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2006/09/16 菓子

ARITAの時津店移転

aritaitn

朝からヨメが大騒ぎしているのでたまには話を聞いてやるのもよいかなということで、「どしたの?」と尋ねると、お菓子のアリタ時津店(超ローカルな話題やねん)が移転オープンしたのだということがなんとなく判明した。

なんでもオープン記念で1000円以上買い物すると500円券をくれるのだということで、ハリキッテイタノダ彼女は。

※究極のモンブランなるものをヨメが買ってきていたのであるが、これがうまいのなんの。 栗の香りや風味がこれほどまでするモンブランを食べたのは、初めてである。

2006/09/15

鏡月をもってこい!@牛角

kyougetu

ご存知牛角で焼肉を食うことにした。

「えーっと、国産ロースください。」とメニューを指差すと、品切れだという。 その他国産関連を注文しようとしても、すべて本日品切れだという。 この店に限らず、最近では焼肉屋で品切れ品切れいわれることが多い。 とくに生肉関連。 生肉好きのオイとしては寂しい。

「それでは今あるメニューで、美味しいものをズラッと持ってきてください。」なんて注文して、しばらくキムチでビールを飲みながら、隣に座る姉ちゃんの髪型について議論しながら肉の到着を待つ。

続々と肉が運ばれてくる。 いっぺんに注文しすぎた感がある。 テーブルに乗りきれないし。 追い討ちをかけるがごとく、「厚切り牛タン」なるものを2皿サービスだといいながら置いていく。 牛タンの厚切りか。 なにゆえ牛タンを厚く切るのだ牛角。 牛タンは薄切りがイイんだよね。

まあ今回は焼肉で米を食らうつもりで来店したわけではないので、どっちかってーと、チビチビ肉をつまむ分量だけ焼きながら、少し飲みたいな、なんて考えているところ、同席者が肉を次から次に網に乗せていくものだから、網の上が肉だらけになるわけだ。 そうすると、焼きすぎの肉なんていうのがでてくるわけだ。 そして今までの経験上、焼肉をジャンジャン焼こうとするヤツは、大抵網の上に肉を乗せるまでが仕事、なんて考えているらしく、そのあとの世話を焼かない。 一度自分が網に乗せた肉は、ひっくり返し、食べて、胃の中に収めるまでが、大人を責任である。 それを誰も食わないのに次から次へと肉を乗せていくもんだから、オイたちのテーブルからだけ黒煙があがっているではないか。 オマエは焼き奉行か。 オマエの舌焼いて食ったろかコラ。 

とまあ戦々恐々としてきてこの一席に一石を投じたのがこの店の店長(以下店長と呼ぶ。 てそのまんまじゃん)なる人物である。

「お客様~お飲み物はいかがなさいましょうかぁ~。」なんて天野君顔で尋ねてくる。 「そうねえ、焼酎ちょうだい。」と答えると、なんでも店長オススメの焼酎コーナーというものがあるらしい。 店長の指差す方向を見てみると、棚にズラリと焼酎が並ぶ。

「ふーんイロイロありますね。 中でもどれがオススメなの天野君(店長と呼んでいない)?」と質問すると、「この~ですね、明るい農村なんかオススメであるますよ。」という。 あー明るい農村ね。 それ家に常備しているんですよ。 と答えると、「我同士見つけたりけり候」といわんばかりの喜び方で、まるでなついた子犬がごとく、オイにベタベタしてくる天野君であった。 ていうか、焼肉食いながら明るい農村は飲みたくないのでパス。 「ほかにオススメはどれ?」

一瞬天野君の顔が曇りすぐ復帰し、次の焼酎の説明を始める。 なかなか面白い男なので、一通りの焼酎の説明をさせる。 ほとんどの焼酎で「今度ここの蔵元に行ってみようかと思っています。」という。 いうならば、「カワイイコを目の前にして、あんまりカワイイので、一度両親の顔を見てみたいな」という心境なのだろうかどうでもいいか。

