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2007/03/15

三ツ星だったはずのあの店

歩いていると、たまたまあのラーメン屋に出くわした。

赤いどんぶりと、白いどんぶりがあり、赤がこってりで白があっさりめだとかいうあのお店で、昔よく本店にかよったものである。 そうだな、たまには悪くないかも。

そのラーメン屋を発見することができたのは行列のおかげで、いまだに行列ができるほどの人気であることはたしかだ。 10分程度待っている間に、赤いほうのチャーシュー麺を注文し、店内へ。

テキパキ動く女性スタッフ皆感じがイイ。 「ありがとうございまーす」なんて甲高い声が飛び交う。 接客態度も万全。 さすがは名店である。  いやでも待てよ、スタッフの中に新人がひとりいるな。 動きがぎこちないし、時折麺の固さの注文を間違えて、客からクレームをつけられていたりする。 いや大目にみてやれよしかし。 あ、チャーシュー麺がきた。

そうそう、こんなラーメンだったよね。 どりどり、まずはスープをすすって・・・・、アレ? こんな味だったっけな?

想像していた味よりもかなり落ちる味だったことに驚きを覚え、何かの間違いだと自分に言い聞かせるように一玉目の麺を食べきり「替え玉」。

醤油ダレを注ぎ、二玉目の麺をススル。 なんだか麺までもが、以前よりもずいぶんマズくなっているように感じられる。 うーん納得できない。 もういっかい「替え玉バリカタ」で。

三玉目はじっくりと時間をかけて、味わってみたが、やはりなんだか口に合わない。 いわゆるひとつのマズいというものだこれは。 てんでイケナイ。 これはオイが年を重ねてきて味覚が変わったのかも知れんし、その店の味のレベルが落ちたのかも知れん。 とにかくこの店には金輪際もう行くことはないということはたしかだ。

ラーメンの味以外はこれといって文句はないが、ひとつだけ気になったのは、どんぶりについて。 赤いどんぶりが、年月をかさねて酷使されていくうちに、その赤が所々はげてきている。 そのはげかたは、はっきりいてあまり清潔な印象を与えないと思う。 これだけは新しいものに替えたほうがよいかと思われる。 店内には、赤いどんぶり、白いどんぶりがオブジェとして飾られているわけだが、そのどんぶりは、まったく新しいものである。 どうせどんぶりを飾るのならば、いまお客にだしている年季のはいりすぎたどんぶりのほうが、これまでのお店の歴史を感じさせる効果もあり、美しくもあると、思ったりもするのではあるが。

個人的に「三ツ星」だったこのお店の評価は落ちた。

そうそう、三ツ星といえば、あのミシュランの東京版が今年の11月(だったかな)に刊行されるのだそうな。 そのレッドガイドブックの起源は、タイヤメーカーであるミシュランの創設者であるミシュラン兄弟が、モータリーゼーションの時代が到来することを確信し、同社の製品の宣伝のためをかねて、ドライブする際に有益な情報をユーザーに提供するためのガイドブック作ることを思いつき、無料で配布したのが始まりである。(と、辻静雄氏の本で読んだようなきがする)

すんごい楽しみな話である。

日本ミシュラン

2007/03/08

バーでとりつかれる

あれー、たしかこの辺のはずなんだけどな。

お気に入りの酒屋に久しぶりいってみるが見つからない。 その酒屋は、長期熟成酒に懲りまくり、酒屋内に小さなバーを開いたという面白いお店である。 久しぶりに一杯飲(や)ろうかと考えていたのに、そのお店がない。

おそらくその酒屋があるであろう付近をウロウロしてみるが、やはり見つからない。 そのかわりに、その酒屋があったハズであろう場所に、バーができている。 もしかすると本格的にバーに改装したのかもしれん。 とりあず覗いてみるか。

