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2007/03/08

激安居酒屋にて

安いということに特化した居酒屋があるというので行ってみることにした。

ていうか「刺身が300円」だの「焼酎一本が560円」だとかいうその激安居酒屋入店経験者の話にソソられたわけではないのだが、話の流れで行くことになってしまったといったほうが当たってる。 もっと言うと、これまでの人生経験上、激安を自他共に認める居酒屋というもので、おいしく飲めた試しがない。 いくら安かろうとも、タダではないわけだから、金を払う以上、美味しいものを食いたいに決まっている。

その某居酒屋の店構えは、駅前によくあるチェーン系のお店によく似ていて万人向けである様子がうかがえる。 なになに、よく見てみると、ほかにも支店が結構あるような風なことが書かれてある。 他の土地にもこの激安居酒屋はあるのだ。

経験者によると、その居酒屋を経営しているのは、某魚市場内の業者さんで、そんな立場をフル活用して海産物の仕入れを行っているので、刺身やその他酒肴を安く提供できるのだとか。 なんだかまともなお店のような気がしてきたが、まだ怪しさをぬぐいきれないでいるオイ。

「ガラガラガラッ、4人っ」と一味の人数を店員に伝え、テーブル席に案内される。 興味本位で言うと、ホントはカウンターに座り、いったいどのような手法で激安の酒肴を作り出すのかを調べてみたかったという気がしないでもないが、幹事に従うほかない。

テーブル席に案内してくれた兄ちゃん店員とは別の、少し目が死にかけているおばちゃんが飲み物の注文をとりにきた。 「飲み物なんにする?」あまり感じのよくないタメ口である。 「生4つ。」と幹事くんは言う。 そして「銘柄は何なのだ」とか、「夏でも冬でもギンギンに冷えたビールしか俺は飲まないのだ」とか、「もしやこの店のビールの銘柄はモ○ツではあるまいな。 俺はモ○ツは受け付けないのだ、俺は喉がかわいて死にそうなのだ、モ○ツ以外のビールを持って来いだのという注文をつけるものだから、その感じの悪いおばちゃん店員に、はやくも「要注意お客」としてチェックされてような気がした。 激安が売りのお店に来て、そんなにイロイロ注文をつけるこたーないのだ幹事くんよ。 聞いてくれるワケないじゃないか。

割合早めに到着した生ビールで手早く乾杯し、生ビールになにかおかしいところがないかをチェックする。 激安を謳うわけだから、もしかすると生ビールを注文しているハズなのに、他店の「生ビール小」程度の大きさしかジョッキがないかもしれないし、その生ビールがほとんど泡で構成されているという恐れもありそうな気がしないでもないが、そんなことはない。 普通の、よく冷えた、生ビールである。 しかもこの味はモ○ツではない。

警戒していた割には普通の生ビールだったので、なんだか逆にがっかりして、テーブルに目をおろすと、メニューが貼り付けてある。 そこに生ビール550円の文字を発見する。 550円っていうと、決して安いほうではないような気がするのだが・・・・。 ビールは当たり前の値段をとるのだねこのお店は。 わかりました。

生ビールと共に、突き出しが運ばれてきていることに気づく。 パッと見何の料理かわからないような黄色い物体が小鉢の中にあり、恐る恐るつまんでみる。 「ガリッ」あ、これ漬物じゃないか。 「ウッ」マズー。

突き出しとは勝手に運ばれてくるものだし、それがお店方針でもあるわけだから、それを断ることはできないが、それにしてもマズイ漬物であることは確かだ。 この突き出しって、一体いくらなんだろう。 マズッ。

マズイ突き出しをしかも2品必ず勝手に出してくるという居酒屋をオイは知っているが、その理由はというと、そのほうがお客から突き出しの代金を2品分とれるからだという。 とんでもないお店だが、それでもこれほどまでにマズイ突き出しを出していなかったはずである。

ビールで一息ついて気分がよくなった幹事くんが、メニューを嘗め回すように隅々観察しつつ、さてどの激安酒肴を注文して皆を驚かしてやろうかと、思案している。 その横からさりげなくメニューをチェックすてみる。

「今日のお勧め」ではカンパチの刺身を一押しとしている。 その代金330円。 非常に安い。 「エンガワ:330円」なんていうものある。 「アジ:330円」なんていうものはない。 でもその他の刺身も大体330円だったように記憶している。 何故か330円が好きなのである。

さらにお勧めではない刺身コーナーには、やはり330円のシメサバと書かれてあったので、喜び勇んでそのシメサバをオイが注文しようとしたその時、幹事クンはこれまでの土偶顔を一変させて、まるで金剛力士像のようないかめしい表情に変わり「それを注文するのはやめれっ!」と、オイの注文を遮った。 その表情には怒りにも似た焦りが垣間見え、それを察したオイは、まるで父に咎められた息子のようにだまってしまったのである。 これにより過去にこの店のシメサバで何かが起こったことを推測できるということはいうまでもない。

他にもチゲ鍋380円や、イカの姿焼き280円、エイヒレ130円、糠付け130円、枝豆180円、アンキモ400円、サラダ280円なんていうのも注文してみる。お、マグロ刺身380円なんていうものあるし。