さんざん説明させたあげく、天野君のオススメ焼酎コーナーの焼酎は決して注文せずに、鏡月を注文する。 焼肉つったら、やっぱ鏡月GREENでしょ。 なんか肉食ってるっていう雰囲気でるでしょう。 飲んだら次の日頭が痛くなるようなそんな鏡月を飲みながら焼肉を食うのが好きなのであるオイは。

ちなみに家で肉を焼きながら鏡月を飲んでも、まったくおいしいとは思わない。 この焼酎は、やっぱり焼肉屋さんで飲みたい個人的に。 そして飲む際には、キュウリを薄くせん切りしたものを中に入れると美味。

牛角

2006/09/14

長期熟成酒マニア

かーつったく。 どの店で飲もうか。

たまにどの店で飲んだらよいのかワカランようになる時がある。 そんなときは、自分の嗅覚をたよりに、ただひたすら街中を歩いて、良さげな店を探す。

すぐ見つかるときもあれば、まったく見つからないときもあるわけであるが、さんざん歩き回ったあげく、結局出発点から一番近い店に舞い戻ってきて入店する場合もあるわけで、灯台下暗し。

一軒の酒屋さんの前を通り過ぎようとしていると、奥になにやら意味ありげな空間があることをショーウインドウごしに気付く。 入店。 酒屋らしく、お酒が売られているわけだが、どれも見たことがないモノばかりの日本酒である。

この店は日本酒の古酒専門店なのだそうで、さらに酒Barも併設しているとのこと。 うーんおもしろそうだね。 色んな種類があるけど、とりあえず片っ端から飲んでみるか。

そもそも長期熟成酒とはなんであるか? ちょっとまとめ。

自家熟成酒

自家熟成酒とは、お酒屋さんが独自に熟成させたお酒のこと。 要は、蔵元で熟成するのではなく、蔵から出た後の段階で熟成させたお酒なわけだ。 これならば、家に転がっている貰い物のマズい酒でも2、3年ほったらかしておくだけでできそうな気がしないでもない。

長期熟成酒

酒は古くなると色がついて、味、香りとも悪くなると言われるが、酒の造り方や貯蔵年数、温度等の好条件が整うと、思いも寄らない素晴らしい酒になることが分かってきたのだそうな。3年以上貯蔵すれば熟成の効果が顕著に現れることから、丸3年以上熟成させた酒を長期熟成酒と呼ぶのだそうな。

とまあこのような感じ。 飲む際もゆっくりと、味わいながら飲むのが当然なわけであるが、オイがグビグビ飲んだのは、寝越庵という酒。

2006年ものや2、30年寝かせたもの等飲んでみたわけであるが、とりあえずどれもみなおいしい。 樫樽なんかに入れて熟成させたりしているものだから、良い芳香があったり、酸味があったり。 ブランデーのようでもあり、紹興酒のようでもあり。 中には日本酒度-70なんていうおそるべき大甘口な熟成酒があったりと、面白い店である。

そんな熟成酒のつまみには、生半可なものではダメで、堂々と熟成酒に対抗できる風合いのするものを添えるのがよろし。 ということで、つまみも熟成モノということになる。

明太子を何年か熟成させて、からすみっぽくなっちゃったという熟成明太子をつまんでみたが、なかなかイケル。 とにかく酒であろうと、酒肴であろうと、熟成させないと気がすまないという店主のいる、変わったお店なわけだ。

「さー今日も美味しく飲めました。 さてラーメンでも食って帰るか。」 この言葉に反応した長期熟成酒マニアな店主。 「そ、それならば、オススメのお店がありますよ!」とのこと。 どりどり。 どこなんだねそれは?

実は焼き鳥屋であるが、ラーメンも置いていて、その店の焼き鳥もウマイが、ラーメンが超オススメとのこと。 醤油のあっさりとした、絶品なのだとか。 自称味のわかる男が真顔でススメル店なのだから、そりゃウマイんだろうな、ということで、その店へ向かう。

大体店の外観から怪しい。 よくある小さい焼き鳥屋さん。 店内も異常に狭い。 お店のママにからんでいるダメサラリーマン風の、酔いつぶれたダメおやじがウルサイ。 パリに行きたいのだという。