大体外観からして怪しいとは思っていたが、その酒屋とはまったく関係のないbarだった。 「あのさ、ここって酒屋でなかったかい?」スタッフに聞いてみると、やはりこの場所は、元酒屋であり、その酒屋はどこかに移転して、その跡地でこのバーをやっているのだとのこと。 しかも酒屋とは、これっぽっちも関係がないのだとか・・・。

でも入店したものはしゃーない。 ズブロッカ飲んで帰るか。 からすみの盛り合わせもちょうだいよ。

そのからすみが、なかなか上等だったので、つい2杯3杯と飲み続けてしまった。 居たくもないお店に長居してしまった。 帰ろうか。 と、考え始めたころ、やはり隣の男が話しかけてきた。

やはりというのは、オイが入店する前から飲んでいた男で、ずっとオイが飲んでいるところをチラチラ見ていた男だからだ。 その男は、某総書記の息子にそっくりである。 そこがウケて、実はオイも飲みながらその男をマークしていたのだ。

いきなり自転車の話を持ち出す。 購入した電動アシスト付自転車のハンドルがズレて取り付けられていて、そのクレームを自転車屋に言いにいったのだとか。

「は、ハァ・・・」

としか答えようがない。 急に自転車の話をされてもさ、ね。 この後、少しガードの低い返事をしたことを後悔するハメになった。

自転車の話の次は、母親のことについて事細やかに話し始めた。 実はお金持ちの娘だったのだが、結婚した相手(すなわち自分の父親)が悪くて、大変な苦労をしたのだとか、結婚前は美容師さんだったのだとか、いつもバームクーヘンを買ってきてくれるのだとか、最近は太ったのだとか。

「実はワシ、医者に行かなアカンのよ」といきなり方言が変わった。

「ホウ! なんでまた」なんて乗ってあげた。

なんでも、太りすぎにつき血がドロドロで、このままの生活を続けていると、糖尿病間違いなしという太鼓判を医者に押されたのだとか。 そりゃ大変だ。 早く病院に行ってください。

今度は食い物にこだわりがあるという話になり、急にモスバーガーの匠味の話になる。 野菜が少ないだとかで、購入したお店にクレームをつけにいったのだとか、匠味を販売している店舗は限られているのだとか「オマエ車持ってる? 車出す? 今から匠味食いにいかない?」と誘う。 なんだかアブナイぞコイツ。 なにが楽しくて初対面のあなたと連れ添ってモスバーガーを食いに行かなければならないのか。

そろそろ疲れてきたので、電話に出るフリをして、話を切り上げさせてもらう。 「ちょっと呼ばれちゃって。 楽しい話、ありがとう。 ではまたいつか。」 と、まだ話し始めようとする彼をふりきり店をでた。

今宵はイイ酒だったのか悪い酒だったのかよくワカラン夜だった。


激安居酒屋にて

安いということに特化した居酒屋があるというので行ってみることにした。

ていうか「刺身が300円」だの「焼酎一本が560円」だとかいうその激安居酒屋入店経験者の話にソソられたわけではないのだが、話の流れで行くことになってしまったといったほうが当たってる。 もっと言うと、これまでの人生経験上、激安を自他共に認める居酒屋というもので、おいしく飲めた試しがない。 いくら安かろうとも、タダではないわけだから、金を払う以上、美味しいものを食いたいに決まっている。

その某居酒屋の店構えは、駅前によくあるチェーン系のお店によく似ていて万人向けである様子がうかがえる。 なになに、よく見てみると、ほかにも支店が結構あるような風なことが書かれてある。 他の土地にもこの激安居酒屋はあるのだ。

経験者によると、その居酒屋を経営しているのは、某魚市場内の業者さんで、そんな立場をフル活用して海産物の仕入れを行っているので、刺身やその他酒肴を安く提供できるのだとか。 なんだかまともなお店のような気がしてきたが、まだ怪しさをぬぐいきれないでいるオイ。

