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2006/11/22 酒肴

クジラ、ミンクかナガスか?

鯨のウネス

世の中には人を虜にする珍味がごまんとある。

昔々、鮭皮大名なる人物がいたそうだが、その大名曰く、「鮭の皮は薄くて少ない。 もっと鮭の皮を食いたい。 鮭の皮ならば丼で何杯でも食えるぞワシは。 フォッフォッフォ。」

というほど鮭の皮が好きだったのだそうな。

似たような話はほかにも沢山ありそうではあるが、とにかくある食べ物がすごく美味しくて、好きなので、もっと沢山食いたいという願望の結果、このような大げさな話になってくるわけだ。

オイの周囲にも、こんな人がいる。

鯨のサエズリ

オレはね、さんまのハラワタだったらね、丼3杯は食えるね。 もうね、サンマ本体はさておきワタを愛しているわけよ。 なんとかしてさ、サンマのハラワタを、フォアグラみたいに肥大させることはできないものかね。 丼3杯は食えるぞしかし。

なんて熱く語る。

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2006/11/20

チキンラーメンのすゝめ:チキラーはこう作ると美味しい

tikira

たまごポケットの事はあまりアテにしていない。

チキンラーメンを作る際、生卵を割り落とすのは常識だ。 どんぶりにその乾燥したチキンラーメンを入れ、たまごポケットと呼ぶにはいささか浅すぎるくぼみに、新鮮な卵を静かに割り落とす。

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2006/11/19 おかず

風に吹かれて豆腐屋ジョニー

otjon

この豆腐、我が家では好みがはっきりとわかれる。

ヨメが言うには舌触りが滑らかすぎて、大豆の味はするんだけど あまり好みではないとのこと。

オイはその滑らかさとクリーミーさが好みで、酒にも合うし、満足。 絹ごしをさらに絹ごししたような、というか、もはや豆腐ではなく少々固めた豆乳のような食感がよいわけだ。 パックごと左手に持ち、口にジョニーを流し込みなが右手の酒をあおる。 これがけっこうイケルわけである。

ただ、風に吹かれて豆腐屋ジョニーには、醤油があまり合わないような気がする。 普通の豆腐のように、醤油をつけて食べたりすると、あまり美味しくないようなきがする。 パックをあけて、なにもつけずにそのまま食べるのが、一番美味しく感じる。 もちろん薬味系のネギやショウガも添付しない。 塩や七味でも食ってみたが、それもイマイチ。

マイベスト豆腐である中島豆腐のときに書いたが、普通大量生産の豆腐では、豆腐の原料である大豆をケチって使うところが多く、1俵の大豆からおよそ1000丁位の豆腐を作るそうであるが、中島豆腐では、おなじ1俵の大豆から450丁程度しか作らないので、あのような濃厚な豆腐が出来上がるのだそうな。

中島豆腐もそのままなにもつけずにスプーンですくって食べるのが美味しいわけだが、要は豆腐をちゃんと作って豆腐自体にしっかりとした味があれば、醤油や薬味なんて不要であるという話になってこないでもない。

そもそも醤油も豆腐もメインとなる原材料は同じ大豆ではないか。 そして豆腐は塩を作る際にできるニガリを混ぜ込むのであって、醤油は塩そのものを原料にするという。 いわば親戚みたいなものである。 豆腐に醤油をかけるということは、大豆と大豆でカブることになる。 チャーハンをおかずに白いご飯を食べるようなものだ。 だからそもそも豆腐というものは、なにもつけずにそのまま豆腐のみで食べることが、本来の姿なのかもしれん。

しかしご存知のように、醤油なしで食ってウマイ豆腐なんていうのは少ない。 先日もとある豆腐屋で、「一番美味しい豆腐はどれですか?」と聞いてから、数種類ある豆腐のなかから選んでもらって、買って帰った。 一丁で300円チョイである。 木綿と絹バージョンがあり、どちらも買ってみた。 食べた。 フツー。

otoko_tofu

その某豆腐専門店の、最上の豆腐の味は、どこにでも売っている、一丁60円ぐらいの豆腐の味と、なんら変わりはなかった。 この原因は、やはり1俵の大豆からおよそ1000丁位作っている大量生産品だからなのか、なんなのかはワカランが、オイはもっとウマイ豆腐を食いたい。 だから今度、「1俵の大豆から200丁ぐらいしか作ることができないという幻の豆腐」なんていう豆腐を作ってくださいどこかの豆腐屋さん。 まあ豆腐の美味しさを決める要素は水やニガリ、職人の腕などその他の要素もあるのだろうけれども。

