なつかしのいちごフロート。 あれ?
梅雨らしくジトジトしており不快だ。 せめて口の中だけでも涼しくありたい。 冷凍庫を開けてアイスを探す。
なつかしのいちごフロートがでてきた。 たしかこれって真ん中にアイスクリームが入っていて周囲はカキ氷ってヤツだよな。 子どもの頃食べていたような記憶がある。 まだ今もあったんだ。
テーブルに座り、蓋をパカッと開けて、まずは真ん中のアイスから食べ始め、つぎに氷を食べ、あとは両者混ぜながら食べてみようというプランが思い浮かぶ。
「パカッ」
(more…)2段ベッド
2段ベッドを購入した。
寝室が手狭になったからで、もうじき子どもがもう一人増えることを考えると、どうしても2段ベッドが必要になったのだ。
喜んだのは長男で、2段ベッドの上段に寝ることが長年の夢だったらしい。 下段には娘が寝る。
据え付けてみると、偶然にも寝室の広さにジャストフィットする寸法だった。 長男は早速はしごをかけて、上段にのぼる。 嬉しさのあまり雄たけびをあげる。
そうなると面白くないのは娘で、下段に寝るとすんなり約束していたにもかかわらず、いざ現物をみるとどうしても上段がよくみえて仕方がない。 おそらくどちらが上段を使うことにするのかもう一度会議をする必要があるだろう。 そして、どっちつかずなので日替わりで上段を使うことになるのだろう。
カミさんはいつ出産してもおかしく状況なので、今週末、子どもたちをつれて実家へ帰った。
ひとり楽しく晩酌をし、寝ることにした。 誰もいない2段ベッドが真横にある。 つい上段に寝てみたくなってきた。
はしごを使わずよじのぼり、寝転がってみる。 いつもよりも近い天井に圧迫感を覚える。 ベッドのサイズが小さくて窮屈だ。 しかし、悪くない。
見下ろすと自分のベッドが見える。 一度おりて、ブラインドを上げ、窓を開けはなち、またのぼり、上から外の景色を眺める。 悪くない。
朝日新聞によると、近頃蚊帳(かや)が人気なのだとか。 蚊帳は本来寝床の周囲を覆い、蚊などを防ぐものなのだが、ベッドを覆う天蓋(てんがい)っぽくて、「手軽にリッチな気分を味わえる」という理由で女性に人気があるらしい。 気分はまるでお姫様。
ならば2段ベッドもどうだろうか。 「一国一城の主」気分を味わえるアイテムとしてブレイクしたりしないのだろうか。 気分はまるでお殿様。
ただ、下に誰もいない2段ベッドもさみしい。 だんだんとむなしくなってきた。 はしごを降りて、自分のベッドに戻る。 そして下から2段ベッドを見上げていると、またのぼりたくなったのでのぼり、今度は子どもたちが快適にすごせるようにポスターを貼ったり、目覚まし時計を設置したり、絵本を並べたりしはじめた。
子どもの頃によくやった秘密基地作りを思い出してきた。 ベッドの周囲にカーテンを張り巡らすと、下の階に寝る子も喜ぶのではなかろうか? 使っていないカーテンを懐中電灯片手に物置へ取りにいく。
やばい、だんだん目が冴えてきた・・・。
RHODIA
ウチにロディアが置かれていない場所はない。
トイレにも、風呂にだって置いてある。 「何をそんなにメモることがあるのか?」 あるのだ。 メモはクセになる。 書き留めておくと、思い浮かんだことを忘れない。 寝る前に妙案が思い浮かぶのは一体どうしてだろうか。 そのまま寝てしまえば翌朝はきれいサッパリ何を考えたのか忘れてしまうことだろう。
半分寝てても、判別不能な文字で走り書きしておいても、そのメモ用紙を見れば一瞬で何の事を書いているのか思い出してしまう。
ノートPCでは起動している間に寝てしまうだろう。 風呂ではキーボードを打てん。 やはり紙とペンしかない。 そういえば晩酌中にもイロイロと思い浮かぶ。