何っ!魚肉ソーセージ50円!? 安っ。 注文してみるか。 魚肉ソーセージだけに時間を置かずに運ばれてきた。 一本の魚肉ソーセージの半分ぐらいの分量がスライスされてマヨネーズ付きで小鉢に無造作に並べられている。 ひとつ食べてみる。 たしかに魚肉ソーセージの味だが、歯で食いちぎった食感や味、やけに白っぽい色は、この魚肉ソーセージが決してメジャーどころのメーカーのものではなく、量販店で叩き売りされている魚肉ソーセージだということがわかった。

魚肉ソーセージを賛否両論している間に、テーブルは次々に運ばれてくる酒の肴で埋め尽くされた。 さてどれからつまもうかな。 とりあえず茄子のヌカヅケをひとつつまんでみる。 「マズッ!」

ヌカズケに関しては毎日自宅でこしらえているのでよくわかるのだが、このナスビを漬けておいたヌカ床は、いけない。 毎日のかき混ぜ作業を怠っているハズである。 外人にタクアンを食べさせると「ぞうきんの味」と表現して嫌うという話をどこかで聞いたような気がするが、このナスビのヌカヅケの味はまさにソレそのものである。 いくらマズくても、それが食品である以上、口に入れたものは必ず食べきるというポリシーを持つオイでも、こんなにマズイぬか漬けは食えない。 飲み込めない。 うーん、マズい!

あまりにも酒の肴がマズすぎると、おもわずビールがすすんでしまうという不思議な現象がこの世にあるのだということに驚きを覚えつつ、さて次はどれをつまんでみようか。

目の前にある物体は、刺身なのだろうか? 黒ずんだ、刺身というか魚の切り身が無造作に横長の皿に並ぶ。 おそらくこれがカンパチの刺身330円である。 刺身一切れ一切れは非常にコンパクト。 切れない包丁で切ったのか、刺身全体がグニャリとしていてだらしがない。 刺身のツマなんて不必要なものは一切付属されておらずシンプル極まりない。 一口食べてみるマズイッ!

もはやカンパチだとか、マグロだとかいう魚の種類を超越した味がする。 鯛等白身の魚は寝かすと風味が増すが、このカンパチの場合、寝かしているというか、水揚げ後長時間経過した魚というほうが当てはまる。 妙にグニャリとした一切れをかみしめると、古くなった脂の味が口の中いっぱいに広がる。 たぶんこれは刺身で食える鮮度のものではないのだ。 幹事くんがシメサバをあれほどまでに拒否した理由はここにあるのだ。

確かこの店は魚市場関係のアレであり、それにより安く提供できるのだとかいう話であったと思うが、そんなハズはない。 ならば何故これほどまでにどの刺身も古くてマズいのか。 築地市場内にある寿司屋が安くてウマイとかいう話はよく聞くが、本来ならばこの店もそうであるべきである。 こんなにマズいものばかり(しかも少量)並べて安さを謳うのは断じて間違いである。 オイだって、このぐらいならばできる。 これはお客をもてなすに至っていない。

頭にきたところで、焼酎でも飲って帰ろうかと思い、メニューを見る。 オリジナル焼酎560円なんてのがある。 560円ったら安いよね(どんな焼酎なのかは知らんが)一本持ってきてよ。

そのオリジナル焼酎は、一瓶360mlだった。 よく見ると、メニューにもそう書いてある。 なんだ安くないじゃないか。 それだけではなく、次の日頭が痛くなりそうな風味を持つ焼酎であった。

このお店を総括すると、アルコールは普通のお店並みの価格で提供し、すごくマズイ酒肴を少量ずつ出す故に安く感じてしまうというお店だということがわかった。

こうして書いてきて、なんだか少し辛口な意見にまとまったかな、なんて少し考えてもみるが、本当の事だし、感じたままの意見を述べたまでのことである。 もう二度と行かない。

2007/01/28

MEGA MAC | メガマック

megamac

なんでも予想を上回る反響だとかで一日数量限定販売されているというメガマックを買ってみた。

「ペコッ」と紙パッケージを開け、現れたメガマックを目にする。 うーんなんだか想像していたよりもこじんまりとしている。 いつものビックマックのほうがボリュームあるようにも感じられる。 いやしかしメガマックはハンバーグが2重になって各層入っているので、ビックマックよりもボリュームがないような気がするというのはなにかの間違いかいやでもこれってレタスが以上に少なくない? やっぱ作るスタッフによってもこの辺変化するのでしょうな。 とか一瞬考えながら「ガブリ」

食べてみた感想は「ビックマックを食べているような感じ」おそらく目隠しでメガマックをかじると、ビックマックだと感じてしまうにちがいない。ハンバーグが2倍に増えているにもかかわらず、その増量具合があまり感じられなかった。 食べ終わった満腹度も、ビックマックをひとつ食べ終えたときと変わりはない。 いちいちビックマックを引き合いに出してるが、これならば、ダブルチーズバーガーを2個買って、合体させて食べたほうが満足ゆくような気がする。 いっそのことビックマックの2段がさねでどうだ。

