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白里芋
野菜屋ですごい小さい里芋を発見。 一個が巨峰ぐらいの大きさで、何十個か入って一袋100円だった。 あまりの安さにつられて買ってしまう。
イカと煮たり、ともあえにしようとも考えたが、昆布だしで淡く煮ることにした。
里芋の入った袋を開けようとしたところで気づいた事は、この里芋が白里芋だということだった。 袋にそう書いてある。 白里芋なんていままで聞いたこともないし、ただの小ぶりな里芋が実は白里芋だったということだが、べつにどうだってよい。 どうみても小さいサトイモだ。
皮をむくときになり事の重大さに気づいた。 何十個もの小さいサトイモをチマチマとむいてしまわなければならないのだ。 およそ半数ぐらい皮をむいたところで飽きてしまったのだが投げ出すわけにはいかない。 こうなりゃもう意地だ。
むき終えたサトイモはさらに小さくなった。 柔らかく煮て大皿に盛り、食卓へのせておいた。 小さいからつまみやすいせいもあり、みるみるうちに少なくなってゆく。 たぶん2、3日は食べることができる分量だと考えていたのに、その日のうちに全部なくなってしまった。
小さいと子供ウケもよい。
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