男前豆腐店株式会社三和豆友食品。 イロイロあるそうだが、オイ的にはただうまい豆腐が食いたい。

2006/11/18 菓子

ひよ子

hiyoko

超科学的なことはあまり信じていない。

しかし個人的に信じていないだけで、そんなことはこの世の中にあり得ないなどとは考えていない。 そりゃ、実際に目の前で不思議な現象に遭遇したならば、間違いなく信じるつもりだというスタンス。

以前、嫌々「前世占い」というものにつれていかれたことがあった。  嫌々ではあったけれども、実際占ってもらう直前は、なんだかワクワクした。 しかし、もう二度と、前世占いはやるまいという固い決意をオイにさせた事件が起こる。

なんと、オイの前世は、「カラーひよこ」だったのだという。

カラーひよこ。 幼少の頃縁日にいくと必ずあったあの「ひよこ釣り屋」さんの赤や青、オレンジに染められたひよこたち。 たしか釣り針で釣り上げられてたっけ・・・。 あれどうやって着色しているのだろうか。 スプレーかな・・・。

とまあ、カラーひよこには、あまり良いイメージを持っていない。 そりゃ、オイ自身もカラーひよこを買って、家で育てようとしたこともあった。 でもその青いカラーひよこちゃんは、家で飼われはじめてわずか3日目で、当時よちよち歩きだったオイの弟に踏み潰されたのであった。

オイの前世は、そんなカラーひよこだったのだという。 ハハハ。 おかしいけれど、こっちはわざわざ出向いて、金払って、前世を占ってもらっているというのに、カラーひよこだぞカラーひよこ。 もうね、ガッカリである。

こんな占い師は信用できねぇ、こりゃウソっぱちだ。 カラーひよこて、オマエ、じゃなにかい、ヒヨコっていうのは、鶏の子なわけで、鶏の子供をヒヨコというわけだ。 百歩ゆずってオイが万が一前世カラーひよこだったとしても、オイの前世は鶏だったとも言えるわけで。 いやまてよ、オイの前世であるカラーひよこ氏は、幼くして生涯を終え、そして現世で、オイというひとりの人間に生まれ変わったということか。 じゃ、オイの弟に踏み潰されたカラーひよこも、人間に生まれ変わっている可能性がある。

ということで、前世占いに行って、「あなたの前世はカラーひよこでした。」といわれた方はおりませんか。 オイとしては、是非、同士がほしいわけである。

ちなみにこの際、オイを前世占いに連れ出した張本人である相方の占い結果は、なんと、「塩っぽい」だった。 塩っぽい。 もはや生物ですらなかったわけである。 前世がカラーひよこだと言われて、ヘコんでいたオイも、相方の「塩っぽい」にはさすがに同情しつつ、しかし前世的に少し優越感を感じながら、ひよこと塩は、占い師を後にしたのである。

とまあ、おみやげでひよこをもらって食べながら、そんな昔の話を思い出したという話。 

ひよ子 – 立体商標の登録認められず

福岡の老舗「ひよ子」が販売しているこのひよ子。 その形を立体商標として登録できるかどうか? という訴訟の判決で、知財高裁は、登録を認めた特許庁の審決を取り消した。 裁判長は「鳥の形と極めて似た菓子が全国に多数あり、和菓子としてありふれたもの」だと述べたという。 以前にも、サントリーの角瓶や、ヤクルトの容器に登録の動きがあったが、特許庁は認めなかったのだとか。(朝日新聞2006/11/30より)

銘菓:ひよ子 http://www.hiyoko.co.jp/index.html

2006/11/17 雑記

買い換えたぞ洗濯機

ヨメと二人で生活していたときよりも洗濯の量、回数が劇的に増えた。 子供が二人いるので洗濯量は今までの2倍、ということではなくそれ以上。 もうハンパではない量の洗濯物が毎日毎日うず高く洗濯カゴに積まれていくわけだ。 雨が続いたりするともう最悪。 その現場を前に立つと、なんだか生活観が充満しているというか、なんかこう、ちょっとサミシイわけである。

と、いうわけで、現状を打破すべく、一大決心をし、洗濯機をあたらしくしてみることにした。 今使っているのは一度に洗える容量が6kgだ。 これをなんと9kgまで洗えるものに変更! よし。 これで片付かない洗濯物の山ともおさらばだ。

実際。 前よりも一度に沢山洗えるんだけど、前よりも洗濯物の量が増えてきているという事実に最近気付いた。 とくにムスコの汚れものが増加している。 この問題を解決するにはもう一台追加する しかないか。

そうそう洗濯機。 いっぺんに9kg洗えるのはわかったんだけど、どんだけ入れたらその9kg入ったのかがワカラン。 なので、電子ばかりみたいに、只今の重量を表示してほしいんだよね。 そうしないと「詰め込みすぎっ!! オマエは。」 と、ヨメに怒られるんだよな。

寿司型飴

susiame

寿司の形をした飴である。 サーモンに玉子、それとこれは牛刺し?