MEGA MACというわりには、その『MEGA』感があまり感じられなかったのは、そもそもオイの口が『MEGA』だからなのかもしれない。 もっとMEGAメガしてくれないと「おぉーこのハンバーガーはMEGAだねー」と感じ得ないと悟った。 以上ビックマックが大好きなオイのあくまでも個人的な感想でした。

マクドナルド

2007/01/23

一口餃子の憂鬱

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焼きたての一口餃子を口に放り込むと、皮がサクッとしていて、アンによく味がついていてそこから肉汁が染み出してきて、ウマイ。 ラー油をたらしたポン酢ダレなんかつけなくても十分イケル。 いや、むしろタレはつけないほうがウマイ。 しかし、横っちょに盛られた辛味噌はつけて食べたほうが酒飲みにはうれしい。

とまあ、よく行く一口餃子専門店の話なんだけど、これから深酒しなければならないであろうと予測される宴会の前に、やはり腹になにか入れておかねば悪酔いするでしょうという自身への心配りから、一口餃子一人前10個とビールを注文して、ものの数分で食いつくし店を出る。

飲む前に食べてもウマイが飲みながらでも、飲んだ後でも、老若男女だれもが大体美味しいという一口餃子である。 しかしひとつ注意しておかねばならないのは、あくまでもこれは焼きたての話であるということだ。

先日、知人の知人という団体の長崎観光案内を任命され『夜の長崎めぐり』をしていたときのこと、ベロンベロングテングテンになったそのご一行が「小腹がすいた、なにか食いたい」と言い出した。 ならばと行きつけの豚骨ラーメン屋につれていき、上質の豚骨スープを堪能させた。 しかし中にひとりウルサイのがいて「スープがあっさりしすぎている」とか「麺が少なくて固い」だとか「やっぱりチャンポンがよかった」と文句をつける。

少しカチンときながらも、オイは微妙な笑顔で「ホホホ、そうっすか? コッテリが好みなんですねー。」と流す。 どうもこのおっさん(もといおじ様)は、相当なにか食いたい様子で、ラーメンは即平らげており、皆が食い終わるまで口寂しいのか紅ショウガを手のひらに山盛りのせてガリガリと食っている。 飲み屋の代金は全てこのおじさんに払わせている手前、もうちょっとなんかこう満足させてやらねばならないような気がしたオイは、すぐちかくにある一口餃子屋に行かないかと尋ねてみる。

「ほー、餃子か。 イーネ、イーネッ。」とノリ気だったので、オイとおじさんだけ先にラーメン屋を出て餃子屋へ向かう。 そして満員の店内に入り、なんとか席につくことができたその瞬間「オエ、オーエ」と、非常に横柄な態度で店員を呼びつけ、ビールを2本注文するおっさん。 ビールをこぼしながらオイのグラスに注ぎ、一体今日何度目になるのかわからない乾杯をする。 「いやー今日はあんがとね、オイくん。 お、面白かったよ」と満足げ。

まさにタコのような風貌、色をしたおじさんに、一口餃子は一体どのくらい食べるのか? とたずねてみたところ『山盛り』という返事だったので「20人前」と注文する。 ほかの方々も食べるでしょうし。

そして餃子が焼けるまでの間、ビールをひたすらお酌していると「オ、オエッ。 ウー」とおっさんが苦しみだした。 「もうアカン、アカン」と、なぜか関西弁になっているところがウケる。 「もう帰りたいよ」と言い出す。 となりの客の迷惑にもなっているようだったので、焼いてもらっている餃子は『かぶり』にしてもらい店を出る。 そしてラーメン屋にいるその他の人々の所へ戻り、今晩はおひらきということで帰ることにした。

翌朝、妙にスッキリとして新聞を読んでいるおじさんに、昨日の成り行きを伝える。 少し恥ずかしそうに笑う。 「そういえば、昨日の餃子ありますけど。 食べますか?」と聞いてみると、是非食いたいと答える。

袋から一口餃子を取り出して、レンジでチンをして、さらに焼きなおしてみる。 できるだけ焼きたての味に近づけようと努力してみたわけだ。 そして皿に盛ってみるが、どうもしっくりとこない。 一口餃子を平皿にバラバラと入れると、非常に雑然として見た目が悪いのである。 ならば逆に、普通の餃子のように焼いた面を上にして綺麗に並べてみる。 しかしこれもしっくりとこない。

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一口餃子は、やはりランダムにバラバラと盛られているほうが、絵になるような気がする。 しかも、皿に盛るとなんだか違和感がある。 やはりかぶりで持ち帰った一口餃子は、まだ温かいうちに、そのプラ製容器に入れられたままのところ、手で餃子をつまんで食べるのかウマイような気がする。

皿に綺麗に並べた餃子を前に、おじさんご一行にそのようにオイの考えを伝えながら食べてもらう。 「うん、普通においしいね。」というような、本当はあまり美味しいと思っていなさそうな返答や表情、さらに『普通に』という部分に過敏に反応したオイは、自分もひとつ餃子を食べてみてガッカリとする。 これじゃ一口餃子の美味しさはわからない。

とりあえず一口餃子をお店で食べてもらわないと気がすまないオイは、タコおやじが酔っ払う前に連れて行こうと計画中。

2007/01/11

メジャーに走る店

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昔よく通った焼き鳥屋に顔出してみると、内装が大分かわっていた。