その絶品ラーメンが目当てなわけだが、とりあえず焼き鳥も2、3本食っとかないとなんか悪いので、皮レバーギンナンと、注文してみる。 「レバーは刺身にできるぐらい新鮮なモノだから、レアめに焼いておくね。」なんて女将が言う ものだから、いいなりになる。 さて、焼き鳥が焼けた。 かじる、マズッ。 ビールで流し込む。

こんなにマズイ焼き鳥というのもなかなかない。 マズイッ! あ、そうか 、ここは醤油ラーメンが絶品だった。 ということは、焼き鳥はオマケみたいなもんだ。 そうだ、そのはずである。 そして焼き鳥はほっといて、ラーメンを注文する。 チャーシュー麺にでもしておこうか。

ラーメンを注文すると、今までボーッとつったっていた兄ちゃんに電源がはいったらしく、動き出した。 動き出すといっても、狭い店内なので、体の向きを変えたといったほうが合う。 そしてその狭い店内の中でも、ひときわ狭いどう広く見積もっても、A3ぐらいのラーメン調理スペースで、ラーメンを作り始めた。 少しイヤな予感。

「はいお待ちどう。」と出てきたラーメンは、一見なんてこともないフツーの醤油ラーメン。 ナルトにシナチク、チャーシューがのる。 スープをススルマズッ。

マズイ。 おいしいハズであるラーメンがマズイではないか。 熟成マニアがイチオシするラーメンが、非常にマズイのである。 マズイというか味がしない。 ぬるい。 細打ち縮れ麺が柔い。 魚介系のダシが効いているっていったじゃないの。 あっさりとしてウマイといったじゃないのよ熟成マニアよ。

おそらくスープは湯に醤油を入れて、味の素かなんかを入れただけ。 魚介系のダシなんか、絶対はいっていない。 こんなマズイラーメン、食ったことがネェやコノヤロウ。 責任者、出て来いコノヤロウ。

食べ物は残してはいけないという教育を徹底的に叩き込まれたオイでも、もはや完食することもできずに目の前の責任者にカネを払い店を出て、熟成マニアにクレームの電話をする。 オイ:「あノねェ、マずイっテもンじャねエぞコのヤろウ。」

もしかすると、この一件は熟成マニアなりのシャレなのかもしれん。 「いやーあんまりマズくてビックリしたでしょ?ハハハ。」なんていうことだったら、まあよしとする。 しかし熟成マニアのリアクションが、熟成マニア:「え、マジすか。 おっかしーなー(困)。」というものだったからこそ問題である。 オイ:「一番最近でその店にいつ行ったの? だいぶ前じゃない? 最近味落ちすぎたんじゃない?」なんて聞いてみると、熟成マニア:「先週行きました。 ラーメン美味しかったッス。」と、答える。 ハハーンこいつ味オンチなんだわ。 

熟成熟成言ってっから、とうとう自分の舌そのものが熟成発酵してしまったに違いない、イヤそうに違いない。

長期熟成酒研究会

オールアバウト>秘蔵の酒・長期熟成酒を味わう会開催 プロが選ぶ長期熟成酒ランキング

2006/09/13

笑えるバーテン

「どんなに優秀なバーテンでも、いつも必ず最上のカクテルが作れるわけではないだよ。」「デキるバーテンというのは、カクテルの出来上がりばな、一瞬ペロリと味見をして、もしも自分の納得がいかないような出来だと、躊躇なく捨てて、もう一度作り直す。 これがマジメなバーテンなんだよね。」「ダメなバーテンというのは、その味見があくまでも形だけで、味なんてどうでもよく、とにかくよくできようが、できまいが、なんでもお客に出す。 これ最悪。」

なんていうウザい話を横で聞きながら、ズブロッカをあおる。 ここは、ごく普通のバー。 BARである。 バーテンはまだ若いがキビキビとした動作が見ていて心地よい。 がしかし、あまりにもカッコつけすぎているせいか、会話してもニコリともせずに、表情が変わらないために口もあまり開かず、声が小さい。 なんて言っているのかわからない。 そりゃ、その店のスタイルってのもあるんだろうけれども、少し感じわるい。 店変えるか 。