「ガラガラガラッ、4人っ」と一味の人数を店員に伝え、テーブル席に案内される。 興味本位で言うと、ホントはカウンターに座り、いったいどのような手法で激安の酒肴を作り出すのかを調べてみたかったという気がしないでもないが、幹事に従うほかない。

テーブル席に案内してくれた兄ちゃん店員とは別の、少し目が死にかけているおばちゃんが飲み物の注文をとりにきた。 「飲み物なんにする?」あまり感じのよくないタメ口である。 「生4つ。」と幹事くんは言う。 そして「銘柄は何なのだ」とか、「夏でも冬でもギンギンに冷えたビールしか俺は飲まないのだ」とか、「もしやこの店のビールの銘柄はモ○ツではあるまいな。 俺はモ○ツは受け付けないのだ、俺は喉がかわいて死にそうなのだ、モ○ツ以外のビールを持って来いだのという注文をつけるものだから、その感じの悪いおばちゃん店員に、はやくも「要注意お客」としてチェックされてような気がした。 激安が売りのお店に来て、そんなにイロイロ注文をつけるこたーないのだ幹事くんよ。 聞いてくれるワケないじゃないか。

割合早めに到着した生ビールで手早く乾杯し、生ビールになにかおかしいところがないかをチェックする。 激安を謳うわけだから、もしかすると生ビールを注文しているハズなのに、他店の「生ビール小」程度の大きさしかジョッキがないかもしれないし、その生ビールがほとんど泡で構成されているという恐れもありそうな気がしないでもないが、そんなことはない。 普通の、よく冷えた、生ビールである。 しかもこの味はモ○ツではない。

警戒していた割には普通の生ビールだったので、なんだか逆にがっかりして、テーブルに目をおろすと、メニューが貼り付けてある。 そこに生ビール550円の文字を発見する。 550円っていうと、決して安いほうではないような気がするのだが・・・・。 ビールは当たり前の値段をとるのだねこのお店は。 わかりました。

生ビールと共に、突き出しが運ばれてきていることに気づく。 パッと見何の料理かわからないような黄色い物体が小鉢の中にあり、恐る恐るつまんでみる。 「ガリッ」あ、これ漬物じゃないか。 「ウッ」マズー。

突き出しとは勝手に運ばれてくるものだし、それがお店方針でもあるわけだから、それを断ることはできないが、それにしてもマズイ漬物であることは確かだ。 この突き出しって、一体いくらなんだろう。 マズッ。

マズイ突き出しをしかも2品必ず勝手に出してくるという居酒屋をオイは知っているが、その理由はというと、そのほうがお客から突き出しの代金を2品分とれるからだという。 とんでもないお店だが、それでもこれほどまでにマズイ突き出しを出していなかったはずである。

ビールで一息ついて気分がよくなった幹事くんが、メニューを嘗め回すように隅々観察しつつ、さてどの激安酒肴を注文して皆を驚かしてやろうかと、思案している。 その横からさりげなくメニューをチェックすてみる。

「今日のお勧め」ではカンパチの刺身を一押しとしている。 その代金330円。 非常に安い。 「エンガワ:330円」なんていうものある。 「アジ:330円」なんていうものはない。 でもその他の刺身も大体330円だったように記憶している。 何故か330円が好きなのである。

さらにお勧めではない刺身コーナーには、やはり330円のシメサバと書かれてあったので、喜び勇んでそのシメサバをオイが注文しようとしたその時、幹事クンはこれまでの土偶顔を一変させて、まるで金剛力士像のようないかめしい表情に変わり「それを注文するのはやめれっ!」と、オイの注文を遮った。 その表情には怒りにも似た焦りが垣間見え、それを察したオイは、まるで父に咎められた息子のようにだまってしまったのである。 これにより過去にこの店のシメサバで何かが起こったことを推測できるということはいうまでもない。

他にもチゲ鍋380円や、イカの姿焼き280円、エイヒレ130円、糠付け130円、枝豆180円、アンキモ400円、サラダ280円なんていうのも注文してみる。お、マグロ刺身380円なんていうものあるし。

