FlipBeltのコピー商品を一年間愛用したランナーが本家に乗り換えてすぐ悟ったたったひとつの大切な事
「ランニングの友」として名高いFlipBeltの存在を知ったのは、NHK朝の情報番組でした。
日々ランニングを日課としている者にとってこれは必須だと確信したのです。 すぐさまアマゾンを覗いて入手しましたよ、オススメに上がってきたFlipBeltのコピー商品を。 だって本家よりもずいぶん安かったんですもの。
「ランニング中の所持品をハラマキ(FlipBelt)の中へ収納する」
これぞフリップベルトの機能を全て表す言葉です。 ポケットに入れておくよりピタリと体にフィットして、快適にスポーツする事できるんです、たとえコピー商品でもですよ。
そんな快適なフリベル生活に陰りが見えたのは、iPhone8 Plusに乗り換えてからでした。
FlipBeltにiPhoneを忍ばせて、音楽を聞きながら快適に走るのを常としているんです。 ところがかの8Plusはデカいスマホですからね、フリベルに入んないんですよいくらねじこもうとしても…。
ここではじめて代替品の検討をはじめたのでした。
アマゾンで色々物色してみましたが、やはりFlipBeltの「革新的なハラマキというアイデア」を超える商品は見当たりませんでした。
そこで本家、FlipBeltのスペックを調べたのでした。 ちなみにこれまでコピー品と呼んでいたのはATiC ウエストバッグ というハラマキで、見た目はまんまFlipBelt です。
ATiC の縦寸法と FlipBelt のそれが同じだった場合、8Plus問題は解決しない事になります。
そこでネットを巡ってみたところ、どうやらサイズ感まで本家とコピーは同じ模様…どうしてデカスマホを選んだのだろう俺…と、今度は8Plusのサイズに対して非難の矛先を向けてしまう有様となりまして。
さて。
思案していても事は進みません。 そこで一か八か、FlipBeltの購入に踏み切ったのでした。 これでダメなら、iPod生活に戻れば良いだけの話です。
FlipBeltの使用感
待ち焦がれたFlipBeltが手元に届きました。 まずはおもむろにATiC ウエストバッグとサイズを比較してみます。
上がATiC、下がFlipBeltです。 いずれもサイズはMでして、どうやらほんとに同じ寸法みたいですね…微妙にFlipBeltのほうが縦幅があるように見えるところが光明です。
素材は両者、ずいぶん異なります。 ATiCが80sのアディダスジャージみたいに光沢があって重量感があるのに対し、FlipBeltは目の細かいニットのような、光沢がなく軽さがあります。
装着してみて感じたのは、そのフィット感の良さ。 締めつけすぎず、緩すぎず。 こうしてみると、ATiCは単にウエストとサイズが合っていたというだけで、フィット感はありませんでしたね。
ゴムひも付きのフックは本家のほうが倍ほど長いひもです。 これはカギを収納する際重宝する機能でして、万一の落下紛失を防止する大役を担います。 ATiCのひもは短いので、ハラマキからカギを取り出してカギ穴へ差し込もうとしても、ゴムの長さが足りずに穴まで到達できず、フックからはずさねばなりませんでした。
対してFlipBeltのほうは、長さが十分なので難なくカギ穴まで届いて開錠できてストレスを感じません(鍵穴の位置や身長にもよるでしょうけど)。
FlipBeltにiPhone8Plusは収納できるのか?
ぶっちゃけフックなんてどうでも良いんです。 要は、デカスマホが収納できるのか否かこそが最重要課題なのです。
私の8Plusには手帳型のスマホケースを装着していますので、とりわけデカいスマホとなっている事を前置きしておきます。 では、FlipBeltへ8Plusを挿入!
すんなり入りすぎ…
問題です
ATiCとサイズはほどんど変わらないのに、なんの苦も無くFlipBeltには8Plusを収納できました、何故でしょう?
答えはズバリ、
よく伸びるから
です。
FlipBeltの公式サイトに、サイズ選びで迷ってしまったら、ワンサイズ下をチョイスする事をオススメします。
との文面がありましたけど、まさにその意味がわかりました。 FlipBelt最大の特徴は、
たぐいまれな伸縮性
にあるのです。
身に着けた時、スマホを収納した時ついイメージしてしまったのが、かのサイヤ人の戦闘ジャケットでした。 どんな体格にもピタリとフィットするみたいな(笑)。
気がつけば私はATiCを手に取り引き伸ばそうとしていました。 その結果は、ほとんど伸びませんでした。 ジャージーな素材なのでなんとなく伸びるのだろうと意識していましたが、伸びないのです。
FlipBeltを見につけ、いざランニングをしてみたら、しっかり固定されていてまったくブレません。 一方ATiCでは、一歩進む度にユッサユッサ揺れておりましたねこうして対比してみると。
まとめ
やはりマネされるにはワケがあります又、いくらマネてもマネはマネという事でしょう、本物には、本物にしかない良さがあります。
仮に8Plusに乗り換えなかったら、FlipBeltにも乗り換えずに何年も、その素晴らしさを知らずに走っていた事でしょう。
ということは、この話で一番エライのは8Plusだったというワケです(謎)。
ぜひ、手に取りそのビヨーンを体感してみてください。
※アマゾンでFlipBeltのページへ行くと「このモデルより新しい商品があります」とリンクが表示されますが、それはジッパー付のもので本稿とは別タイプです。 個人的にはジッパーなんてまったく必要ありませんきっちりホールドされますから。