「あのーですよ。 この近辺に、バーテンさんオススメの、雰囲気イイバーなんかありますか?」なんて尋ねてみる。 「あります。」とバーテン。 「いま地図を書きますので少々お待ちください。」とのこと。 なんだ親切ではないか。

地図をお願いしてから、5分が経ち、10分が経ち、20分が過ぎた。 やけに遅いな。 一体このバーテンにとって、「近く」とはどの程度の距離のことを指すんだろう?とか、妹尾河童さん並の、俯瞰図を描いて説明しようとしているのではないか彼は?とか不安がよぎる。

しばらくして、バーテンがようやく戻ってきた。 「これです。」なんて、手書きの地図を差し出しながら、説明を始める。 そこでその地図が問題なわけである。 まず、字が超キタナイ。 君は小学生かね?といような、ヘタな字で、紙切れに、説明書きを加えているわけだ。 そして地図本体はというと、それはおよそ地図とは呼べそうもない、出発点と、到着点が一本の直線で結ばれた、というか、紙切れに線を一本引いただけというシンプルな地図なわけである。 一直線で到着できる場所ならば、そもそも地図なんて書かずに口頭で教えてもらえばわかるものだし、そんな地図で小さい声でヘタな字で、カッチョつけながら説明するものだから、わかりにくいのなんのってさ。 とにかく、店の名前と電話番号だけを聞きだして、一刻も早くこの店を出たいという衝動にかられる。

さらにその一直線だった地図は、我々の見ている前でみるみると線が加えられていき、判別しがたい文字が書き加えられていき、ゴチャゴチャになり、説明されているのかバカにされているのか、とにかくわからなくなり、どっちかっていうと、そのバーテンよりも、オイのほうが、その地図に書かれた場所を、把握できはじめたわけだ。 「だからココローソンでしょ。 その隣ってわけでしょう?」 バーテン:「そ、そうです。」

さて。 カッチョブリのバーテンに教えてもらったバーに到着。 近かった。 店内はやけに暗い。 内装やオブジェが、HRギーガ風のデザインであり、あまり好みではない。 バーテンはDr.スランプのマシリト博士風であり、どこかで平井堅にも似ているような気がしないでもない。 オイはまたしてもズブロッカをもらう。 相方は、ナントカっていうカクテルを注文する。 5時間近く飲みつづけているので、すこしまったりとしてきた。

そのマシリトが、カクテルを作る。 シェイカーに氷と共に材料を入れて、振る。 振りに振る。 手先だけで振る。 高橋名人の16連射並みのスピードでシェイカーを振りまくるのであるが、出来上がり間近の、そん時の、顔が、キモい。 完成直前にあきらかに2秒ほど白目をむいてこちらを見るのだか、あまりのキモさに、暗すぎる店内で凝視しつづけた。

もう一回見たいので、相方にカクテルを早く飲むようにせかし、また振らせる。 ホラ、やっぱり白目をむいてこっちを見る。 ハハハ。 この店は 、内装だけではなく、バーテンもギーガばりなのである。 あーおもしろかった。

2006/09/08 なるほど

人力車

人力車。

観光地でたまに見かける、大きい車輪が2つついた、人が引っ張って走る乗り物である。

発明者は和泉要助という人物で、開業したのは1870年(明治3年)だったらしい。

発明当初、「すばらしい交通機関」としてもてはやされた。

「今度発明された人力車という乗り物は恐ろしくスピードがでるので、乗っている人間のハラワタがグチャグチャになる。 なので乗車の際には生卵をひとつ抱えて乗り込み、黄身と白身がいっしょにならない程度の速度で走れば体に異常がない。」

など言われていたそうだ。

丸谷才一著 軽いつづらより

2006/09/04 ニュース

豚骨の醤油煮 | トンコツスープをとった後の残り

tnktr

自家製トンコツラーメンを追求し始めて早半年。 もうしばらくすると、納得のゆく味ができそうである。

この前檀流で、牛の尻尾のシチューなるウマイ料理を作ったわけだが、トンコツスープを抽出し終えた後の用なしトンコツを眺めていたら、フと、「この豚骨も、醤油で煮たら、うまかとじゃなかか?」と、思いついたワケデアル。