何っ!魚肉ソーセージ50円!? 安っ。 注文してみるか。 魚肉ソーセージだけに時間を置かずに運ばれてきた。 一本の魚肉ソーセージの半分ぐらいの分量がスライスされてマヨネーズ付きで小鉢に無造作に並べられている。 ひとつ食べてみる。 たしかに魚肉ソーセージの味だが、歯で食いちぎった食感や味、やけに白っぽい色は、この魚肉ソーセージが決してメジャーどころのメーカーのものではなく、量販店で叩き売りされている魚肉ソーセージだということがわかった。

魚肉ソーセージを賛否両論している間に、テーブルは次々に運ばれてくる酒の肴で埋め尽くされた。 さてどれからつまもうかな。 とりあえず茄子のヌカヅケをひとつつまんでみる。 「マズッ!」

ヌカズケに関しては毎日自宅でこしらえているのでよくわかるのだが、このナスビを漬けておいたヌカ床は、いけない。 毎日のかき混ぜ作業を怠っているハズである。 外人にタクアンを食べさせると「ぞうきんの味」と表現して嫌うという話をどこかで聞いたような気がするが、このナスビのヌカヅケの味はまさにソレそのものである。 いくらマズくても、それが食品である以上、口に入れたものは必ず食べきるというポリシーを持つオイでも、こんなにマズイぬか漬けは食えない。 飲み込めない。 うーん、マズい!

あまりにも酒の肴がマズすぎると、おもわずビールがすすんでしまうという不思議な現象がこの世にあるのだということに驚きを覚えつつ、さて次はどれをつまんでみようか。

目の前にある物体は、刺身なのだろうか? 黒ずんだ、刺身というか魚の切り身が無造作に横長の皿に並ぶ。 おそらくこれがカンパチの刺身330円である。 刺身一切れ一切れは非常にコンパクト。 切れない包丁で切ったのか、刺身全体がグニャリとしていてだらしがない。 刺身のツマなんて不必要なものは一切付属されておらずシンプル極まりない。 一口食べてみるマズイッ!

もはやカンパチだとか、マグロだとかいう魚の種類を超越した味がする。 鯛等白身の魚は寝かすと風味が増すが、このカンパチの場合、寝かしているというか、水揚げ後長時間経過した魚というほうが当てはまる。 妙にグニャリとした一切れをかみしめると、古くなった脂の味が口の中いっぱいに広がる。 たぶんこれは刺身で食える鮮度のものではないのだ。 幹事くんがシメサバをあれほどまでに拒否した理由はここにあるのだ。

確かこの店は魚市場関係のアレであり、それにより安く提供できるのだとかいう話であったと思うが、そんなハズはない。 ならば何故これほどまでにどの刺身も古くてマズいのか。 築地市場内にある寿司屋が安くてウマイとかいう話はよく聞くが、本来ならばこの店もそうであるべきである。 こんなにマズいものばかり(しかも少量)並べて安さを謳うのは断じて間違いである。 オイだって、このぐらいならばできる。 これはお客をもてなすに至っていない。

頭にきたところで、焼酎でも飲って帰ろうかと思い、メニューを見る。 オリジナル焼酎560円なんてのがある。 560円ったら安いよね(どんな焼酎なのかは知らんが)一本持ってきてよ。

そのオリジナル焼酎は、一瓶360mlだった。 よく見ると、メニューにもそう書いてある。 なんだ安くないじゃないか。 それだけではなく、次の日頭が痛くなりそうな風味を持つ焼酎であった。

このお店を総括すると、アルコールは普通のお店並みの価格で提供し、すごくマズイ酒肴を少量ずつ出す故に安く感じてしまうというお店だということがわかった。

こうして書いてきて、なんだか少し辛口な意見にまとまったかな、なんて少し考えてもみるが、本当の事だし、感じたままの意見を述べたまでのことである。 もう二度と行かない。

