エチゼンクラゲ
そんなエチゼンクラゲとは別に肥前、備前クラゲもいるそうさ。 総称して「3ゼンクラゲ」。(なんだか安易なネーミングやね。) 有明海に生息する肥前と備前は味がよく、中華料理の食材として使われるが、越前はマズくて使い物にならんそうだ。
そんなエチゼンクラゲの大量発生の要因はやはり人間。 おなじみ環境破壊なワケですばい。 じゃーどうやってこの問題を解決するか? それにはいくらエチゼンクラゲがマズくても、人間が責任をもって食うことである、と考えてみた。 よく似たほかの2種は食えるんだから、そんなに難しい話ではないと素人考えで思うんだけど。 ひとつ「エチゼンクラゲ大活用レシピ募集! 優勝者にはエチゼンクラゲ2年分!」なんてキャンペーンを政府が先頭に立ち大々的にとりおこなってはいかが。
意外と「乾燥させてみたらなんと食感がフカヒレにそっくり!」とか、「この味をたとえていうなら、第2の海ツバメの巣だね!」みたいに調理法によって高級食材と風味が似ていたりして。 そしたら今度は「エチゼンクラゲ激減! 乱獲により捕獲禁止へ」みたいになるんだろうけど。
娘の技

朝起きたら朝刊をポストから取り出し、読みながらコーヒーを飲みます。 気になる記事があれば、ビリッと縦に破りとっておく習慣がありまして。
二歳の娘は、ちゃぶ台でごはんを食べます。 理由は小さすぎてテーブルに着けないからです。 このちゃぶ台、天板が丸くて足の折りたためる「いかにも昭和的」な小さいモノで、娘がご飯を食べる時にだけ運びこまれることになっています。
我が家では「パパの動くちゃぶ台」と呼ばれている代物です。
(more…)即席長浜ラーメン

昨日はアン肝を肴に一杯やり、さてシメはどうしようか。 あ、この前ラーメンもらってたな。 ということで、ストックより即席長浜ラーメンを取り出す。
この長浜ラーメンがあまり美味くないことは知っている。 というのもこのラーメンは、毎年決まった人物により大量にダンボール箱で頂くおみやげだからである。 おみやげをもらうと、お礼の電話をかけるんだけど、
「いやぁー相変わらずマズイっすね。 マズクくてなんだか悟りが開けました。 ありがとうございます。」
なんて言えないので、
「いつも美味しいものをありがとうございます。 このラーメン、息子が好きで好きで。」
なんてありもしないことを言うのであった。
このマズさは、同じモノを食いすぎた為に起こる「食傷」ではなく、商品自体が美味しくないということ。 でもずっと食わずにしまっておくというのも場所取るし、また送りこまれる前に消化してしまわなければならない。 それじゃー少しでも美味しく食ってみよう。
このラーメンのイケナイところといえば麺。 太さが微妙である。 もっと極細にしていただくか、モウチョイ太くしていただきたい。 そもそも太さなんかよりも 麺の味自体がヤバイのではあるけれども。 茹であがりの黄色さ加減がなんとも食欲を減退させる。 麺は自分で打つわけにもいかないのでこれをそのまま使う。
このラーメンのイケナイところといえばスープ。 九州即席ラーメンの雄、「うまかっちゃん」のスープを誰かがおかしくいじった、という感じ。 このスープに手を加えてみよう。 まずはラードを追加。 これだけでもチョットは美味くなる。 そして醤油だれを追加。 作りおきがなければ醤油を追加。 これだけで即席ラーメンというのは大分よくなる。 具が欲しければ、バーソーをのっけるというテもある。
でも飲んだ後ということで酔っ払いながら作るわけで、あまり手はかけたくない。 なので具なしの素ラーメンでススル。
そもそも即席ラーメンなので美味さを追求するのはどうかと思いながらススル。
ミハリイボ
というのは前に書いたんだけど、最近おむつを替えるときフト気が付いた。お知りの部分になんだかポチっと突起があるではないか! 何これ!?
ということで早速病院へ急行。 先生に見せると、どうやらそれは、「ミハリイボ」というものであるらしい。 なんでも、ウンチが固いとこのようなものができるとか。 全然心配はないらしい。 ホッ。
相変わらず子育てというものは驚きの連続であるな。
一人芝居
今日はどうやら恐竜と響鬼の決闘らしい。 なかなか白熱している様子。 パパとしては仲間に入れてもらおうかどうか悩んだが今日は観戦にまわるか。
昆虫について
子供の頃から生物の神秘を教えなきゃならんということで、夏にはクワガタ 採りに同行させ、冬は熱帯魚のエサやりをさせ、という風にしているんだけど、やっぱりおもちゃは別物で、みんな持ってたら欲しいみたい。 ボクらが小さい頃にもクワガタのおもちゃなんてのがあったんだけど、見向きもしなかった。
加湿器
電源を入れる。 加湿ボタンを押す。 イオンボタンを押す。 湿度設定ボタンを押す。 タイマーセットの場合はそのボタンを押す。
最低4つのボタンを押さねばならぬ。 イオンボタンとはおそらくマイナスイオン効果が望めるのであろうと思われるが、いちいちボタンを押さなくても、勝手にマイナスイオン効果を発揮してもらってよいし、加湿ボタンなんていうのは、この機械は加湿器なんだから、加湿したいのはあたりまえなワケで、電源オンと同時に勝手に加湿スタートすればよいワケで。
こんな風にメンドクサイ電化製品なのであります。
お産が心配
最近「大」のほうをするときに、必ず苦し泣きをするんだけど、別に固いワケでもない。 本人的にはかなりの大仕事のようだね。
将来お産を経験するんだろうけれども、このくらいでギャーギャー言ってると、子供産めないぞっ。 と物陰よりこっそりエールを送る。
甘いものでも食うか
マグロのエサ:鮨屋で大切な事は全て池波正太郎の『男の作法』で学んだ

マグロのエサの話。
養殖マグロのえさは普通イワシ、サバ等の生エサなワケばってん、 この度ソーセージ型のマグロ用人工飼料の開発されたそうばい。
このエサは、マグロの食いつきがよく、成分を調整できるため、計画的な飼料ができるとのこと。 奄美大島で養殖されているクロマグロに試験的に使われるそうばい。
これをいっぱい食べてさ、もうチョイ庶民よりのマグロになってください。
以上1/13日付けの朝日新聞朝刊より。
話はそれて、すし屋さんでトロを食べるときの話。 おすし屋さん的にトロはそんなに儲からないらしい。 なので金にものをいわせてトロばかりたのむのは良くないとのこと。
以上、「寿司屋に行ったときはシャリなんていわずにごはんと言えばいいんですよ。」 とおっしゃる池波正太郎『男の作法』より。
- 「鮨屋へ行ったときはシャリだなんて言わないで普通にごはんと言えばいいんです。」
- 「そばを食べるときに、食べにくかったら、まず真ん中から取っていけばいい。 そうすればうまくどんどん取れるんだよ。」
- 「てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ。」
- 「たまにはうんといい肉でぜいたくなことをやってみないと、本当のすきやきのおいしさとか、肉のうま味というのが味わえない。」
- 「おこうこぐらいで酒飲んでね、焼き上がりをゆっくりと待つのがうまいわけですよ、うなぎが。」
- 「コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃ入れ、飲んじゃ入れして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ。」
と、目次を列記しただけでも池波さんのお人柄がよくわかる。 何度も何度も読み返した本。