店の広さは同じなのだが、座席数が圧倒的に増えている。 人気店だし席増やさないと入れないしな。 そりゃー当然だ。 しかし、座席一つ一つの間隔がやけに狭い。 カウンターで飲んでいて両となりを別の客に挟まれようものならば、窮屈すぎて焼き鳥なんか食ってらんない。 砂ずりを手に取り歯でくわえ、串を横に引き抜こうとするが、うっかりすると、となりの客に裏拳をかましてしまう危険性がある。 であるからこの店のカウンターで飲むときは、一番スミの席に座らねばならないということがわかった。

座敷。 これも狭くなっている。 座敷に座るならばくつろぎたい。 すこし飲みすぎたときには手を後ろについて、天井を仰ぎたい。 しかしこの店の座敷ではそれができない。 真後ろにはすぐ、ほとんどスキマなく「ついたて」があるのだ。 掘りごたつ式の座敷に腰をおろすと、くつろぐどころかこれはまさに飛行機のエコノミークラスに乗っているような気分だ。 狭い!

店は狭いが焼き鳥は相変わらずウマイ。 ウマイからまあよしとしようか。

焼き鳥屋でいっぱい飲んだら、帰りは当然ラーメンをススって帰る。 満席でないように祈りながらフラフラしながら店の前に着くと、客はわんさか入っているが、あいにく空いてる席がある。 このラーメン屋もまた人気店である。

「チャーシューメン」と注文し、到着までしばらくビールでも飲んでボーっとしている。 周囲からは「替え玉バリカタで」とか「替え玉やや固」とか「替え玉やや柔」とかいう罵声が飛び交っている。 その「やややわ」とはなんであるか。 「替え玉やややわ」に過激に反応したオイは「やややわ」の注文主のほうを見る。 一見おとなしそうなビジネスマン風のK1武蔵似の彼がやややわの注文をした人物だ。 「やややわ」と注文して安心したのか、しきりに持参したのであろう雑誌をK1武蔵然とした態度で、K1武蔵風に読みふけっている。 やや柔らかい麺が好きなのかキミは。 「柔め」ではいけないのか。 「やや柔」と「柔」はいったいどのくらい柔さが違うのか食い比べたことがあるのかキミは。 という風に目で訴えかけていたところ、チャーシュー麺が運ばれてきた。

チャーシューメンは、普通のラーメンがチャーシュー2枚であることに対して、なんと5枚も多い計7枚のチャーシューがのっけられている。 敷き詰められているチャーシューにより、ネギはおろか麺はおろかスープさえも見えない。 一見するとチャーシューだけを丼に盛っているかのように見える。 チャーシュー一枚の厚さはおよそ3ミリ。 チャーシューは厚いに限るが、まあ3ミリもあれば満足と不満足のちょうど真ん中ぐらい。 上等でしょう。 とまあこれがこのラーメン屋の基本的なチャーシューメン。

しかし、今目の前にあるチャーシューメンはあきらかにこれとは違い、麺が見え見えである。 見え見えである上に、薄薄である。 割り箸でつまめないぐらいに薄く切ったチャーシューが7枚乗っけられているわけである。 オイは「チャーシュー麺チャーシューはやや薄で」なんて注文した覚えはないのであるがとにかく薄すぎる。 よくもまあこれだけ薄くチャーシューを切ることができたものだとそのラーメン屋夜の部スタッフ盛り付け係を見上げると同時に、この薄薄のチャーシュー7枚は、全部重ねてみてもおそらく7ミリ程度にしかならないであろうという見積もりを一瞬でたてた。

通常のチャーシューは、3ミリであるわけだから、7ミリのチャーシューでは2枚と1ミリのチャーシューしかとれないはずである。 普通のラーメンを注文するとチャーシューが2枚乗っているわけだから、今回チャーシューメンを注文したにもかかわらず2枚分プラス1ミリのチャーシューしか乗せられていないということになる。

普通のラーメンは500円であることに対し、チャーシューメンは650円である。 150円多く払ったのに、1ミリのチャーシューが一枚増えただけとはなにごとかっ! 責任者でてこい! とおもわず吠えそうにもなったが、もしかすると今日は客が多すぎてチャーシューの在庫が乏しくなったのかなとか、このスタッフはまだ新人なのでチャーシューの厚みを心得ていないのかなとか、温かい目でみることにした。 だってこの店のラーメンはおいしいのだ。 あ、あれこれ考えているうちに麺がやややわになってしまったではないか。

