人力車
人力車。
観光地でたまに見かける、大きい車輪が2つついた、人が引っ張って走る乗り物である。
発明者は和泉要助という人物で、開業したのは1870年(明治3年)だったらしい。
発明当初、「すばらしい交通機関」としてもてはやされた。
「今度発明された人力車という乗り物は恐ろしくスピードがでるので、乗っている人間のハラワタがグチャグチャになる。 なので乗車の際には生卵をひとつ抱えて乗り込み、黄身と白身がいっしょにならない程度の速度で走れば体に異常がない。」
など言われていたそうだ。
丸谷才一著 軽いつづらより