メニュー

2018/10/08 雑記

これ何かわかる?

店で飲んでいて、たまに店主から挑戦を受ける事がある。

たとえばこうだ。

(more…)

2016/09/09 雑記

グチり酒

古酒

お気に入りの日本酒酒場に行ったんです。

するといつもの店員は誰もおらず、見慣れない顔ばかりでして。 なんでも二号店をオープンしたとかで、そちらの手伝いに行ってるといいます。

もちろん酒が旨いから通っているんですが、それだけではないんですよね味って。 店の作り、店員さんも相まっての「旨い!」なのです。

さて。

(more…)

2016/08/17

釉月

釉月の突出しハマグリ

いざ釉月へ!と、久松小学校そばまでタクシーで向かいました。 つい見逃してしまいそうな、雑居ビルの地階にお店はあります。

戸を引けば、ドッシリしたカウンターがデーンと横たわり、ノビノビ飲めそうで顔がほころびます。

厨房には清潔感あふれる店主とその奥様?がおり、テキパキ注文をさばいております。

(more…)

2016/08/11

うぽっぽ

うぽっぽの突出し

人に教えたくない店」とよく言いますけど、まさにその通りだったのがこちらです。

地図を片手に店を目指すも、見つけきれずに界隈を二周しました。 あげく仕方なしに、目印のついているビルへ突入した所、ありました「うぽっぽ」さん。 まさに隠れ家ですね。

靴を脱ぎ、掘りごたつ式のカウンターへ腰を下ろします。

(more…)

2016/06/27 雑記

悪くなってない? さる居酒屋のリニューアル例

鈴傳の刺身

「久しぶりに覗いてみっか」

と向かった居酒屋はリニューアルにつき臨時休業していて腰クダケです。 キチンと営業日まで調べて来たのに・・・まあ仕方ありません。

それから三か月ばかりして、そのリニューアル店に行ってみたんです。 そしたらまあ・・・「どうしちゃったの?!」という改悪ぶりにうっかり呼吸困難に陥りまして。

店がリニューアルする時

居酒屋に限らず、そもそも店がリニューアルを決行する時というのは、いくつか理由があるんです。 たとえば、

  • 業態変更
  • 経営者が変わった
  • 店の売り上げが落ち込んだ
  • 店主の気分でなんとなく
  • 業者の口車に乗せられて

等ですね。 ハッキリ言って、リニューアルとはこれまでと変わるワケですから難しいものがあります。 新規客には良いとしても、固定客が難色を示す例がままあります。

(more…)

2015/10/02

デンキブラン

デンキブラン

たしかコリン・ジョイスさんの本で知ったと記憶しているが、創業明治13年の浅草にある神谷バーに「デンキブラン」はあるという。

(more…)

2014/10/27 雑記

あの日見た景色

クロムハーツのリング

男はゆっくり上体を左へ傾け、右のポケットからハイライトを取り出した。

左手の人差し指と中指を重ねて箱をトントンと叩き、せり出てきた一本に顔を近づけ、前歯でつまみ上げる。

(more…)

2012/02/16

川棚のあんでるせん

あんでるせん謹製曲げスプーン

昼下がりボケーっとしていたら、あんでるせんの事を思い出した。

長崎川棚町にある喫茶店で、摩訶不思議なショーを見ることができる。 行ったのは10年以上前になると思うが、目の前で繰りひろげられたありえない光景を今でもよく覚えている。

検索すれば、一体どんなショーを見ることができるのかはよくわかると思うが、個人的に一番驚いたのはルービックキューブだった。 バラバラのキューブがテーブルの上をコロッと一回転がしただけで全面揃ってしまうのだ一瞬で。

10円玉を手でちぎって元通りにしたり、念写したり、コーラ瓶の口がビヨーンと伸びていたり、お札が浮いたりと「おーっ、おぉー・・・」と唸るしかない現象を次々に見せられ、放心状態になって店を出た記憶がある。