数日がたち、再びそのラーメン屋に向かう。 今回はお昼である。 もう何年も通っているので、いつものスタッフ3人は皆顔なじみである。 チャーシューメンを注文する。

運ばれてきたチャーシューメンは期待に反し、あの夜の薄薄チャーシューへと変貌していた。 ガッカリである。 これはお店の方針として、チャーシューの厚みを変えたに違いない。 しかしこうも極端に厚さが違うと、なんだか非常に損したような気分になる。 昔は違った。 切れ端のチャーシューや失敗作の半熟煮玉子をお土産にくれたりと、フレンドリーな雰囲気のお店であった。 しかし今はどうだ。 店舗数が増えるにつれ、チャーシューは薄くなり、スタッフの威勢のよいかけ声ではなく雑談が飛び交いニコリともせず、徹底していた麺の湯きりはおそろかになり麺の茹で汁がスープの味を汚し、麺の茹で加減も日によってバラバラ。 柔すぎたり固すぎたりする。 これでは「やや柔」や「バリ固」なんて注文する意味が無い。 「麺の固さはどうされますか?」なんて聞かれても「あなたまかせでお願いします」というよりほかにないのである。

とくに基幹店の廃れ方がヒドいので、もうこの基幹店には行かないことに決めた。 一店舗だけはまだ昔のなごりのあるお店があるので、少し遠くなるがそちらへ足を運ぶことにしよう。 だってこのお店のラーメン美味しいんだもの。

食い物屋って、メジャーに走るにつれて味がマズくなると誰かが言ってたが、これはまさに本当である。 有名に、大きくなるのは非常によいことだとは思うが、あなたのお店の今この味やサービスが大好きなのだという客がいることもどうか忘れないでほしい。

2006/12/29

主なのかもしれない巨大ヒラメ

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年の瀬の慌しい市場をうろついているとひときわ目立つ黒山の人だかりがあった。 あー、たまに顔出す魚屋さんの店先でないの。 鯨のタタキ売りでもしてるのかな。

そこでオイが見たものは、平目だった。 ただ、このヒラメが普通じゃないところは、とにかくデカいということだった。 座布団よりもデカく、たまにパクパク動く大きな口にはギラリと鋭い刃が見える。 こんなヒラメ、いままで見たことがない。

「こりゃーきっと、そこら一帯のヒラメの主だね。 おろすのはなんだか天罰がくだりそうで怖いや」なんて魚屋の番頭が言ってる。

それにしても立派なヒラメなので、一体何キロぐらいあるのかを尋ねてみたら、なんと7.4キロ!もあるのだそうな。 ヒラメはご存知のようにペタンコな魚であり、経験的にいうと2キロ程度のヒラメでも、世間一般常識的な観点から考えると「大きい」といえる。 それが7.4キロもあるなんて有りえない。なんともまあ厚かましいヒラメだこと。

魚屋の番頭さんは困り果てていて、巨大ヒラメが大きくて立派だし正月向きだと仕入れたのはよかったが、買い手がいないのだとつぶやく。 客に勧めてみても、こんな巨大なヒラメは使いきれんと避けられるのだそうな。 番頭はしかたなく、小分けにして売ろうかとも考えたのだが、どうも主であるような気がして気が引けて・・・。 

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そこでオイは決心した。 一生懸命考えて悩んだあげく、丸々一匹この巨大ヒラメを購入することにした。 大晦日だしさ。 ヒラメはそもそも高級魚である。 7.4キロのヒラメだということは、その重量分値段も高いということになるが、そこは足元をみて値切らせてもらうことにした。

丸々一匹買ったのはよいが、オイ家は現在4人家族(夫婦と幼い子供たち)である。 こんなデカいヒラメをどうやって食い尽くすのかという問題が浮かぶが、そもそも家族4人でなんて食い尽くせるハズがない。 やはり刺身で食うわけだが、ヒラメって薄切りにして食べるわけで。 カツオのように下駄の歯並にブ厚く切ってカブリつくわけにもいかないわけで。

数万円もする巨大ヒラメを勢いよく買えたのは、ワリカンにしようと考えていたからだ。 どうしても巨大ヒラメを買いたくて、そのとき頭に浮かんだ好きもの連中達と、みんなで分け合って食おうと思いついたからである。 なので数万円÷8の値段で巨大ヒラメを堪能できるというわけ。

持ち帰り、とりあえず嬉しいので、息子にジャジャーン、と見せびらかすと「ウヒョヒョー」という軽快で想像以上のリアクションをしてくれた。 ヨメに見せてみると、まさに化け物を見るかのような青ざめた顔をした。 食わずともこんだけ遊べるし、やっぱり買ってよかったわけである。

おろしはじめる前に一応記念として、メジャーで全長を測ってみたら、84センチあった。 84センチ7.4キロの巨体。 娘よりも大きいことに気付き、興奮する。 もうしばらく眺めていたいが、傷んでしまう恐れがあるので、さっそく解体することにしようか。 オイにとってはたとえこのヒラメが主だろうがボスであろうが関係ない。 さっさとおろして、食うのみである。

デカさ故におろすにも手間取る。 こんな分厚い縁側なんて初めて見たぞ。 これはきっと大人8人がかりでも食えまい。 正月はヒラメ三昧ということになり、たぶんしばらくは、ヒラメのヒの字も見たくはないという状態になるんだろうなきっと。

engawa

ヒラメを食う

※以上をもちまして、美味かもん雑記帳、本年の更新を終了します。 いつもお越しくださる方々には大変感謝しております。 来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2006/12/19

ウ、ウナギ

unagi_maru

小学校への通学路には、魚屋さんがあった。

魚屋の前を通らなくとも小学校へ行ける道は他にあったのだが、 たとえ遠回りになるとわかっていてもその魚屋さんの前を通りたかった。  その魚屋では、朝から一日中ウナギを焼いていたのだ。