普段から鶏がらスープをとった後の鶏がらにも気配りを欠かさないオイは、すでに骨を見ると、なにかしらに活用できないかという無意識のうちにそのような考えを抱いてしまうようになったのかもしれん。 いやどうでもいいか。

そこで早速実行に移してみる。 なに話はカンタン。 スープをとり終えた後のトンコツを、醤油、みりん、酒で煮あげるのみ。 これが実にウマイ。

ハンマーで叩き割っておいたトンコツからのぞく骨髄(かな)が、まだ微妙に残っており、それを箸の先でつついて、ほじくりながら舐めてみると、珍味というか、魔味というか、モツ系の風味に甘さをプラスして、さらに遠くで魚の肝のような味がしないでもないという、まさに酒の肴にうってつけの、ナイスな一品に生まれ変わったのである。 骨の周辺に残る微量の肉片や、トンソクみたいなスジばった部分も言うことなし。

この前ニュースで見たんだけど、福岡博多周辺で、豚骨をリサイクルするというベンチャービジネスがイイ感じなのだとか。 豚骨を細かく砕いて、たしか堆肥にするというような話だったと思う。 原料の豚骨の残骸は、福岡県内のトンコツらーめん屋に営業に行き、たのみこんで手に入れるのだとか。 「ウィー、リサイクル!」といったかんじ。

でもこの豚骨の醤油煮のウマさのことを考えると、そのビジネス、ちょっとジャマしたくなるような、誘惑にかられるほど魅力的な、豚骨の醤油煮である。

豚骨リサイクル研究会

ちょっと検索してみたら、出てきたよ。 その名も「豚骨リサイクル研究会 」というのがあるらしい。 ちょっと引用。

福岡県内では、大小1000店舗以上のラ-メン店が開業し、毎日豚骨からス-プを取っているが、そのスープを取った後の豚骨ガラは大部分が利用されず廃棄物として焼却処理等され、ほとんどリサイクルされていない状況です。  このため、福岡県名物の「とんこつラ-メン」から出る豚骨ガラを貴重な資源(肥料、飼料等)として販売戦略とその商品開発等の検討を行い、事業化を目指します。  豚骨ラ-メン発祥の地である福岡県で、豚骨ガラのリサイクル(有効利用)が事業化されることにより、全国の豚骨ラ-メン店へと波及する可能性があります。

以上財団法人 福岡県環境保全公社 リサイクル総合研究センターのサイトより-

とのこと。 あのアッサリ豚骨の雄、一蘭の名前もあるので、こりゃ、本格的だ。 がんばってください。

2006/09/03 酒肴

パワーニンニク

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大蒜(ニンニク)をまるごと、低温の油でじっくりと揚げただけ、という「パワーニンニク」なる料理を出す店がある。 というか、けっこうこんな店あるのかもしれない。

その店の場所ははっきりとわかるが、正式なお店の名前を知らない。 人呼んで、「おふくろさん」なるそのお店は、大繁盛店である。 なんでそのお店の名前をしらないのか? それは、そのお店にたどり着いたときには、いつもすでにできあがっているからである。

(more…)

2006/09/02 おかず

豚のシャ

butanosya

イベリコ豚が極上なんていうヤツとは友達にはなれない。 だってさ、そんなにウマイのかよそれ。 大体、焼肉屋にいってもさ、黒毛和牛だなんて、それマジかよ。 毛が黒いのかどうかはともかく、大体和牛なのかよその肉は。

なんていう風に、疑い深いオイは、シャブシャブの中でも、豚シャブが好きだ 。(どういう話の流れなのか) 安いし、ウマイし。

そんな豚シャブを、今日も食べてたわけだが、家族とオイの食事の時間は、大幅にズレる場合がある。 今日もそうだった。 前後を言えば、オイが後。 ヨメ息子娘が先に食べていたわけであるが、シャブシャブの汁がほとんどなく なっている。 この原因は。

ヨメにとってシャブシャブとは、マロニーの独擅場である。 ともかく、肉はともかく、マロニーを投入し続けるわけだ。 野菜はともかく、マロニー。 シャブシャブとは、マロニーのこと。 こんな感じである。

