき、セバン湖ではシャシュリークにありつき、バルセロナでは蟹の鋏の塩煮にありつき、ハンブルグではザワー、ブラデンにありついた等々・・・・・・、それで至極満悦したものだ。

その土地土地では、それを拒まないだけの、頑健で、柔軟で、快活な食愁さえ保持しているならば、地上はすべて、それぞれの酒の肴の好適地であって、人間、雑食の愉快は、おもむろに酒とともに、舌頭からうずまきおこってくるだろう。

この故に間違っても虜囚となるな。 私は牢獄を恐れるのではない。 己の観念の虜囚・・・・・・、乃至は妻子、愛人等、そこばくの愛着の虜囚になって、遂に己の本然の雑食性を見失うことを、おそれるのである。

昭和40年4月

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