2007/02/18 酒肴

お年玉付年賀はがき2等当選毛ガニだカニ

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「オイオイ、あたったよ!」

なんて興奮しながら近寄るヨメが言うには、お年玉付き年賀はがきで、2等に当選したのだという。

「2等って、何がもらえるんですかっ!」と、少し興奮してヨメに聞くと、地域特産品小包なのだという。 詳しい内容は、郵便局にいってみないとわからないのだとか。

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郵便局から2等特産品一覧の載っているパンフレットを借りてきて、吟味する。 イロイロ美味しそうなものが載っているけど、どれにしようかな。 『そうめん』はいつも家に置いてあるしね。 『ステーキ』はなんだかサシの入り具合があやしいような気がする。 それほどでもないような気がする。 やっぱりカニかな。 毛ガニなんてなかなか自分で買って食ったりしないしさ。 松葉ガニよりも、やぱり毛のついている分だけ毛がににしようか。

待つこと10日ほどで、待望の毛がに到着。 ズッシリとしている割には小柄なカニである。 人間に例えると、タンクアボットのような短い手足。 柔らかい殻をはさみで切り進み、身を出して小皿にうつし、子供2人とヨメが食べる。 ナカナカ旨いのだとか。 アッというまにカニの身を食べつくし「早くちょうだいよ」とせかされる。 急いでカニをほじくる。

またたく間に毛ガニは食べつくされた。 オイは身を一口も食べなかったけれど、別に構わない。 殻にこびりついているカニミソを、あとでゆっくりとナメる魂胆なのだ。

この毛ガニ、実は2杯セットであり、残る1杯の毛ガニは、オイ家に2等当選の年賀状を送ってくれた張本人に送ることにした。

2007/02/13 雑記

一歩たりとも譲らない嫁

豆腐の水をよく切って、小ネギやショウガを散らし、食卓へ運んだものの、醤油さしが空だった。

ちょうどタイミングよくヨメがキッチン内にいたので「醤油がきれてます」と伝え、補給してもらう。 ちなみに我が家では、数種類の醤油をブレンドするのが今ハヤっている。 そうなことはどうでもいい。

「ハイヨ」と、醤油さしをオイに渡すヨメ。 「ホイ」と受け取る。 そして豆腐の頭上から並々と醤油を注ぎ込もうと醤油さしを傾けた瞬間「ボトリ」という音をたてて、醤油さしの頭が取れた。

我が家の醤油さしはガラス製であり、頭だけでも結構重たい。 そんな醤油さしの頭が豆腐の上に落ちたものだから目も当てられない。 豆腐はまだ一度も箸をつけていないにもかかわらず、グシャリと中心に穴が開いた。いくら木綿豆腐だからって、この衝撃に絶えられるはずはないのである。

豆腐がつぶれただけならまだしも、当然のごとく醤油はテーブル上にぶちまけられ、とても文章では語りつくすことの出来ない有様。 そこで隣に座っていた息子がいち早く反応し、オイの頭めがけて平手をかます。 「おーべーか」

いやこの有様は欧米でなく日本である息子よ。 しかもオイは醤油さしを傾けただけであって、醤油さしの頭を緩めたつもりはない。 犯人は間違いなくヨメだ。 醤油を補給したヨメでしかない。

「くぅオラ、オメエ、醤油さしの頭ちゃんとしめなかっただろうが。」すごい剣幕で文句をいうと一言「ちゃんとしめた」と言う。 「ちゃんと閉めていないからあふれたんだろうが」なんてツッコムと「たしかにちゃんと閉めた」としか言わない。 言い張る言い張る。

そういや前にも苺を食ったクセに食っていないと言い張ったことがある。 こりゃダメだ。 掃除しよ。

2007/02/12 酒肴

生牡蠣のテンコ盛り

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長崎といえども2月といえばやはり寒いわけだがどうも今年は温かい。 なんだか冬を通り越して春が来たみたいだ。

