長崎市内の大雨
今回長崎を襲った大雨について市内での様子を備忘録として。
熊本県の大雨報道を見て心が痛んだ矢先、雨は長崎にも襲いかかった。 梅雨時期に限らず、大雨が降る事はそう珍しい事ではない長崎も、今回の線状降水帯による長時間の大雨には驚いた。
私が子供の頃、長崎大水害という恐ろしい雨が降ったが、記憶ではあの雨でさえこれほどの量が長時間にわたって降りやしなかったと考えた。
子供達はもちろん休校となり、ネットで家族そろって雨雲レーダーを凝視する時間が続いた。
幸い大事になるような災害はこれを書いている今も起きてはいないが、日をまたいで大雨がこれだけ続くと相当地盤も緩んでいるハズだからしばらく注意が必要だ。
朝ジョギングしていると、数か所の小規模な土砂崩れを見かけたが、車が呑みこまれてしまうようなものではない。
今回に限らず問題が。
その、私が走るコース上の側溝にはまっている重たいコンクリートのフタを、何者かがこのように大雨が降ると、きまって何列も開いて溝を露わにしているのだ。
洪水により側溝が詰まる事を防止するための処置だとは思うが、それならば開けた者の責任として、コーンぐらい立てておくのが常識だろう。 ところがその人物は開けるだけ開けといて、石蓋も溝もそのままにしているものだから、
そこを通る人がうっかり落ちてしまったり蓋につまづきかねないし、何しろここは通学路である。
しかも。
誰だか知らないが、この人は一度開けたら閉める事を知らない。 かなり重たい蓋なので、ヒト一人でできるような業でもないかとも思うが、もしかするとそのテの職業に就いている者なのかもしれないが、とにかくやりっぱなしである。
なので業を煮やした私がひとりで苦心して閉じる事になるのだが、もちろん今回も開いておりちょっと頭に来たので市役所に本件を伝えると、
「部署が違うのでこちらに問い合わせてください」
という昨今機械でももう少しマシな対応をするであろう昭和から続く給料泥棒的職務的馬鹿らしさの返答しかしてこないのだった。
私にそう連絡をよこしてくるのと同じ労力で、あなたがその部署にこの市民が危険にさらされるであろう行為を伝える事に何の労力も必要ないではないか、これだから役所は。
さておき、大雨が去ったらまた私が作業するしかないという事である。