最後の運動会
先日次女の運動会に行ってきた。
この感染症で本来五月開催するものが延期となっており、かえってそれが好都合でスケジュール的に向かう事ができる運びとなった。
ちなみに昨年は十月まで延期となっていたので随分早い開催となった本年である。
もう六年生だから最後の運動会。
なんとか開催できてはいるものの、種目は大幅に削られ短縮され、午前中のみの大会だ。 お楽しみのひとつ、お弁当も、ない。
この境遇を不憫に思っている親も多かったが、少なからず私もそうであったのだが、いざ始まってみると、子供たちは何事もないかのよう元気一杯競技を楽しんでいた。 一度にこれほど多くの笑顔を見たのはいつぶりだろうか。
カメラを構えながら、心が洗われる気がした。
我が子が成長したのは当然よく分かっているが、一年生の頃からの友達も、随分大きくなっていてつい唖然としてしまうほど。
いつもながら、子供の成長は早い。
これで四人の子供全員の運動会を見終えたのだと思えばウソみたいに短く早い「小学生」という時間だった。 中学生に上がればもう、親が見に行く行為自体がはばかられる空気感もあるし。
久しぶりに外で写真を沢山撮ったので肩が凝った。 午前中だけとはいえ紫外線に長時間さらされるのもかなり久しぶりなので家に戻った時にはドッと疲れていた。
娘は元気に帰ってき、妻とランチに出かけて行った。
私はしばし、仮眠をとろうかとも思ったが、久しぶりに野外で活用できたのがどこか嬉しくて、バケツを抱えてアラカブ釣りに出かけた。