2匹の蟹
ワタリガニについてイヤなこと があったという話は前に書いた。
甲羅に酒を注ぎこんで、カニミソと具茶混ぜにしてススルというのは2匹カニがあるとき 限定の食べ方であるという話もした。 そして今回、2匹のワタリガニが手に入ったわけだ。
しかしひとつ問題がある。 それは、このワタリガニが小さいということである。 おそらくミソには期待できない。 「カパッ。」ほら、やっぱり。 ミソなんでどこにも入ってないじゃん。 これじゃ熱燗なんで入れてもさ、むなしいじゃん。
ということで、2匹のワタリガニの身だけを味わうことにしたわけであるが、 カニがこうも小さいと、むしるのにイライラしてくる。 いちいちパーツが小さいので、身をとりだすのに手間取るくせに、 その仕事に対する報酬といったら微々たる物。 ほとんど身なんてはいっていない。 なので、むしることをやめた。 しかし食べることはやめていない。 むしらずにどうやってカニを食べるのか? 不思議でしょう。 その方法は、カニの各パーツを指で圧縮し、つぶして、身をニュルニュルと搾り出すわけである。 けっこうでてくるものである。 カニが小さいので、殻が柔らかい。 だからこのようなマネができるわけだが、めんどくさくってこうでもしないと食ってらんない。 そうして指をカニまみれにして、 酒を飲み飲みしたものだから忙しくって、 グラスが汚れてゆっくりと飲めやしなかったという話。
これとこれとこれとこれでアレを作った。 うまかった
10月にはいり、朝晩すっかりと秋めいてきたというか肌寒い。 どうやら、鍋がオイシイ季節が到来したわけだ。
鍋始めは、どれにしようか。 今日はひとつ、いっぺんにあったまるホットな鍋にしてみようか。 どりどり早速調理開始。
まずはアレを調達し、前の晩から水に浸しておく。
そしてコレを大量に買ってきて、煮出す。
もちろんコレは必須なので、味見しつつ、適当に投入。
上記をおりまぜて、、冷蔵庫の中から掘り出したコレを加える
あとはどうだってイイんだ。 おいしくできるに決まってんだ。 こんな風に作る。
一応中華料理になると思うので、仕上げは醤油をタラタラとたらしながら、味見しつつ、お気に入りの味に仕上げる。
見た目的にもね、こんくらい赤いほうがアレっぽい。 さあ、口から火を吹きますぞ。
昭和な電柱
畑のど真ん中で、なんとも昭和の臭いを漂わせる電信柱をハッケン。 木製なわけだ。 あそういえば小さい頃近所にも木製の電柱が残ってたっけ。 そしてまるでフランケンのこめかみに刺さっているクギのような、電柱のわき腹に突き刺さるメンテナンスなんかの際に電柱に登る為に取り付けられた太いクギ状のステップを登って遊んでたっけな。
いやしかし今こうして考えると、当時その木製の電柱をノコギリでギコギコと切り倒すというようなイタズラをやったヤツはおらんのだろうか? いやそんなバカな考えをするヤツはおらんだろう。 うーんでもオイ的には切り倒してみたいという欲求にかられないでもない。 うーん。
なんて夜道に電柱の下で写真を撮りながら電柱を切り倒したヤツはおらんのだろうか?なんて思案しているオイの様は、周囲から見ると妖怪並にブキミだったにちがいない。