キッチンに置いてあるロディアNo.12を誰かが使った形跡がある。 この絵は長男だ。 モーリーと脇に書かれたその絵は、たぶんディズニーのウォーリーを書いたのだろう。 よく書けていると思う。
せっかくの力作だから、ちぎりとって額にでも入れてあげようかと手に取ると、なんと全てのページに何かしらの絵を描いていた・・・。 スケッチブックは沢山あるでしょうが。
どうしても親のマネをしてみたいのが子供だ。 新品のロディアを催促された。
あいにくウチには山のようにロディアのストックがある。 No.12とNo.14が、メイン。
オイ家の近況
長男
小学校にもなれきて、宿題を一式忘れてきてしまう余裕がでてきたようだ。 上の歯が一本ぐらついてきており、じきに生えかわるのだろうと予想していたところ、昨日抜け落ちた。
たしか昔は抜けた歯を軒下に放り投げて丈夫な永久歯が生えてくるようにおまじないする、という儀式をやっていたような記憶があるが定かではない。 机の引き出しに大事に保管しているようだ。
次男
2、3日前からの発熱で、もしや例のインフル?と一瞬疑ったが単なる夏風邪だった。 近頃お気に入りの遊びはグーグル画像検索。 動物の名前で検索してあげると大喜びする。 「ぞーさんのがおがおー!」とか言う。
長女
今度の休みにオーブン陶芸をして遊ぼうと考え、陶土をアマゾンからいくつか購入し、保存していたところそれをいつのまにか見つけ出し、勝手にゴリラと誰が使うかも知れぬピアス入れをこしらえていた。 だからこれは粘土じゃないって言ったのに・・・。
嫁
はちきれんばかりに腹がパンパンになり苦しそうだ。 もういつ生まれてもおかしくない状況。 そのくせ風呂掃除をしたり、食器を洗ったりと家事に精を出す。 だから安静にしておれと言うと、かえって動いていたほうが楽なのだとか。
オイ
仕込んでいる梅干を毎日チェックするのが日課。 そろそろ赤ジソと合わせようかと考えているが、今年は白梅干でもよいかもしれん、と検討中。
しかし毎日、忙しいなあ。
見てるだけの寿司
次男の誕生日だったので、近所の寿司屋から出前をとった。 ここ、中トロだけ、何故か中トロだけに関してはやけに旨いんだよな。
もう晩飯時だというのにカミさんと子供らは一体どこをぶらついているのだろうか。 連絡すらない。
ピンとラップの張ってある寿司桶を前に、もう30分はじっと待ち続けている。 早くラップを引き剥がし、中トロをつまみたい。 これ以上の空腹には、もう耐えられない。
・・・・・・先に食ってもいいじゃないか。 オイはこの家の主だ。
という考えが浮かび上がってきたが、それでは子どもたちもガッカリしてしまうだろう。
・・・知らん顔してガリだけつまんでおくか。 でもラップを再びピンと張り戻す自信がない。 寿司桶の中の何かをつまんだことがカミさんにバレてしまうだろう。
もう寿司はいい。 とりあえず忘れよう。 たしかアンチョビの缶詰があったハズだからそれでビールでも飲んでおくか。 缶詰をパカッ、ビールをプシュッ、静かにトクトクと注いで、一気に飲み干す。
その瞬間、玄関先でにぎやかな声がしてきた。 帰ってきたのだ。
もうタッチの差だった。 あとチョット待っていれば寿司をつまみに一口目のビールが飲めたのに。 いやまてよ、そもそも寿司でビールなんて飲まんやろうもん。
はじめから寿司はほっといて、アンチョビでビールをチビチビやっていればよかったのだという話。 でも目の前に寿司桶があると、気になって仕方がない。
山ワサビ
前に鮭児(たぶん)を頂いた某氏の所へ遊びに行ったら、また変わったものを入手してしまった。
ラップに包まれた白い物体を目の前に差し出しながら「何だと思う?」と某氏は尋ねる。
受け取り、そっと開いてみると細い大根のような切れ端が現れた。
「大根?いやもしかしてオイの捜し求めている朝鮮人参ですか?」