SushiDisk(すし型USBメモリ)を見たときはその精巧な作りにビックリとしたわけではあるが、それもそのはずである。

すし部分の成型には、東京かっぱ橋道具街を代表する食品サンプル 製造・販売業の佐藤サンプル様にご協力頂きました。生産は一個一個手作りで行われ、すしを忠実に 再現いたしました。

http://item.rakuten.co.jp/sastore/sushidisk-1/引用:ソリッドアライアンス楽天市場店

とまあ相当気合入れて作られている「SushiDisk」に対して、この寿司飴はそこまでディテールにこだわってはいない。 がしかし、ちょっとカワイイ。 ウチの子らは、本物の寿司に目が無いわけであるが、この寿司飴もおいしそうになめていた。 全部食べてしまったあと、「イクラはないの?」なんて注文をつけてた。

職人たちの忘れ物

職人にとって、道具とは命か。

先日の台風の影響でテレビのアンテナが折れた。 グシャリである。 アンテナとしては電波をハンパに受信しなければならない状況なので、 具合の悪い映像しか流せないわけだ。 もはやアンテナを新品に交換するしかない。

電気屋さんが新しいアンテナを持ってやってきた。 てきぱきと作業をこなし 、新品のアンテナに交換完了。 むしろ、前よりも鮮明な映像がテレビから流れるようにになり満足満足。 電気屋さんはお茶を飲んで帰ったわけだが、ドライバー、ニッパー、カッター、メジャーと、アンテナ取替え工事に使用した道具一式を忘れて帰った。

先日の台風の影響で、屋根がはげた。 これじゃ、雨漏り必至である。 よし、屋根を張り替えようではないか。

大工さんが家にやってきて、てきぱきと作業を終えて帰っていったわけだが、ノコギリを忘れて帰った。

どちらも大事な部品なんか付け忘れてはいないか、すこし心配である。

2006/11/12 雑記

ポカポカすぎ

しっかし天気イイなー。

ここんとこずっと天気悪かったしな、洗濯モノもたまっているし、 いっちょう、山積みされた洗濯物を全部洗ってみるか。

しっかし天気いいなー。 朝晩はホント寒くなったけど、日が昇ると こんなにポカポカ陽気なんてさ、ずるいぞ、太陽。 しかし洗濯物たまりすぎ。 でもそりゃそうだ。 ここ2、3日、洗濯物を干してると雨に降られてまた 洗濯のしなおしやし・・・。 なんて日が続いたからね。 ちょっとベランダに 干せそうな量でもないけれど、えーい、無理やり干してしまえ!なーに乾けば イイんだよ洗濯物というものは。

さあ、洗濯物も干したし。 天気もいいし。 気分もイイのでちょっとサイクリングにでも行ってみようか、ハハハッ。 おぉーポカポカだし、心地よいそよ風もふいているし、外で遊ぶには絶好の日和だなー。

やっぱ体使うとサッパリとするね。 11月だというのに汗びっしょりだよ。 着替えねば風引くし。 いやその前にフロ沸かして入ろう。 たまにはイイじゃないか、昼間っから風呂に入るというのも。 お、そういや洗濯物メチャ干してたんだっけな。 どりどり。 乾いたかな。 オ、全部乾いているじゃないの。 早っ。 くーまた気持ちよくパリパリに乾いちゃってまた。 じゃ、全部とりこんでみようかな。

だーれだ、電気カーペットの電源をつけっぱなしで外出したヤツは。 こいつは電気食いなんだぞまったくもう。 いやまてよ。 やけに気持ちがいい温かさでないの。 ちょうどイイ温度調節でないか。 ちょっと横になってみようか。

おー、ぬくい。 天気はいいし風は気持ちがいいし、洗濯物は乾いたし。 あ、いいこと思いついたぞ。 乾いた洗濯物の山を電気カーペットの上にぶちまけて、そのなかにうずくまってみたらどうだろう。 心地よいのではないか。 よーしやってみよう。

ほー、ほー、たぶん、巣の中のヒナってのは、いつもこんなかんじでウトウトしているはずだ。 ちょっと気持ちよすぎて、おもわず寝てしまいそうだぞ。

・・・・・・ぐーぐー。

2006/11/11

KFC | オリジナルチキン

kfc

つわり期間中は、食べ物の好みが変わるようだ。

変わるというか、固執するというか。 現在つわりと格闘中のヨメは、パスタとフライドポテトに異常な執着がある。 もうね、毎日食っている。 なので、オイもそれを毎日食うハメになる。 その状態が、1ヶ月半は続いている。 もはや、ウンザリだ。

