BARIGO(バリゴ) Barigo No.49 BLACK PEAK

長く使っていたスント「ベクター」のベルトが劣化し、切れたことをキッカケに新しいデジタル時計の購入を検討した。
ベルトが切れただけならば、そのベルトを交換すればよいだけの話だが、実は一度交換している。 そのベルトも2年ほどでダメになった。
さらにベクターの場合、使用電池「CR2430」がなかなか売ってないことも面倒くさい。 電池が切れるたびに、わざわざネットで購入している。
ということで、新しいデジタル時計を購入しようと考えたわけだ。
第一候補としてカシオのPROTREKが思い浮かぶが、どのモデルを購入しようか目移りしてしまうので保留。
原点に戻り、G-SHOCKの5600シリーズの購入も考えるが購入を踏み切る熱意が湧き上がらない。
さてどうしようか・・・。
と、若干悩んでいたところでアウトドアショップにてBARIGOを見かける。 このメーカーの存在自体はしばらく前から知っているが、購入したことはない。
なかなか面白そうな面構えをしているが、はじめてSUUNTOを見たときのようなインパクトはない。
しかし手ごろな値段だし、ドイツの気圧計機器メーカーというところがなんとなく気になりはじめ、試しに購入してみようという気がおきた。
3種類のモデルが並べられていたが、黒いボディで反転液晶のNo49を選んでみた。 見た目だけで選んだ。
バリゴNo49の使用感
早速腕に装着してみたが、見た目よりも意外と大きく感じた。 測ってみるとベルトを除いたタテヨコがおよそ45mm。 タテヨコ50mmオーバーのスントベクターよりは一回り小さい。
反転液晶は別に見にくいものでもない。 機能的には温度計、高度計、気圧計、アラーム、タイマー、ストップウォッチ、ELバックライト、10m防水等。
日常的に使用する機能はジョギングする際のストップウォッチぐらいだが、たまに高度計なんか見ると楽しくもある。
使用電池はCR2032。 スントベクターと同じようにコインで裏蓋を開ける。
バリゴ、使い倒してみようではないか。
ただひとつ気に食わないのが、ストップウオッチを使う際、手首を反らせるとストップボタンに手の甲が干渉し、いつの間にか止まってしまう事である。 意に反し「ピッ」と音がして止まるのは非常に腹立たしい。 これはNO49の形状に由来するもので、ボディ側面のカーブがゆるく、モロ、ボタンが突起しているためであろう。(右手に装着するとこの問題は解消されると思われるが、右利きであり、いつも時計は左手にはめるのだ。)
ボタンの近くにそれを防止するためだろうか、小さなメタルの突起があるが、まったく役立っていないようである。
さらにストップウォッチのリセットがボタンの長押しという点もいただけない。
だがひとつ、精悍な黒ボディに免じて使ってみよう。
ROLEX SUBMARINERのオーバーホールメモ:これから「オバホ」したいあなたへの体験記

このページは、ロレックスのサブマリーナをオーバーホールした時の体験記です。 これからSUBMARINERをオーバーホールしようと考えている方への参考になれば幸いです。
サブマリーナは突然動く事を止めた
起床して、腕に着けてもいつもみたいに秒針がジリジリ動かない……毎日使うのでゼンマイの巻上げ不足は考えられない。 もしかすると、壊れたのかも。
ロレックスは3、4年に一回オーバーホールをせねばならない
随分前に「ロレックスは3、4年に一回、オーバーホールをしなければならない」という話を聞いたことを思い出し、そういえば購入してからほぼ10年間、何の手入れもしていなかった事に気づいた。
3年に一回のところを、10年もほったらかしにしておいたのだから、もしかすると修復不可能なのかもしれん(白目)と不安もよぎるがともかく、時計屋に持っていってみようではないか。
長崎市内のわりと知られた時計屋さんに持ち込んだ。 この店で購入したわけではないのだが、まあ、この時計が修理可能なのかどうかは判明するであろうという考え。 「あのー、時計動かなくなったんでチョット診てもらいたいんですけど」
と、スタッフに聞いてみると開口一番「あー、これはウチで購入したものでしょうか? それとも正規代理店で買われましたか? 保証書はありますか? 並行輸入品の場合当店では修理の受付はできません」と矢次早に回答される。 並行輸入品については何べんも繰り返し語るのでおそらく私が持ち込んだサブマリーナを並行輸入品とふんでいるらしい。
んな事あるかい。
この店で買ったワケでないが正規代理店で購入し、保証書もあり並行輸入品ではない、ていうか「検討し直してまた出直します」と伝えて店を出た。 なんかこの店にはお願いしたくないような気がしたのだ。
ROLEXの事は日本ロレックスに聞くのが一番
自宅に帰りネット中を巡り、修理してくれそうなところを探していたら、日本ロレックスの電話番号が出てきた、でかした! さらに全国北から南まで営業所が点在している。 ロレックスのことはROLEXに聞いたほうが早いでしょうし、近場の福岡営業所にでも電話してみるかと。
あれこれ症状を伝えると、時計そのものを見てみないとわからないという回答。 こちら長崎なので持ち込めないと伝えると、「送ってください」とのこと。 言われたとおり保証書を添えて、福岡営業所宛に送った。
2、3日して「修理できますよ」と連絡を受ける。 見積書を送付するので内容を確認してからオーバーホールするかしないかを決定してくださいとの事だった。 とりあえずよかった。
見積書が到着。 診断の結果、オーバーホールが必要であり、ケース、レンズに傷があるので研磨したほうがよい、代金しめて47,932円ナリ。 ということらしい。 電話でオーバーホールしてくださいと伝える。 納期は1ヶ月チョットの予定。 完了したら郵パック代引きで送ってくれるそうだ。
オーバーホールに出していることすら忘れかけていた頃、サブマリーナは帰ってきた。
包みを破り開けると、中からは青い発泡スチロールの箱が出てきた。 開けてみると時計に衝撃が加わらないように丁寧に梱包されていることがわかる。 中から新品と言っても過言ではないほど美しく磨き上げられたサブマリーナを取り出した。 しっかり動いてくれている。
なんかすごい嬉しくて、あらゆる角度から眺め回していると、裏蓋に赤い線が引いてあることに気づいた。 オイは引いた覚えはないので、オーバーホールの際につけられたものであることに間違いない。 オーバーホール済という証なのであろうか?
国際サービス保証書が同封されており「この時計には完全なオーバーホールがなされました……」と書かれてある。 今後よりいっそう、大切にしようと誓った。
オーバーホールの手順まとめ
- 日本ロレックスの近くの営業所に連絡し、オーバーホールしたいロレックスを保証書を添えて送る。
- 精査の結果、出来不出来の連絡が来る。
- 送られてきた見積書を見て、オーバーホールするかしないかを決める。
- 診断結果はオーバーホールが必要で、ケース、レンズに傷があるので研磨したほうがよいというもの。
- 代金は47,932円。
- 納期は1ヶ月チョット。
- 完了したら郵パック代引きで返送されてくる。
- 裏蓋には赤い線が引いてあり(とれる)、国際サービス保証書が同封されている。