違う。 この物体は、山ワサビというものらしい。 ふーんワサビ。 どれどれ「ガリッ」
かじってみると、たしかにツンとくる。 でもワサビのそれではなく、なんちゅうかこう、すごく辛い大根といったかんじ。
山ワサビはホースラディッシュのことだ。 市販のチューブ入り練りワサビの原料は、このホースラディッシュなのだとか。 ローストビーフの付け合せにも使われるそうだ。
すりおろして刺身を食ってみる予定。
酒井楳斎(さかいばいさい):鍾馗図
これは酒井楳斎という絵師の鍾馗図だ。
鍾馗(しょうき)とは中国で、疫病神を追いはらい、魔を除くと信じられた神。
日本では、五月五日、端午の節供の「のぼり」に描いたり、魔よけの人形にしたりするもので、目を見開き、ひげぼーぼーで、長ぐつはいて、剣を持ち、ときたま小鬼をつかんで立っている。 強い者の権化とされるコワモテだ。
でもこの図で鍾馗は、抜き足差し足掛け軸の裏側へ回り込もうとしているみたい。 上には小鬼がいる。 あたかも追いかけっこをしているようだ。
右の画像は朝日新聞に掲載してあったものをスキャンしたもの。 一目見てこの鍾馗図が気に入ってしまい、アマゾンに図版でも売っているかと思い探してみるもありゃしない。
そもそも検索エンジンで酒井楳斎と検索してみてもほとんど情報が得られない。 いまどきこんな事柄もめずらしい。
酒井楳斎の書いたほかの画も是非見てみたいと思うのだが・・・。 どなたかご存知ありませんか?
ビールグラスもといペーパーウエイトもとい泥団子置き
ここ最近、相次いで愛用のグラスが割れるという災難にあっている。
「グラスは買った瞬間じき割れてしまうものだと割り切れ」とかいう話がマーフィーの法則にあったような気もするが、そういわれてもねえ。
おとといはビールグラスを割ってしまった。 晩酌している最中うっかり手をすべらせて、というのならわかるのだが、食器洗いの最中に割ってしまったというのが腹立つ。
しかもどこかにぶつけたとか、落としてしまったとかではなく、手に取ったらパカリと割れてしまったと。
相当使いこんでいたので、目に見えないキズがあったのかもしれない。 しかしまた、どうしてこうきれいに割れてしまったものかね。
グラスの底だけガラス切りで切り取ったようにきれいに割れた、というかはずれたといったほうが近い。
よく見るとこれ、なかなか趣のある形をしている。 なでてみても危なげない様子。
上の画像が元ビールグラスの底だ。 重さといい、大きさといい、ペーパーウエイトとして使えるな、と考え息子に自慢したら、息子は机の引き出しを開けてピカピカ光る泥団子を取り出し、わずかに残るくぼみにはめた。 それがまたピッタリ合ってしまった。
ビールグラスは割れてから一瞬、ペーパーウエイトなりすぐに、泥団子置きへとかわった。
今年初スイカ
今年はじめてスイカを食べた。
とはいっても、そうそうスイカは食べないので、たぶん真夏にあと1、2回ぐらいかぶりついて喰い納めになるのだろう。
しかしこのスイカ、やけに皮が薄いなと思っていたら、マダーボールという品種になるのだとか。 お求め安い価格のスイカらしい。
役立たず呼ばわり
朝、目を覚ますと唐突に「役立たず・・・」と言われた。
カミさんからである。
目覚めてすぐの人間を役立たず呼ばわりするとは穏やかでない。 ワケを聞く。
夜中に足がつって、オイに助けを求めたが、オイは熟睡しており起きる気配がなかったので一人でもがき苦しんだ、という話だ。 だから役立たずだと。
これまでの経験でいうと、オイが目を覚ましたところでおそらくツリを治してやることはできない。 ツリは孤独な戦いなのだ。
4度目の臨月を迎えたカミさんは、出産までの間、また足ツリに苦しむのだろう。 気の毒だとしか言えない。 足ツル→