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美味かもん雑記帳 > 物欲 > > 4人の我が子へ500冊以上読み聞かせをしてきた父親が選ぶベスト絵本集全30冊+1
2015/05/17

4人の我が子へ500冊以上読み聞かせをしてきた父親が選ぶベスト絵本集全30冊+1

せんたくかあちゃん

せんたくかあちゃん

「今日もいい天気」

かあちゃんは家中の、山のような洗濯物を一気に洗いあげた。 そして子供たちに、何か他に洗うものがないか探してくるよう言いつけた。

子供たちが走ってゆくと、動物も傘もゲタも、みんな洗われてはかなわないと逃げ出す。 それを見たかあちゃんは、皆に止まれと一喝し、有無を言わさずたらいに放り込んで洗いあげてしまった。

木々の間に縄を張り巡らし、一気に干す。 「ラムネ飲んだみたいにスッキリ」とかあちゃん。 ところがそこへ、雨雲が近づいてきて、雷がバリバリと鳴り出したのだった。


我が家には小さい子供が4人いるので、日々洗濯物の量は並大抵ではない。 しかも外で思い切り遊んでくるから、泥だらけになっている服もある。 汚れがひどすぎるものは、かあちゃんのように、洗濯板と、たらいで洗う。 洗濯機では、到底汚れが落ちないからだ。

日に4回、5回と洗濯機を回す。 ベランダと往復してせっせと干す。 夏ならば汗だく、冬でも顔が火照るぐらいの重労働だ。 とても家内だけ、私だけでやれる仕事量ではない。 洗濯物が終われば、スッキリどころか・・・かあちゃんを見習おう。

絵本のデータ

  • 作者:さとう わきこ 作・絵
  • 出版社:福音館書店
  • 発行:1978年8月1日 こどものとも発行 1982年8月31日 こどものとも傑作集 第1刷 2005年10月20日 第60刷

子供がこの本を好きなところ

かみなりがかわいくなるところ。


くろうまブランキー

くろうまブランキー

黒馬「ブランキー」は百姓の家に生まれた。 飼い主はとても意地悪で、ブランキーをちっとも可愛がってくれず、重労働をさせた。 小屋すらも与えられていないブランキーは、毎日外で寝る。

ブランキーは年をとった。

荷物を運ぶことができなくなったので、飼い主に思い切り叩かれた。 ブランキーはそのまま道に倒れこんでしまう。 かわいそうなブランキー・・・・・・。

とても短い物語である。 読み聞かせても、すぐに結末をむかえる。 起伏のあるストーリー展開でもない。 それなのに、どうして息子がこの絵本を好きなのかがわからなかったが、ある日はたと気がついた。

息子の通う保育園では、ヤギを何頭か飼育している。 そのヤギの中には、生まれて間もない小さな黒いヤギがいる。 もしかすると、その小ヤギとブランキーを重ねているのかもしれない。 もっとも、小ヤギは多くの手により大事に大事に育てられているという違いはあるけれども。

ともあれブランキー、よかったなあおまえ。

絵本のデータ

  • 作者:伊藤 三郎 再話 / 堀内 誠一 画
  • 出版社:福音館書店
  • 発行:1958年12月1日 月刊「こどものとも」発行 / 1967年11月1日「こどものとも傑作集」第1刷 / 2007年9月1日 第41刷

子供がこの本を好きなところ

ブランキーがよくなるところ。


なつのいちにち

なつのいちにち

夏があふれている。

朝早くから家を出て、クワガタ捕りに走る少年。 セミの声、青い海、黄緑の田んぼ、カエル、トンボ、バッタ。 牛小屋の匂い・・・走りすぎて息切れし、しばし小刻みに呼吸をしながらひと休み。 川を超え、ようやく目的の雑木林にたどり着いた。 突然の夕立・・・夕焼けの中家路につく。