5、6軒ほど手前からすでに香ばしい臭いがする。 近づくにつれてウナギの焼ける香りは強まり、ジリジリと焼かれているウナギの蒲焼を横目に通り過ぎる。 くーっ、食いたい。

毎日それが楽しみで、ウナギを焼いているところを見たくて魚屋の前を通っていたわけだ。 下校するときもやはりウナギの前を通り過ぎて帰らねば気が済まないわけで、どうしても気がおさまらないときは、しばらく立ち止まって、ウナギが焼けていく様子を見つめていたわけだ。 焼いて、タレに漬け、またしばらく焼いて、今度はひっくりかえして反対側も焼いて、またタレに漬けて・・・。 繰り返されていくうちに、白っぽかったウナギは照りはじめ、ベッコウ色に変わっていくわけだ。

そして家に帰り「母ちゃん、今晩はウナギにしてちょうだいよ」とお願いする。 たまに願いをかなえてもらうこともあったが、そう毎日子供にウナギばかり食べさせる親というのもいないわけで。 魚屋の息子になれたらどれだけ幸せだろうか。 ウナギが食い放題じゃないかなんて考えることもしょっちゅうあった。

さて現在。 晩酌の肴を仕入れに出かけたところ、ウナギが売られていた。 生きてニョロニョロと活発なウナギである。 「ほー、珍しいですね。」というと、たまたま網にはいったのだと、漁師さんがもってきたのだという。 生きてるウナギなんてなかなかお目にかかれなくて貴重だ、オモロイ! 買って帰ることにした。

ビニール袋の口を固く縛って下げて帰っている途中もウネウネと動く。 活きがよいなしかし。 そういやウナギの刺身というのも聞いたことがあるな。 こんだけピチピチだと刺身でも食えるでしょうな。 やってみっか。 とか、このウナギって、天然ということ? 天然のウナギって、珍しいのではなかろうか? もしかするとこのウナギを食べてしまうということは、非常にもったいないことなのではなかろうかー? なんていう風にワクワクしながら家に着き、子供らにニョロニョロのウナギを見せる。 息子は「ヘビだ龍だ」と興奮している。 嬉しくなって、袋から取り出そうとウナギをつかむ、つかもうとするがそこはウナギ、ニュルリと逃げる。 頭を持っても、尻尾を持っても、真ん中を持とうとしても見事にかわすウナギ。 あげくの果て、袋からすべり落ちてしまった。 そしてフローリングでニュルニュルともがいているのが上の写真。

息子はウナギをすっかり気に入ってしまったらしく、段々親密な間柄になっていく様子が見受けられる。 イカン、このまま仲良くなりすぎたら、食えなくなる恐れがある。 「パパは友達を食った悪いヤツだ」なんていうことになりかねないと察知したオイは、息子の気をそらしたスキに、急いでゴミ袋にウナギを放り込み、冷蔵庫へとほたりこんだのである。

なにカワイソウだなんて言ってらんない。 食うために買ったんだかんな。

こうやって食った。

こんなステキな食い方もある
http://oisiso.com/dan_dzu_yan.html

2006/12/16

某焼肉屋のタレの正体

hormon

この前カブリで持って帰ってきた肉類の中にはホルモンがあった。 ホルモンは大好きである。 ジンギスカン鍋を取り出して、焼いて食べる。 おいしい。 ん、でもちょっとなんかこう、お店で食べてるときと味が違うような違わないような・・・。 うーん、解明せずにはいられない。

その焼肉屋はまあ、常連ってほどではないんだけどやや常連というほどのお店で、ホルモンがオイシイというので有名である。 ホルモンにはタレがたっぷりと染み込ませてあり、焼いて、さらにつけダレをつけて食べるとういうスタイル。 そのツケダレの味についてもの申したいわけだ。

ホルモンと一緒に味見してもわからないので、つけダレだけナメてみる。 味噌味がする。 小ネギがチラホラ。 醤油は入っていないようだ。 ニンニクを入れているな。 うーん、他に味がしない。 いやまてよ、この味なんか記憶にあるな。 うーん、何の味だろ、これ。 (さらにタレをすする)このタレって、単体ではあまりおいしくないことは確かだ。まちがいない。 いつもタレつきの肉と食っているからわからなかっただけで、このタレは美味しくない。 しかも何かの味に似ている。

つけダレの味が何の味に似ているのかを考えること3分。 いまだ結論がでない。 タレの入ったカップを見つめる。 するとあることに気が付いた。 タレに浮かんでいる小ネギの切れ端。 これは間違いなく、アレである。

普通みじん切りの小ネギというのは、短い円筒形をしているわけだが、そのツケダレの中の小ネギは、厚みのない長方形であった。 円筒形の小ネギをペタンコに潰したかんじ。 ツケダレに浮かぶ小ネギは、すべてそうであった。

