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2008/09/10 ニュース

喜界島が・・・宝山が・・・

大阪市の米穀加工販売会社「三笠フーズ」がカビ毒や残留農薬に汚染された「事故米」を食用と偽り転売していた問題で、仲介・販売などに関与した業者は少なくとも延べ85社に上り、米菓製造会社や東日本の米穀店などにも事故米が渡っていたことが8日、農林水産省の調査でわかった。

事故米使用が判明した一部の酒造会社は製品回収や出荷停止に踏み切ったが、流通経路は複雑で、転売先の特定にはなお時間がかかるとみられる。

同省によると、基準値以上の有機リン系殺虫剤「メタミドホス」が検出された中国産もち米の転売先は当初、12社だったが、その後新たな流通経路が判明。千葉、茨城、静岡の3県の米穀商や米菓製造会社など九州や関西以外の業者にも流れていた。カビ毒「アフラトキシン」が検出されたうるち米約3トンは、鹿児島県の酒造会社「喜界島酒造」や「西酒造」などに渡っていた。

また三笠フーズが商社「双日」(東京都)経由で買い取った事故米で、基準値を超える殺虫剤「アセタミプリド」が検出されたうるち米約600トンは「光酒造」(福岡県)、「抜群酒造」(熊本県)、「六調子酒造」(同)などに転売されていた。住友商事(東京都)から購入したカビの発生したタイ米約140トンの流通経路については解明されていない。

以上読売新聞より

まじで? 日頃愛飲している喜界島がなんてことに・・・。

米粉加工会社「三笠フーズ」(大阪市)によるコメ不正転売で、汚染された事故米を購入していた焼酎メーカー5社が明らかになった。”焼酎ブーム”を牽引し、左党にはおなじみのプレミア焼酎「富乃宝山」を製造する西酒造(鹿児島)など有名酒造メーカーも含まれ、酒販店や居酒屋など取り扱い店にも大きな波紋が広がっている。

創業160年の西酒造では、ロングセラーの主要銘柄「薩摩宝山」に事故米が混入していた。西陽一郎社長は「こちらは焼酎を一生懸命造っている。(三笠フーズは)大変なことをしてくれた。消費者や業界の方にご心配をおかけし申し訳ない」と憤った。

 

同社には8日朝から対象期間の確認や「飲みかけはどうなるのか?」という問い合わせが殺到。有馬健晃工場長は「薩摩宝山は、一番のレギュラー商品で反響も大きい」と話し、約30万本を回収する。

 

喜界島酒造(鹿児島)では、事故米で製造された蒸溜酒を追跡。その結果、2005年4月17日に購入した事故米で仕込んだ分が1年間寝かせた後、現在は長期醸造商品として貯蔵タンクの中に保管されていた。幸い個別の商品にはなっておらず、市場には出回っていなかった。

 

体岡英雄副工場長は「寝耳に水で本当にありえないこと。事故米という言葉も今回初めて知った。米は国が管理している原料であり、三笠フーズと直接取引をしているわけではないので調べてもわからず防ぎようがない。信頼している業者から購入したのにこんなことになってしまった。こう言ってはいけないかもしれないが、(自分たちも)被害者だと思う」と困惑を隠さなかった。

 

首都圏で30店舗を展開し、インターネット販売も扱う酒の大型ディスカウント店「河内屋」では8日午前から該当メーカーの商品をすべて店頭から撤去した。インターネットでは、光酒造の麦焼酎「無双仙楽」が販売されていたが8日午後にネット上から消去した。購入者には返金で対応するという。

 

同社商品部の渡辺英樹さんは「8日午前に各酒蔵から回収依頼があり、売り場からの撤去、返品など即対応した。多くの店舗で『これは大丈夫なんですか』と商品をもって来られるお客様もいた。全ての商品でないとはいえ、焼酎全体のイメージが落ちてしまうことは明らか。ダメージは大きいです」と話した。

 

薩摩宝山を扱う新宿のチェーン系居酒屋では「お酒好きにはメジャーなメーカーなので風評被害が心配」と不安顔。秋葉原の焼肉店も「本社からの通達で午前中に販売を中止した。(営業には)当然、支障は出ています。いい迷惑です」とため息をついた。

以上夕刊フジより

いつも飲んでる宝山が・・・。

ガッカリ・・・・・・・・・・・・・・・・。 ありえん。

被害にあわれたメーカーの方々、大変でしょうが、精一杯応援しています。

2006/08/31

喜界島

kikai

「あのねえ、きかいじまっていう焼酎があるの。 美味しいから今度飲んでみてね。」 と、妙なスナックのママに教えられたのは、一体何年前になるのだろうか。 それすら 記憶は定かではないが、定期的に、ヤル、焼酎。

「キカイジマ?」と音だけ聞いても、キカイジマとはなんぞ? という疑問しかわかない。 「機械島?」なんていうイメージをもったりもして、焼酎の名前としては、なんだか非常に マズそうなイメージだね、なんて思ったこともある。  そして意外と近くのディスカウントストアで普通に売られていたので、一升瓶を買う。

「キカイジマって喜界島って書くんだね。」とひとり納得し、飲むとウマイ。

このトロリとした焼酎は、黒糖焼酎である。 そういやなんだか甘みを感じる。

「焼酎の直売」なんていうお祭りというか、祭典があり、いってみる。 すると、真っ黒なTシャツ の背中側に、喜界島と黄色の文字で書かれた、イカスTシャツを着たおばちゃんが、ウロチョロしている。  後ろをついていって見る。 売り場に到着。 そのおばちゃんは、喜界島を作っている会社の人だったのだ。

喜界島の試飲をもらう。 いつも飲んでいるので、そりゃウマイ。 「おばちゃん、コレおいしいね。  いつも飲みよるバイ。」と言うと、 「あーっ、ありがとね。」と、人工的でない、純天然の笑顔で、答えてくれた。 近くのディスカウントストアで 購入しているぐらいなので、別にこのデパートのお祭りで、2割り増しぐらいの値段で、買う必要もないのだけれど、 おばちゃんの人柄にマケタ。 一升瓶2本ちょうだいよ。

なんだか少し、オイとおばちゃんの間の距離が縮まり、その他、自社製品を試飲させてくれる。 そして、 愚痴る。 「いやー島からここまで飛行機で来るのも、乗り継ぎしないといけないし、大変なのよ。」 「ホントはね、こうまでして売りたくもないんだけど、まー付き合いというか、売り場に置いてもらっている関係上、 しょうがないんよ。」 なんて語る。 「ほー。 ホー。」と聞く。

でもね、おばちゃん。 オイはおばちゃんとこうして話して、喜界島という焼酎が、なおさら好きになりました。 喜界島を 飲むたびに、あなたの顔が思い浮かびます。 顔の見えない商売が増えてきているこの世の中ですが、大変でしょうが、 売り歩いてみてください。 あなたのファンは、きっと、増えていくハズですから。 長崎から、応援しております。

喜界島酒造株式会社

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