今年、冬を感じられない原因としてもうひとつ考えられるのが、生牡蠣があまり売られていないということであろう。 毎年12月頃になると殻付きカキを買いまくり、毎日酒肴とするのだが、今年はさっぱり売られていない。

仕方がないので殻付きカキはあきらめて、スーパーにある剥き身のカキを探すがこれもあまり売られていない。 たまに目に付くと『特価!!生牡蠣パック2本入りで200円』なんていうありえないほどの安値で叩き売りされていたりする。

それを喜んで買い漁り、酒の肴とする。 もみじおろしをのせて小ネギを散らし、レモンを大量に絞り込んだポン酢でつまむ。 つるりとしていてミルキーでたまらん。 次々にパックを破り、生ガキを食う。 だんだんと飲みすすむうちに、カキをチョットずつ小鉢にだしてつまむことがめんどくさくなり、ザルに数パック分のカキをあけて、そのザルごと食卓へ運び、薬味を大量に加えたポン酢をチョンチョンとつけて食う。食う。

こんなウマいもの食わなきゃ損であると個人的に思うのであるが。

2007/02/11 飯物

卵かけご飯

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卵かけご飯を食べる場合、あらかじめ卵を器に割りいれて、黄身と白身が完全に混ざるまで徹底的にかき混ぜ、それを白いご飯にかけて、醤油をたらして食う人がいる。 いや、ご飯にかける前の段階で器の中のたまごに醤油をかけ、やはりよくかき混ぜて卵を醤油色に染めて、それをご飯にかけて食う人がいる。

卵は温かいごはんの上に直接割りおとし、それからご飯と徹底的に混ざるまでかき混ぜて、醤油をかけて食う人がいる。 その際、茶碗の中のご飯の中心部に穴を掘り、そこへ卵をすっぽりと落とし込む人もいる。

卵ごはんには白身を入れず、黄身だけを用いる人とか、小ネギなど薬味を散らさないとダメな人とか、赤卵でしか卵かけご飯はやらない人とか、白いヒモ状のカラザを徹底的に取らねばダメな人とか。

日本人というのは、卵かけご飯に相当なこだわりを持っているのだ。 さらにひところよくあった卵かけご飯専用醤油じゃなきゃ卵かけごはんは食わないという人も中にはいるのかもしれない。

オイは卵かけごはんを食う場合、湯気の立つ白いご飯の上に卵を割りおとし、醤油を適当にかけて、箸を黄身に突き刺し、2、3回ザーっとまぜてススりこむ。 なんちゅうかこう、卵を完全にご飯に混ぜて食うのはイヤだ。 黄身の部分や白身の部分がランダムにいい加減にまざっているぐらいが好み。 ご飯に穴を掘ったりするのもメンドクサイし。 ただひとつこだわりたいのは、やはり炊きたてのご飯を用いるということだけか。

2007/02/08 パン

石窯カレーパン

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ヨメが鼻息荒く語るには「そのパン屋の窯は、本場スペインから職人を呼び寄せて作らせ、さらにその窯で焼くパンといったら、帝国ホテルの元ナントカの指導の元作らせているのだからウマイに違いない」ということらしい。

早速お店に出向き、数種類のパンを買ってくる。 中でも気に入ったのは、石窯カレーパンだ。 パンが破けてカレーが丸見えなところにチーズがトロリと乗っかってる。 こういうのが好きなんだなーまた。

2007/02/07 雑記

食後のコロコロ運動

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たまにいつもよりも早く夕食をとる場合があり、美味しく食べた後は、まるで岩盤浴をするアシカのように電気カーペットの上にゴロリと寝転んでテレビを眺めていたりする。

まったりとしていると、少し遅れて夕食を済ませた子供たちが腹の上に飛び乗ってくる。 そのすばやさに反応できないオイはまるで塩をかけられたナメクジのようにゆっくりともがく。 満腹なので、通常時よりもパフォーマンスが著しく低下しているのである。

