次男昨今
念願の一年生になった次男は、兄にべったりついて遊ぶ。 同級生と遊ぶよりもドキドキして楽しいという(同感同感)。 「今日はね、みんなで自転車に乗って探検してきたよ、怖いけど楽しかったー!」と笑う顔についている黒い筋は、自転車のはずれたチェーンを戻す際手についた油が頬についたもの。
毎日宿題に追われており、家内が横についていないと心が折れそうになることがある。 しかし、賢くなるパズルを与えたところ、問題が解けるまで何十分も考え込んでいたりもする。 解らないまま終わるのがイヤらしい。
ランドセルも、机も椅子も照明も、持ち物は全部本人に選ばせた。 毎日着る服や下着にもイチイチ注文をつけてくる次男に家内は手を焼いているが、父としては次男のそういう所が好きなのだった。
近々ついにペーロンデビューする。 よちよち歩きで手をつなぎ散歩していた日々は、いつのまにか遠い日の思い出になっている。 プラモデルでも簡単なものならば、ひとりで説明書を見ながら組んでしまうのだ。
兄姉の存在は大きい。 遊びに行けばついてこようとする弟に、兄としては「かったるくてやってられない」というのが本音だろうが、よく面倒をみてくれている。 姉は登校の際世話をしてくれているが、まったく言う事を聞かない日があるそうだ。 そうこちらに苦情が来るわけだけども、とても弟思いの姉なのだった。
昼寝している顔を見て、しみじみ大きくなったなあと感じる今日この頃。