このツケダレの正体は、インスタントラーメンのスープである。 もっというと、サッポロ一番味噌ラーメンの、粉末スープである! いや間違いない。 粉末スープにお湯をチョビットだけ入れて、練る。 ちょうどよいトロミになるまでお湯を慎重に足して混ぜる。 そしてナメてみると、ホラやっぱりこの味だ。 だからツケダレ内の小ネギは、粉末スープに入っている乾燥ネギなわけだ。

結局某焼肉屋さんのつけダレは、サッポロ一番味噌ラーメンの、粉末スープにニンニクをすり込んだものだということが、小ネギの形状を糸口に判明したわけである。 たしかに単体で味見するとマズいが、肉をつけて食べるとそれほど気にならない。 これに醤油を少し足して、胡麻油なんかたらしたら、けっこうイイ焼肉のタレになるのかもしんないと思うのではあるが。

※注)サッポロ一番味噌ラーメンのことは個人的に大好きで、好きな即席麺ベスト5に入っている。 ただ、焼肉のタレとして、そのまま活用したらマズいという話で、他にも醤油とかイロイロ混ぜこんでみたら、けっこうウマイ焼肉のタレになるのでは? これって粉末スープの新しい活用法? という話。

2006/12/13

ロースカツ6切れで何杯のメシを食えるのか@浜勝

hamakatu

自宅で気持ちよく晩酌しているときのことだった。

ヨメがTVでほんじゃまかの大きいほうを見て一言。 「この人おいしそうに食べるねー。 やっぱりこの体だと量も相当食べるのでしょうな。」 そりゃそうである。 体がデカいのに、ちっとしか食べないわけはない。 だって、人間カスミを食って生きているわけではないのである。 食べたものが血となり肉となっているハズだから、体を見ればその人がどんだけ食うか大体見当はつきそうである。

「オイも昔はよく食べてたのにね。 最近そんなに食べないよね。」 ヨメがこう言う。 んなこたない。 今だって、よく食べているじゃないか。  「ちょ、食いすぎ!」なんてオイに注意するじゃないか。 ヨメのあんたもイイ年なんだから風の発言に少しムカついたオイは、べつにココでがんばらなくてもいいような気がしながらも、絶対オイはよく食う部類の人間の一味であると解釈されたくて、今までの人生を振り返りながら大食い歴を語り始めた。

別によく食うから一体何なのだ?という冷めた考えも思い浮かぶが「前より食う量が減った」という発言にこれほどムキになるということは、やはり食う量が減ったのかもしれない。 いやいやそんな事はない。 ただ大人になっただけである。 ムチャしなくなっただけである。 オイの輝かしい(どこが)食いしん坊歴を書き上げたいところではあるが、長くなりそうなのと、少し恥ずかしいので割愛させていただくが、とにかくヨメと話の決着をつけねばならぬ。

「よーし、何を大量に食うところを見たいのだオマエは」とヨメに言ってみると「いやそんなのちっとも見たくないし」と吐き捨てる。 ちょっと、相手にしろ。 「ともかく、大量に食ってみるからとりあえずなにか言え、お願い」と言うと「じゃーパスタ」と答える。 その回答は、ヨメが今気分的に一番食いたいものを言ったのだ、自分がパスタを食いたいからそう言ったのだという事実をいち早く察知したオイは、その提案を却下した。

カレーの「ココイチ」でも大量に食らってやろうかなとも考えたが、それはヨメに見せたことがある。 それならば、浜勝か。 浜勝はちゃんぽんで有名なリンガーハット株式会社が運営するとんかつ屋さんである。 ご飯とキャベツ、それに味噌汁は、おかわり自由である。 これにしよ。

その日は朝ご飯を少し控えめにしておいて浜勝に向かい、浜勝特撰ロースかつ定食を注文する。 ごはんは麦ごはんで、キャベツはせん切りをお願いする。 味噌汁は赤だしである。 ヨメが何を注文したのかは覚えていない。 さあ、早くロースカツを運んできておくれ。

ロースカツが運ばれくると、即ご飯のおかわりをお願いする。 「何人前お持ちしましょうか?」なんて聞かれるから、まさか10人前お願いしますとも注文しきれずに「一応ふ、二人前お願いします」と伝える。 俺達2人連れだし、自然でしょう。 と気を使っているふりをしているわけだ。

はじめの一杯は定食に元々添付されているご飯である。 これをドレッシングをかけたキャベツだけをおかずにして食べた。 カツには一切手を出してはいない。 まだ先は長いことだし。 ヨメにおかわりをお願いする。

二杯目は、そのたった6切れしかないロースカツの、一番小さいブロックをつまんで半分だけかじり、それだけをおかずに食べた。

三杯目は、赤だしのみをおかずにして完食。 もうご飯がない。 注文ボタンを押して「ご飯二人前お願いします」と店員につたえる。 はじめにご飯をお願いしてからわずか3分程度しか経っていないので、ヨメが少しはずかしがっている。

4杯目は、タレだけで一杯食べた。 そろそろヨメが引きはじめる。 5杯目は、一番小さいブロックの残りで食べた。 またご飯が無くなった。 ボタンを押して、店員を呼ぶ。 「ご飯二人前お願いします」と言うと「かしこまりました。 少々お待ちください」と言いおひつを手に店員はさがる。 が、その瞬間、少し曇った表情を見せたようにオイには感じられた。 そろそろなんだか気の毒になってきてもいた。 大の大人が注文したロースカツにはほとんど手をつけずにご飯を5杯も食べている。 もちろんヨメはドン引きである。