ご存知の通り、春雨やマロニーは、鍋物の、おつゆ食いである。 これらをいれたとたんに、鍋の中の水分量は、著しく減る。 そりゃ、汁を足せばイイですよ。 でもさ、メンドクサイじゃん。 一旦食卓について、一杯やったあとでは実にメンドクサイ。

なおかつ今日はシャブシャブである。 シャブシャブとは、鍋に張った湯に、肉をしゃぶ、しゃぶ、して食べる調理法である。 それがさ、こんなツユの分量じゃ、シャブシャブできないではないか。 あえて表現するならば、この鍋でいくと、「シャ」ぐらいしかできない。

シャブシャブの食べごろというもの千差万別であろうが、オイは牛豚関係なく、大体シャブシャブ中の、「しゃぶ」ぐらいで食べるのが、ベストなジャブシャブ加減だ。 「シャブ」と、カタカナで書くと、少しアブナイ。

そんなシャブシャブが、「シャ」ぐらいしかできないとなると、しゃぶしゃぶの醍醐味激減である。 要は、ちゃんと、汁を足しておけ、ヨメ。

2006/09/01 菓子

サン・オノフレ – 杏仁豆腐

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陳健一麻婆豆腐店の飾りっけのない杏仁豆腐が大好きなオイは、 自宅で作ることに精を出していたわけであるができず。

もう少し研究の必要がありそうなので、市販の杏仁豆腐でガマンガマン。  このサン・オノフレという長崎のお店の杏仁豆腐は食べてみるとけっこうウマクてね。 只今熱中中。

九州ケーキコム>サン・オノフレ

2006/08/31

喜界島

kikai

「あのねえ、きかいじまっていう焼酎があるの。 美味しいから今度飲んでみてね。」 と、妙なスナックのママに教えられたのは、一体何年前になるのだろうか。 それすら 記憶は定かではないが、定期的に、ヤル、焼酎。

「キカイジマ?」と音だけ聞いても、キカイジマとはなんぞ? という疑問しかわかない。 「機械島?」なんていうイメージをもったりもして、焼酎の名前としては、なんだか非常に マズそうなイメージだね、なんて思ったこともある。  そして意外と近くのディスカウントストアで普通に売られていたので、一升瓶を買う。

「キカイジマって喜界島って書くんだね。」とひとり納得し、飲むとウマイ。

このトロリとした焼酎は、黒糖焼酎である。 そういやなんだか甘みを感じる。

「焼酎の直売」なんていうお祭りというか、祭典があり、いってみる。 すると、真っ黒なTシャツ の背中側に、喜界島と黄色の文字で書かれた、イカスTシャツを着たおばちゃんが、ウロチョロしている。  後ろをついていって見る。 売り場に到着。 そのおばちゃんは、喜界島を作っている会社の人だったのだ。

喜界島の試飲をもらう。 いつも飲んでいるので、そりゃウマイ。 「おばちゃん、コレおいしいね。  いつも飲みよるバイ。」と言うと、 「あーっ、ありがとね。」と、人工的でない、純天然の笑顔で、答えてくれた。 近くのディスカウントストアで 購入しているぐらいなので、別にこのデパートのお祭りで、2割り増しぐらいの値段で、買う必要もないのだけれど、 おばちゃんの人柄にマケタ。 一升瓶2本ちょうだいよ。

なんだか少し、オイとおばちゃんの間の距離が縮まり、その他、自社製品を試飲させてくれる。 そして、 愚痴る。 「いやー島からここまで飛行機で来るのも、乗り継ぎしないといけないし、大変なのよ。」 「ホントはね、こうまでして売りたくもないんだけど、まー付き合いというか、売り場に置いてもらっている関係上、 しょうがないんよ。」 なんて語る。 「ほー。 ホー。」と聞く。

でもね、おばちゃん。 オイはおばちゃんとこうして話して、喜界島という焼酎が、なおさら好きになりました。 喜界島を 飲むたびに、あなたの顔が思い浮かびます。 顔の見えない商売が増えてきているこの世の中ですが、大変でしょうが、 売り歩いてみてください。 あなたのファンは、きっと、増えていくハズですから。 長崎から、応援しております。

喜界島酒造株式会社

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