最近、そんな「つわり食」の仲間が増えた。 そう、ケンタッキーフライドチキンのオリジナルチキンである。 オリジナルチキンとは、国内産ハーブ鶏を使用し、専用の圧力釜で調理をした、カーネルサンダース氏ご自慢のケンタッキー伝統の味で誰でも食ったことがあろう要は骨付き鶏の唐揚げである。

オイはこのチキンのことは、キライではないが、若干食傷気味である。 うちのババ(オイ息子のばーちゃん、すなわちオイの母親)は、事あるたびに、このオリジナルチキンがどっさりと入ったバケツ状のアレをかかえてやってくる。 一度息子がそれを喜んでモシャモシャ食べたことに端を発する。

息子もオリジナルチキンを好きではあるが、バケツ一杯食えるわけなかろうに、そのバケツを2個も3個もかかえてくるものだから、昼食べて、夜つまんで、朝も食べて、昼も・・・。 というふうに食い尽くさねばならない。 出来たてだとご近所にもおすそ分けができるのではあるが。

そしてこのオリジナルチキンがどっさりと入ったバケツは、年末にもよく登場する。 身内でクリスマス会なんてやろうものならば、必ず誰かひとりは、コレをかかえてやってくるわけである。 そのバケツに一体何個のオリジナルチキンが入っているのかはよくワカランが、とにかくそのうずたかく盛られたオリジナルチキンを見ると、若干引いてしまうというわけだ。

そんなケンタッキーフライドチキンが、現在「選べるお得な1000円セット」なるのもを期間限定で販売している。 その中に、ポテトパックという、ポテトとチキンがセットになった商品があるわけであるが、これに反応したのが、ヨメ。

フライドポテトにハマっているものだから、ポテトという文字を見ると、つい買ってしまっているわけ。 もはや病的である。 最近長崎は天気が悪く、魚屋を覗いてもロクなもん置いていない。 酒の肴がない。 しょうがない、ビールのつまみにオリジナルチキンを一個食ってみるか、としているところ、息子がスタスタとやってきて、「に、肉!」と言い、オイが手に持つオリジナルチキンをブン取り、去っていった。

2006/11/10 おかず

ちょっと高すぎる自家製醤油

syouyu

突然携帯が鳴る。

  • T美:「あーもしもし元気ー?」
  • オイ: 「うん。元気。」
  • T美:「早速だけどあのね、すっごくイイ醤油が手に入ったのよ。」
  • オイ: 「ほー。」
  • T美:「醤油って好きでしょ?」
  • オイ: 「うーんまあ好きっちゅうか必須っすよね。」
  • T美:「欲しい?」
  • オイ: 「うん。 一応気になるからひとつちょうだいよ。」
  • T美:「おっけーじゃあ1本取っとくね。 500mlで1338円になります。」

くれるんじゃなかったのかよ。 しかも1338円て。 高っ。 いつもオイが使っている醤油は長崎のメーカーであるチョーコー醤油で、1L入りでも大体5、600円ぐらいである。

そして待ち合わせ先の居酒屋さんで、その高い醤油と初対面となる。 オイ:「アレッ。 これってチョーコー醤油の瓶じゃないの?」 T美「あ、そうそう。 瓶だけはチョーコー醤油の。 中身は別なのよ。」という。

なんでもこの醤油は、とある一個人が個人的に趣味で作っているものらしい。 さすがに瓶までは自作できないので、チョーコー醤油の空き瓶に入れているというわけ。 ふーん。 外見はべつにどうだってイイけど。 なにせ1338円だからさ、味が気になるわけ。 早速使ってみようということで、居酒屋の大将にアラカブの刺身と、あたらしい小皿をお願いした。

結果、微妙。 微妙である。 なんかね、「さしみしょうゆ」とか「味しょうゆ」とかそういうたぐいの若干甘めに手を加えてある製品に、さらにカツオブシと、みりんと、酒を加えるとおそらくこのような味になる。 結論として、「こんなカツオブシ臭くて甘ったるい醤油では刺身は食えぬ。」

この醤油の話を持ってきた本人は、ケッコウイケルとか言ってやがる。 醤油や味噌の好みって地域差がはげしいわけだけど、これはちょっとオイには高い買い物についた。 っていうか、そもそも買う気はなかったわけで。 ダマされてるのかオイ。

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