子供たちにとっては、オイが寝転んでジッとしている様がどうやらカモに見えるらしく、スキを見ては襲いかかってくる。 よって子供たちが寝るまでは、親として本当の休息の時間は無いに等しいのだ。

「あ、あと1時間ちょうだい。 そうしたらいつものように飛行機とかアクロバティックなコトをして遊んであげる」なんて交渉してもムダだ。 子供たちには、『今』しかないのである。 それならばどうにかしてこの猛攻を避けねばならぬわけで。 あげくの果て考え出した方法が『コロコロ運動』である。

コロコロ面がちょうどシールみたいに粘着力があり、それをコロコロとすることにより、カーペットなどにめり込んでいた小さなゴミがとれるというよくある代物。 ゴミがコロコロいっぱいにくっついて、もはやゴミがくっつく隙がないようになったらその部分は破り捨てる。 そうするとまた綺麗な『ゴミ吸着面』が現れるというスグレモノ。

冷凍マグロのように横たわり、右手にコロコロを持ち、コロコロ。 またたく間にゴミくずが付着し、コロコロは接着力を失ってしまう。 その面をバリリと破り捨て、またコロコロコロ。 こうしてみると、カーペットって結構汚れているものだねと、つくづく思う。 しかも一見ゴミなんてないように見える場所も、コロコロしてみると、カーペットの奥に入り込んでいたゴミなどがとれる。

このようにオイが転がっていてなおかつ、右手でコロコロできる範囲のカーペットを掃除するのだ。 ていうか、満腹すぎて、そのくらいのことしかできないのである。 とにかく黙っていると子供らの攻撃を受けるということは確かだ。 なので、右手だけをコロコロ動かし、あたかもお父さんは掃除している風に、働いているのだ風に、子供たちに見せ付けるのだ。 そうすると子供らはそれなりに「邪魔しちゃイケナイ」なんて思うのだろう。 手を出してこなくなるのだ。

なので少し早めに夕食をとった後には、必ずコロコロを転がし、カーペット掃除をしているフリをしているというわけ。 いやフリではない、実際ある部分は綺麗に掃除されているハズである。

2007/02/06 菓子

芋焼酎ショコラ | LOTTE(ロッテ)

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バレンタインデーが近いということでスーパーには『チョコ特設コーナ』がちらほら。

数あるチョコレートの中から目に飛び込んできたのはこの芋焼酎ショコラである。 ちょうどウイスキーボンボンのように、チョコの中に芋焼酎が入れられてあるというもの。 使われている芋焼酎は鹿児島県産薩摩芋「黄金千貫」を黒麹で発酵させた本格派芋焼酎なのだとか。

チョコレートはさほどでもないがウイスキーボンボンは割合好きなオイは早速買ってみることにした。 一粒口に放り込んでみると、チョコが割れ、中からトロミのある液体があふれでてきた。 これが芋焼酎そのものなのでしょうが、甘いせいかさほど焼酎の香りは感じられないし、アルコールも感じない。

もっとなんちゅうかこう、ダイレクトに『焼酎っ!』というものが感じられるのかと思っていたオイはすこし拍子抜けして、残りの11粒を立て続けに口にほうりこむ。 そしてボリボリと噛み砕いて、芋焼酎ショコラの中に含まれているはずの芋焼酎の味を実感したいと願う。

結果やはり芋焼酎の風味というものはさほど感じられなかったわけだ。 しかし『アルコール入りチョコ』という位置づけで考えれば、それなりの味がしてウマイのではないかと思う。

しばらくして、夕食の調理にさしかかろうと腰を上げた瞬間、なんだか少しフラリとしたような気がした。 アルコール分が3.4%含まれているので、子供に食べさせてみたり、妊婦さんやドライバーの方は遠慮しないといけないのは言うまでもない。

ロッテ:芋焼酎ショコラのページ 期間限定販売

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