FF15のおもひで
発売直後から誠に残念な意見が散見されたFF15。
国産ゲームの衰退を肌身に感じ始めて早数年。 自分には縁のないゲームだと思っていたら、先日本を買いに行ったらそこで、まるで駄菓子みたいな値段で売られていた本作をつい手に取ってみたのだった。
プレイ開始間もなくキャラクター達の言動、外見に違和感が。 いきなりこの曲鳴らしながら車押す、って一体このゲームの製作陣は何を目指したのかと疑問符が浮かぶ。
が!
割と面白いんでやんの。 バトルも〇ボタン押しっぱなしって何だよ、と思いつつも、意外と楽しめる事に気づき始めた。 戦略性が無いわけでもない。
かなり容量のあるアップデートファイルを導入したので、その辺であちこち改善されているのではと期待。
ところが!
あるチャプターから急に話が飛んで防護服を着て唐突にモンスター退治する事になり「あれ?」と思いきや、以降エンディングまで怒涛のやっつけ仕事を見せつけられたのだ。
まるで画に描いたような一本道。 列車内やその上を進むのでまさに文字通りの一本道。 この急変はどこかで見たような、と思えばかのMGS5の2章突入後の没落っぷりとよく似ている。
日本のゲームメーカーは一本の作品すらろくに完成させる事ができなくなってしまったのか……。
13章の異常さ。 最後まで気味の悪さを見せつけたあのおじさんがラスボスだなんてシリーズ以来最高の投げやり感。
一応ロード時間にイライラしながらも最後まで、もしかすると最後に何か良い思いをする事ができるのかも、というかすかな期待を胸にエンディングを迎えたが、
最後まで、主人公の言動にいたるまで、誠に残念だとしか言い表しようのない噂通りの〇ゲーだという事を理解してPS4ノデンゲンヲオトシタノダッタ。