「わかった。 とりあえず浜勝ではもうご飯のおかわりはしません」そうヨメに伝え、残りのおかずを総動員して、2杯のご飯を平らげた。 結局、7杯のご飯を食べて店をでることにした。

浜勝さんに感謝しながら「いやーまだまだ全然足りねえ、腹減ったよオイ。 次はどこに行こうか?」なんて運転しながらヨメにいうと「もうイイってば! 帰るよ!」と一喝。 実際オイも、もうイッパイイッパイだった。 実を言うと、5杯目で腹いっぱい。 最後の2杯は成り行きだった。 もっと食えると思ったんだけどな、やっぱ年かな。

浜勝(音が鳴ります):美味しいからあれだけ食えたのです。

トンカツ:このタレウマイ。

2006/12/10

肉!

niku

「何を食べたい?」と子供達に尋ねてみると、「肉ー!」と2人揃って叫ぶ。

もうじき2歳の娘は、酒肴が好きで、シメのラーメンも欠かさないという少し将来を不安にさせる性質で、イクラや寿司を食いたいと訴えることはあるが、肉を食いたいと言ったことは今までなかった。

4歳になる息子は、ジャンクフードが好きで、シメにデザートは欠かせないという少し将来を不安にさせる性質の持ち主で、ハンバーガー、ピザを食いたいと訴えたことはあるが、肉を食いたいと叫んだことは今までなかった。

その二人が口をそろえて「肉が食いたい」と訴えるということは、もはや食べ物の好みでそう言っているのではなく、おそらく体が肉を、タンパク源を欲求しているのではなかろうか。 「焼肉」ではなく「肉」というところにも、なんだか切実な思いが込められているような気がする。

親として、早急に子の願いをかなえてやらねばならない。 駆け足で近所の焼肉屋へ向かい、バラ、カルビ、ロース、タン、ホルモンと3皿づつ注文する。 これだけ注文すれば大丈夫かな。

親としては、あれほど肉を欲していたわけだから、ものすごい勢いでガッつく光景を期待していたわけだが、おとなりの子がアイスクリームを食べていることに気付いた息子は、自分もアイスがイイとゴネだす。 それを見たマネっこの娘もアイスがイイと言い出した。 オイオイ、肉はどうした肉は。

オイはというと、忘年会由来の暴飲暴食で胃が疲れ果てていて、肉はちょっと避けたいというか、ソーメンあたりで充分といった感じ。 沢山残った肉は、かぶりにしてもらおっと。

2006/11/11

KFC | オリジナルチキン

kfc

つわり期間中は、食べ物の好みが変わるようだ。

変わるというか、固執するというか。 現在つわりと格闘中のヨメは、パスタとフライドポテトに異常な執着がある。 もうね、毎日食っている。 なので、オイもそれを毎日食うハメになる。 その状態が、1ヶ月半は続いている。 もはや、ウンザリだ。

最近、そんな「つわり食」の仲間が増えた。 そう、ケンタッキーフライドチキンのオリジナルチキンである。 オリジナルチキンとは、国内産ハーブ鶏を使用し、専用の圧力釜で調理をした、カーネルサンダース氏ご自慢のケンタッキー伝統の味で誰でも食ったことがあろう要は骨付き鶏の唐揚げである。

オイはこのチキンのことは、キライではないが、若干食傷気味である。 うちのババ(オイ息子のばーちゃん、すなわちオイの母親)は、事あるたびに、このオリジナルチキンがどっさりと入ったバケツ状のアレをかかえてやってくる。 一度息子がそれを喜んでモシャモシャ食べたことに端を発する。

息子もオリジナルチキンを好きではあるが、バケツ一杯食えるわけなかろうに、そのバケツを2個も3個もかかえてくるものだから、昼食べて、夜つまんで、朝も食べて、昼も・・・。 というふうに食い尽くさねばならない。 出来たてだとご近所にもおすそ分けができるのではあるが。

そしてこのオリジナルチキンがどっさりと入ったバケツは、年末にもよく登場する。 身内でクリスマス会なんてやろうものならば、必ず誰かひとりは、コレをかかえてやってくるわけである。 そのバケツに一体何個のオリジナルチキンが入っているのかはよくワカランが、とにかくそのうずたかく盛られたオリジナルチキンを見ると、若干引いてしまうというわけだ。

そんなケンタッキーフライドチキンが、現在「選べるお得な1000円セット」なるのもを期間限定で販売している。 その中に、ポテトパックという、ポテトとチキンがセットになった商品があるわけであるが、これに反応したのが、ヨメ。

フライドポテトにハマっているものだから、ポテトという文字を見ると、つい買ってしまっているわけ。 もはや病的である。 最近長崎は天気が悪く、魚屋を覗いてもロクなもん置いていない。 酒の肴がない。 しょうがない、ビールのつまみにオリジナルチキンを一個食ってみるか、としているところ、息子がスタスタとやってきて、「に、肉!」と言い、オイが手に持つオリジナルチキンをブン取り、去っていった。

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