そういえば! ・・・やっぱりあった。

(more…)

2008/08/20

なんか違うような気がするがしかし・・・

「たしかこのへんだったかな・・・」

半年程前知人に紹介してもらった居酒屋へ記憶を頼りに向かう。 ローソンから曲がって、松屋の並びの地下を・・・あった。

デカい鶏つくねや、牡蠣の塩辛が美味しかったような気がする店。 細い階段をおりた所にある。 場所的にはここでまず間違いないが、看板が違うような気がする。 でも入るしかない。

ドアを開けると女性スタッフが元気よく「いらっしゃいませー」と近づいてくるなり「あーッ!」と声を上げる。 オイのことを覚えていたのだ。

やはりこの店で間違いなかった。

カウンターの一番左端に案内され、座るやいなや生ビールを注文する。 飲み干しながらメニューを開き、とりあえず例のつくねを注文しようかと思う。 が、どこにもつくねが見当たらない。

じゃあ牡蠣の塩辛・・・もない。 ネギサラダもない。 シメの手延べうどんも見当たらない。 おかしい。 しかしやけに豚料理が多いなあ。

釈然としないながらも黒豚ベーコンとメンチカツを注文し、店内を見回す。 やはりこの店で間違いない様子。

焼酎を一本注文し、ベーコンをかじりながら今自分がおかれている状況をくまなく見回す。

1コ隣で飲んでいる熟年女性は、オイが入店してきたときからずっと、片時も休まずに扇子で顔面をある一定のペースを守りつつあおぎ続けている。 店内はむしろ寒いくらいに冷房が効いているのだが・・・真夏だし暑いのだろう。

突き出しのトマトが意外と美味しい。 肉味噌と荒塩がそえられており、交互に試しつつむさぼる。

店の広さの割にはやけに女性スタッフが多い。 「あーッ!」と声をあげたスタッフは、オイの後ろでスタッフ同士、なにやら話し込んでいる。 どうやら片方は新人で、ヒマな時間を見計らい教育をしているらしい。

あーッ!スタッフ:「えーっと、まずは飲み物の注文から聞いてみて」

新人スタッフ:「え、いらっしゃいませ。 のみ飲み物は何になさいますかすか?」とまるで焼酎を一気飲みしたかのように顔を赤らめながらリアル客にたずねる。 

「あ、ビール2こ」と客。

新人スタッフは「ビール2個です」とあーッ!に伝える。 するとあーッ!は「そんなときはハイご新規様2名生2ふたつ承りましたぁー!」とカウンター内の男性スタッフに伝えるようにと指導する。

すると男性スタッフは「うぃー」と返事をするので、その返事に対して「うぃー」で答えること、らしい。 聞いててだんだん面白くなってきた。 メンチカツよりもこのやりとりを聞いているほうが美味しい。 右側でチラチラ視界に入ってくるのは扇子だ。 まだ熱いのだ。

あいたグラスがあれば「お飲み物はどうなさいますか?」と間髪いれず尋ねること。 突き出しはトマト、キュウリのどちらかを選んでもらうこと。 オススメは何?と聞かれたら今日はコレをすすめること。 わかんない事は私(あーッ!)に聞くこと。 等々。

同伴風の2人連れが入ってきて、カウンターに座る。

男はセカンドバッグからタバコを取り出しながら小首をかしげつつ「うーん」とうなりながら釈然としない様子。 女に「なんか違う」とつぶやいている。 2人をめがけて新人スタッフは飲み物の注文を聞きに突進し、生ビールとコーラの注文をいただいたようだ。

一仕事終えてホッとしている新人スタッフに男は尋ねた。 「この店、前からこうだったっけ?」 新人は「あ、ハイ」と答えた。 男はさらに首をかしげた。

相変わらず扇子がチラチラする。 まだあおぎたいのだ。 かれこれ1時間近くになるが、腕が疲れないのだろうか? もはやいわゆるひとつの筋トレといっても過言ではなかろう。