この絵本の物語は、私の少年時代そのものである。 読み終えてしばらく、思い出にふけった。 記憶をたどれば、色んなことが事細かに思い出される。

夏休みには田舎の祖母の家に泊まりこんで、一日中外で遊んだ。 川でサワガニやドジョウを捕り、田んぼでカエルを追いかけ、虫取り網を振り回してオニヤンマと格闘した。 そしてなにより、カブトムシやクワガタを捕まえることこそが、メインイベントだった。 雑木林を巡り、時折ヘビやスズメバチと遭遇したりと恐い目に会いながらも、カブトムシが好みそうな樹液の滴り落ちる木を発見した時の嬉しさといったらなかった。

友達と一緒に遊ぶのも楽しいが、ひとりでの冒険も実によいものだった。 慣れ親しんだ雑木林は、今はもう無い。

絵本のデータ

  • 作者:はたこうしろう
  • 出版社:偕成社
  • 発行:2004年7月 1刷 2006年6月6刷

子供がこの本を好きなところ

クワガタがカッコイイところ


ピッキーとポッキー

ピッキーとポッキー

うさぎのピッキーとポッキーはお花見へ。 隣に住むモグラのふうちゃんも一緒だ。

お弁当をこしらえ、いざ出発。 近道をして、目的の巨大な桜の木にたどり着く。 お弁当を食べたくて仕方がなかったふうちゃんは・・・。

オチが秀逸である。 最後のページにセリフはないが、子供たちは皆このページを開くと同じ反応をする。

絵本を開いてすぐのところに、彼らの住む「はなのむら」の地図がある。 一度読んであげた後子供に、ピッキーたちはどのようにして桜の木までたどり着いたのかを説明してもらうのが楽しい。 年にもよるが、正確に指し示す子もいれば、自分勝手な道順でたどり着く子もいる。 それはそれで、思い思いのストーリーを楽しむことができてよいかと思う。

この絵本、文を嵐山 光三郎が担当している。 氏の書いたものをよく読むが、まさかこんな仕事もしているとは思いもよらかった。 そういえばお弁当の描写がやけに詳しい。 見開き2ページを使うあたり、料理が趣味だという彼の意向を反映しているのかもしれない。

絵本のデータ

  • 作者:あらしやま こうざぶろう文 / あんざい みずまる絵
  • 出版社:福音館書店
  • 発行:1976年3月 ペーパーバック絵本/1993年3月25日 幼児絵本第1刷/2009年3月10日 幼児絵本第9刷

子供がこの本を好きなところ

地図(長女)。


ものぐさトミー

ものぐさトミー

トミーは全自動の家に住んでいる。

朝起きてから身支度を整えるまで全てを機械がやってくれる生活だ。 ところがある日、嵐によりトミーの家に電気がこなくなってしまった。 朝になっても機械は動かない。 だからトミーは朝に気づかず、何日間も寝続けてしまう。

そして停電から七日間が経過し、ようやく電気が流れるようになり、家はまたいつものように動き出したのだが・・・。


トミーはまったく子供らしくない、ハリのない表情をしている。 動かないので腹はでっぷりと張り出している。 寝るために、生きているともいえる生活。 トミー以外誰も出てこないので、彼は一人で暮らしているのかもしれない。 少しシュールな雰囲気を漂わせる絵。 裏表紙のノコギリの意味など、考えると疑問が残る作品だ。

「なんでも機械が全部やってくれたらなあ」子供の頃、たしかにそう夢描いたこともあった。 人間がすべての欲求を満たしたとき、最終的にどんな行動をとるのかを探った実験があるという。 好き勝手にさせておいたら、最終的にとった行動は「ごろ寝」だったらしい。

絵本のデータ

  • 作者:ウィリアム・ペーン デュボア
  • 出版社:岩波書店
  • 発行:1977年6月24日 第1刷発行 2009年7月15日 第16刷発行

子供がこの本を好きなところ

ベーコンがいっぱい落ちてくるところ(長女)。

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