エチゼンクラゲ
年末にニュースでよく見た巨大なくらげ「エチゼンクラゲ」は、漁業関係者にとっては頭のイタイ存在だそうさ。 なんでも重さ100kgにも成長するので魚網にかかると重さで網が切れたりするという大変迷惑な存在みたい。
そんなエチゼンクラゲとは別に肥前、備前クラゲもいるそうさ。 総称して「3ゼンクラゲ」。(なんだか安易なネーミングやね。) 有明海に生息する肥前と備前は味がよく、中華料理の食材として使われるが、越前はマズくて使い物にならんそうだ。
そんなエチゼンクラゲの大量発生の要因はやはり人間。 おなじみ環境破壊なワケですばい。 じゃーどうやってこの問題を解決するか? それにはいくらエチゼンクラゲがマズくても、人間が責任をもって食うことである、と考えてみた。 よく似たほかの2種は食えるんだから、そんなに難しい話ではないと素人考えで思うんだけど。 ひとつ「エチゼンクラゲ大活用レシピ募集! 優勝者にはエチゼンクラゲ2年分!」なんてキャンペーンを政府が先頭に立ち大々的にとりおこなってはいかが。
意外と「乾燥させてみたらなんと食感がフカヒレにそっくり!」とか、「この味をたとえていうなら、第2の海ツバメの巣だね!」みたいに調理法によって高級食材と風味が似ていたりして。 そしたら今度は「エチゼンクラゲ激減! 乱獲により捕獲禁止へ」みたいになるんだろうけど。