息子ナビ
グーグルマップスのストリートビューはすごい。
それはさておき、息子(5歳)の道案内を記しておく。
ある日「樹液がよく出る木」を教えてくれるという話になった。 樹液が出るということは、それに集まる昆虫がいるということで、子供らにとっては恰好の猟場であり、大事な秘密の場所でもある。 それを教えてくれるということは、オイも仲間とみなされていると解釈しても間違いなかろう。 少しうれしい。
息子:「あそこに木があるやん? あそこをこう曲がったらデッカイ蜂の巣のあるとさ。 そこをね、こっちにまがってずーっと40メートルか160メートル行ったら、デカい石が4個あるやん? その、石の所から40メートルいったら、デッカイクスノキのあるとさ。 わかった?」
オイ:「えぇっ!もう説明終わり!?」
そもそも「あそこの木」というのがどれだかわからんし、「こう」といわれてもどっちに曲がればよいのかもわからん。 蜂の巣はなんとか見つけることができそうな気がするが、40メートルと160メートルといえばエライ違うぞ。 さらにデカい石の具体的な大きさを体で表現してもらうと、大体12、3センチといったところだろうか。
そのくらいの石はあたりにゴロゴロしているし、木は乱立している。 最近やらたと言葉の語尾に「やん」をつけるのは、保育園に出入りしているナントカというおじさんのマネだと本人は言う。 最近よく使う数字は何故か40と160だ。
そもそも、もしかして、息子がいう樹液ダラダラの木ってのは、オイが苦心して蚊に刺されながらも見つけたクヌギの事じゃなかろうか? その木のことは、オイと息子2人だけの秘密にしたはずだ・・・・・・。
あっさり裏切りやがった。