マグロのエサ:鮨屋で大切な事は全て池波正太郎の『男の作法』で学んだ
マグロのエサの話。
養殖マグロのえさは普通イワシ、サバ等の生エサなワケばってん、 この度ソーセージ型のマグロ用人工飼料の開発されたそうばい。
このエサは、マグロの食いつきがよく、成分を調整できるため、計画的な飼料ができるとのこと。 奄美大島で養殖されているクロマグロに試験的に使われるそうばい。
これをいっぱい食べてさ、もうチョイ庶民よりのマグロになってください。
以上1/13日付けの朝日新聞朝刊より。
話はそれて、すし屋さんでトロを食べるときの話。 おすし屋さん的にトロはそんなに儲からないらしい。 なので金にものをいわせてトロばかりたのむのは良くないとのこと。
以上、「寿司屋に行ったときはシャリなんていわずにごはんと言えばいいんですよ。」 とおっしゃる池波正太郎『男の作法』より。
- 「鮨屋へ行ったときはシャリだなんて言わないで普通にごはんと言えばいいんです。」
- 「そばを食べるときに、食べにくかったら、まず真ん中から取っていけばいい。 そうすればうまくどんどん取れるんだよ。」
- 「てんぷら屋に行くときは腹をすかして行って、親の敵にでも会ったように揚げるそばからかぶりつくようにして食べなきゃ。」
- 「たまにはうんといい肉でぜいたくなことをやってみないと、本当のすきやきのおいしさとか、肉のうま味というのが味わえない。」
- 「おこうこぐらいで酒飲んでね、焼き上がりをゆっくりと待つのがうまいわけですよ、うなぎが。」
- 「コップに三分の一くらい注いで、飲んじゃ入れ、飲んじゃ入れして飲むのが、ビールの本当にうまい飲み方なんですよ。」
と、目次を列記しただけでも池波さんのお人柄がよくわかる。 何度も何度も読み返した本。