男は首をかしげつつ生ビールをグビグビやりつつ、もう隣の女のことはどうでもよくなったかのように考え込んだ様子。 腹を決めた男は、目の前の男性スタッフにもう一度聞いてみた。

「この店、前からこうだったっけ?」

「いえ、2ヶ月前にリニューアルしました。 スタッフや内装はそのままですが、豚料理専門店になりました。 なので店名も○○○となりました。 よろしくお願いします。」と男性スタッフ。

男が「やっぱりね!」という顔をしたのを見届けてから即、オイは店を出た。 焼酎はまだ大分残っていたし、一向に扇子が止まる気配はなかった。

2008/07/30

閉店・・・

その居酒屋へは親友が連れて行ってくれた。

オイはまだ二十歳そこそこで、酒をガブ飲みしてただ酔えればそれでよかった。

その頃店の大将は40前で今よりだいぶ威勢がよかった。 「美味しい刺身を切ってちょうだい」と言った客のその一言が気に触ったらしく、顔に返り血を浴びながらピチピチの魚(マゴチ)をすばやくおろし、美しい刺身を作り上げた。 それを客の前にスッと差し出し「はい美味しい刺身お待ちぃ・・・・」とにらんだ。 いや、元々にらんでいるような顔をしているので実はにらんでいなかったのかもしれないが、それはさておき、隣に座っていたオイも肝を冷やした。 「マズイ刺身なんてウチにあるわけなかろうもん!」という気迫が覆いかぶさってきた感じ。

この店の一風変わった酒肴の魅力にどっぷりハマるのにそう時間はかからず、いつのまにか毎週のように通うようになっていた。 いつしか大将とも親しくなり、店がすいた時は2人で飲み、その足で近くのスナックに行き、朝まで飲んで、そのまま仕入れに同行したりもした。

古い常連さんに「キミ、こんなに美味しい料理を食べるときは帽子を脱ぎたまえ。 それが大将に対するマナーというものだ!」と怒られたときは「・・・まぁいいじゃないですか。 ウチはそんな堅苦しい店じゃありませんし」と言ってくれた。

「大掃除を手伝え」と電話があり、無理やり手伝わされたことが多々あった。

所持金が千円しかないのに腹いっぱい飲ませてくれたことも多々あった。

体調を崩し、長期にわたり休業したときは、本当に心配した。

店の主なのに酔いつぶれてそのまま寝てしまうときがあり、少し心配になったりもした。

月日が経つにつれ、店にあまり行かなくなった。 結婚すると独身時代のようなわけにもいかんし、仕事諸々の付き合いもあるし。 気がつくと、年に数回程度しか顔をださなくなってしまっていた。

それでもたまに、のれんをくぐると大将は怒ったような顔でニッコリと迎えてくれて、いい酒を飲ませてくれた。

この前大将から電話があった。 諸事情により店を閉めることになったという。 理由はきかなかったが、相当な理由があるに違いない。

昨日店の前を車で通ったらシャッターが下り、看板が取り外されていた。 せめてもう一度だけでも行っておけばよかった。

マーク中

ぷちぐる本

最近の記事

電線のスズメ 2024年4月4日 new!!

月例報告2403

四月は良い事がいつも

続きを読む

2024年3月26日 new!!

【Adsence】追加の税務情報が必要問題【解決】

約三か月にわたる戦い

続きを読む

田植えの雄姿 2024年3月3日

Pint 収録記:その25

いずれにしろ本格的な

続きを読む

人気記事

月別アーカイブ

カテゴリー
メモ
最近のコメント
タグクラウド
おいしい写真撮ります
キラリと光る食べ物写真を撮ります 。 料理のプロだからこそ撮れる一枚を!
フェイスブックページへ ツイッターへ RSS 問い合わせ

ページトップへ