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2018/02/10 雑記

石倉さん

人の「」の事を書いたら自分の歯こそが気になりはじめて久々検診に行ってきた。

そもそも歯医者が好きでなく、いつも通っているココは人に言わせりゃいわゆる「ヤブ」の部類に入るのだという話をチラホラ耳にするも、元々嫌いなのだもの、あそこが名医でこちらがそうでないなど、アンコの大嫌いな人間に対して「あの店のお汁粉のほうが美味しいよ」と言ってるようなもんである。

嫌なものに良いも悪いもあるかい、と。

さて、半年ぶりになろうか。 またあの女性がやってくれるようだ。 「あの女性」とは、二三年前からこの歯科にいる人で、この方以前の担当医は、歯の検診をするだけでも荒々しく、歯茎をグリグリガリガリやるものだからおちおち口も空けていられず閉口していた情熱派で「痛かったら左手を挙げて合図してください」と言うからそうしたら、「じゃあ麻酔しますか?」と、ソフトタッチに切り替えるでもなく一心に自分のイメージしている仕事はやり通す、というタイプの人だったので、たぶんこの人のおかげで以前よりも三割増しで歯医者を嫌いにさせてくれた人物である。

今の人は前の人よりも五割増しの柔らかさだ。

しかしその優しさこそが、周囲から低評価を受ける理由となっている事も明らかだ。 皆口々に「ちゃんとやってくれない」と言っている。

つまり歯の掃除をするにしても、力強さの不足によりやり残しが発生してしまっているのだ。 だから「あそこに行ってもキレイにならない」と遠慮される結果となってしまっているのだ。

でも私にとってはそこが良い。

グリグリやられるのがストレスだから、この程度が丁度心地よい。 しかも個人的感想としては、キチンとキレイにしてもらえている…だって光っているではないか。 だからこの場所から、離れられなくなっているのだ。

今回もあっけなく終わった。 久しぶりだからか、いつもよりもグンと処置の時間が短かったような気がしないでもない。 「もしかして手抜きなの?」と一瞬頭をかすめたものの、この人に限ってそんな事はないハズだ。 見たまえこの、コアラみたいにつぶらで物怖じしないまなざしを。

きっと何らかの効率的な掃除法を編み出してしまったのだろうきっと……。

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